ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

福島県須賀川市【特撮旅行記】 ~円谷英二生誕の地で「須賀川特撮アーカイブセンター」「須賀川市役所」「松明通り」「円谷英二ミュージアム」を巡る

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とっても久しぶりのブログ更新になってしまい恐縮です。歳と共に業務量がソルジャーレギオンを上回る速度で繁殖していき、それに追われておりました……。この12月は精神の棚卸も兼ねていくつかブログ書きたいですね。

 

そんなこんな言い訳を(脳内で)並べていたところ、友人から「ブログクリーンアップ」というアドベントカレンダーのお誘いを受けまして。溜まってしまったブログの下書きに日の目を見せてやろうぜ!という趣旨ですね。いい機会だと思い立ち、本日(2024年12月3日)に3日目担当として立候補した次第です。まだ枠がたっぷり空いているようなので、ご興味ある方は是非に。

 

adventar.org

 

そんなこんなで2024年。仕事で福島県の郡山市に赴く機会がありまして。福島に行くならそりゃあもう須賀川を巡らないと “嘘” だろうと、時間をしっかり確保して臨んだ訳です。福島県須賀川市といえば、そう、かの円谷英二生誕の地。『ゴジラ』『ウルトラマン』を語る上で欠かすことのできない偉人。

 

m-78.jp

 

つまるところ、特撮オタクであれば一度は訪れたい「特撮の聖地」なんですね。いやぁ、やっと訪れることができました。大満足ッ!

 

せっかくなので、そのレポを兼ねて記録を残しておきます。いつか須賀川に行ってみたいぜ、という同志の参考になれば幸いです。

 

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辿り着いた郡山駅。やまびこに揺られて到着です。結構大きな駅で周囲も賑わっていましたが、地元ニュースをYouTubeで見てみるとこの駅前&繁華街はどうにも治安の具合が悪いらしく、訪れた当時は警官200人による大規模パトロールが行われたとか。ほげぇ……。(余談ですが、出張や旅行で遠方に行く際にその土地のローカルニュースを観るのが好きでよくやります。)

 

youtu.be

 

そんな郡山駅。ちょっとした売店にもウルトラマンや怪獣が並べてあって、「こりゃあ特撮の街だ!」とワックワク。ノルマであるお土産を買って駅内で郵送完了。TO DOは早く終わらせるに限る。さて、まずはホテルに荷物を置きに行きます。


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本日のお宿はこちら、郡山駅から徒歩5分の「磐梯の湯 ドーミーインEXPRESS郡山」。安心安定のドーミーイン。言うまでもなく、大浴場あり・サウナあり・夜鳴きそばあり・洗濯や乾燥も可・朝食はその土地の郷土料理を味わえる、というラインナップ。良いホテルでした。


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ホテルに荷物を置いたら、郡山駅とホテルの中間に位置するこちらの日産レンタカーへ。事前に予約していた軽自動車をレンタル。須賀川の特撮スポット巡りは車があった方が良いので、運転できるならレンタカー奨励です。日産レンタカーは事前に免許証を撮って送ることでチェックインが完了するので、手続きは実にスムーズ。少し予定が早まったのですが、そんな時間の変更にも柔軟に対応してくださいました。ありがとうございます。

 

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ハンドルを握ってものの5分。腹ごしらえの時間だったので、福島県のご当地ラーメンである喜多方ラーメンを食べることに。フォロワーさんに教えていただいた、来夢(ライム)というお店。福島県内に6店舗あるんだそうな。こちらは郡山横塚店。

 

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これが喜多方ラーメンじゃあ~~~~~!


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思いのほかがっしりした麺で食べ応えも十分。美味しかったです。

 

さて、本格的にドライブ開始。40分ほど車を走らせて到着、「須賀川特撮アーカイブセンター」。ここに来てみたかった!ずっと来てみたかった!

 

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オリジナル怪獣「スカキング」が出迎えてくれるこちらは、特撮に関する様々な資料が保管&展示されている施設。詳しくは公式サイトを引用した下記をご参照。いわゆる美術館というニュアンスではなく、佇まいとしては少し大きな公民館や地方の箱モノという印象ですが、中に入ってみるとこれが結構広い。また、展示品が特撮好きならたまらないものばかりなので、かなりじっくり時間を使うことができます。

 

「須賀川特撮アーカイブセンター」は、本市の掲げる「特撮文化拠点都市の構築・発信」における中心施設として、2020年11月3日(文化の日)に開館しました。

 

「特撮の神様」とも称される須賀川市出身の円谷英二監督が礎を築いた特撮は、多くの素晴らしい作品を生み出し続けています。一方で、特撮ミニチュアなどの貴重な資料は、破棄されたり散逸したりしており、当時の状況を知っている人も少なくなりつつあります。須賀川市はこのような現状を危惧し、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)とともに特撮資料を適切な環境で保存する取り組みを開始し、特撮アーカイブセンターの整備を連携して進めてきました。

 

当センターは、特撮技術を後世に伝えていく役割を担い、特撮に関連する貴重な資料等の収集・保存・修復及び調査研究を行うほか、特撮文化を顕彰、推進していきます。また、ご来館された皆様は、撮影などで使用された資料の一部を見学することができます。

 

・理念と意義理念と意義(須賀川特撮アーカイブセンター)

 

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この図書スペースがまた凄くて……。古今東西あらゆる特撮分野の資料やムック本が並んでいる訳ですよ。いくら払えばこの部屋に宿泊できますか、というレベル。一般的な書店だとどうしても仮面ライダーやスーパー戦隊の関連書籍に棚のリソースが割かれているケースが多いですが、ここはゴジラやウルトラマンがその大部分を占めており流石の一言。洋画の本が並んでいたのもすごく良かったです。私が寄稿させていただいた『特撮秘宝』『平成大特撮』も並んでいて嬉しい。

