フランスでは、マクロン大統領の緊縮政策・燃料増税に反対して、25万人規模のデモが起きています。そして、マクロン大統領の支持率は、ついに25%まで低下。その間、マクロン大統領は? 行事がらみとは言え、ドイツのメルケル首相と、ベルリンで会っていたのです。(『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』児島康孝)
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マクロン・メルケルが何やら策謀中?国民の不満は高まるばかり…
マクロン大統領の支持率、ついに25%に
Ifop(フランスの世論調査機関)と、JDD紙(ジャーナル・ドウ・ディマンシュ)が行った世論調査によりますと、マクロン大統領の支持率はついに25%になったとのこと。「支持しない」が73%となっています(※11月9日から11月17日調査)。
フランスでは、国民生活を窮乏化させるマクロン大統領のニセ「改革」に、国民の不満が高まっています。
11月17日に「燃料増税」に反対する大規模なデモがあり、EURO NEWSは25万人が参加したと伝えています。
今回のデモでは、多くの参加者が黄色いベストを着用し、マクロン政権のグローバル企業を優先し、国民生活を切り捨てる政策に、反対の声を上げました。
野党が支持率トップに
またIfopでは、2019年の欧州議会選挙に向けて、政党の支持率も調査しています。
11月9日から11月12日に実施された最新の世論調査では、マリーヌ・ルペン氏が率いるRN(国民連合)が、支持率22%でトップに立っています。
マクロン大統領のLREM(共和国前進)系は19%となり、政党の支持率でも劣勢になっています。
マクロン大統領はベルリンへ
国民の支持が低下しているマクロン大統領ですが、何をしていたのでしょうか?
APによりますと、マクロン大統領は、日曜日(18日)にベルリンでメルケル首相と会談。これは行事がらみではありますが、デモが起きていて、支持率が低下している最中、すぐさまドイツのベルリンへ。
最近のマクロン・メルケル両氏は、考えがよく合うようで、お互いに持ち上げています。
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