 

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転身だァァッ!!と嘘みたいに長い前奏 が脳内に雪崩れ込むこの並び!この辺の資料はがっつり世代なのでたまらないものがあります。

 

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写真は数えきれないほど撮っているのですが、全部を載せてしまってもつまらないので……。雰囲気が伝われば嬉しいです。造形物にまつわる動画の展示、そしてワークショップを通して撮影された短編作品の上映もあり。

 

続いて2階。ミニチュアセットの展示ですね。条件反射のようにカメラを低く構える始末。


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「須賀川特撮アーカイブセンター」の滞在時間は約1時間。もちろん、それぞれを舐めるように観察したり本を読んだりすれば数倍は要るのですが、スケジュールの都合で断念。とはいえ、生きているうちにもう何度か来たいので、まずは概要を把握する下見って感じですね。リベンジします。

 

さて、20分ほど車を走らせて次に訪れたのは須賀川市役所。なんと立派な建物か!ここを訪れた理由はといいますと……


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ウ~ル~ト~ラの

 

 

父がいる!!!!!!!!!!

 


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改めて写真を見返すと天気が良すぎますね。カラッと晴れていて最高な一日でした。ここには父の像が結構な大きさで展示されています。ま~た下から撮ってる。他にも細かいところがすぐウルトラなので全く油断も隙もない。


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いやすごいな!? 広い!! デカい!! こういう建築物、結構好きです。調べてみると須賀川市の人口は約72,000人。郡山都市圏とはいえ、この人口規模でこの市役所はかなり立派なのでは。人が沢山いらっしゃったので写真は撮っていませんが、下の写真のずーっと奥の方に伸びていく造りでとても広かったです。バスのラッピング、駐車場の位置表示まで全部ウルトラ!すごい!(これを撮影するために何度も車を動かしては停める不審者もとい不審車でした……)

 

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さて、そこから車を数分だけ移動させまして、停めたのは「円谷英二ミュージアム」が併設されているtette(須賀川市民交流センター)の駐車場。ここからは徒歩で周囲を散策します。須賀川市の中心市街地・松明通りには、ウルトラマンや怪獣たちのモニュメントが居るんですね。彼らに逢いに行くのです。

 

 

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いやこのエレキングの写真めっちゃ良くないです!?!?!???(熱い自画自賛)

 

 

旅の恥は搔き捨てと言いますが、こんなんしゃがんで極めて下から撮るしか選択肢は無い訳ですよ。多分この街の人からしたらそんな不審な動きをする成人男性は日常風景だと思います。しかしこのモニュメント、着ぐるみの質感やヒダの感じがすごく良く出来ておる。

 

以下、撮影した皆さんです。端から端までいい運動になる距離でした。どの怪獣をベンチに座らせるかの選出が納得しかない。


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そしてこちらが円谷英二の生家跡地。メインの通りから少し入った位置にあります。


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続けて、円谷英二の子孫である円谷誠さんが経営する円谷プロ公認のオフィシャル店「SHOT M78 大束屋」。関係グッズが盛り沢山でうろうろするだけで眼福。


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数軒隣の「すかがわ観光物産館FLATTO」もウルトラ関係土産が豊富でした。こちらは特撮とは関係のない須賀川&福島土産も買えます。


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さて、いよいよお待ちかねの「円谷英二ミュージアム」へ。tetteという施設ですが、これがまた立派な建物で……。

 

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地方の行政が造る箱モノって一歩間違えれば実用性をひどく欠いた残念な代物になりがちですが、このtetteは色々な工夫が詰め込まれており、平日の日中にも関わらず人で溢れていました。施設内にコンビニやカフェや雑貨屋もあったり。オープンなスペースに老若男女が訪れていて、すごい良いバランスだなぁ、と感動。

 

しかしここは特撮の街。そんな建物の奥に行くと……

 

 

 

ラピュタに突入する際の音が(脳内に)響き渡る!!!!!!!!!!!

 


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この3体のモニュメントが凄いんですよ。さっき街中で見たものよりサイズがとっても大きくて、造形も嘘みたいに細かい。存在感がパネェ!おしゃれな施設でおしゃれなマダムがおしゃれな珈琲ショップで買った紙コップ片手に本を読んでいる真横にキングジョーが!!!!!!!!なんだここは!!!!!!!!!!

 

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I+I ◯△◯ I+I  グワーングワーン

 

さて、上の階に上がっていくと、やっとこさ着きました「円谷英二ミュージアム」。酒井ゆうじ氏監修の初代ゴジ再現スーツがお出迎えです。う~ん、この存在感。ほとばしる愛嬌と畏怖よ。感無量です。

 

円谷英二ミュージアムは、須賀川市出身で「特撮の神様」と称される円谷英二監督の偉業を顕彰するとともに、子どもたちに学びの大切さ、挑戦する素晴らしさを伝え、次世代に生きる人々に大きな夢を与える施設です。


本ミュージアムでは、英二監督の68年間のあゆみや人となりをパネルや映像インタビューで紹介するほか、特撮メイキング映像や造形物を展示、さらには特撮に関連する図書や発想のもとになる図書を配架し、英二監督の功績や特撮の魅力を発信します。

 

・円谷英二ミュージアムとは|tette テッテ 須賀川市民交流センター

 

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その他、円谷英二の生涯を綴った展示をメインに、様々な怪獣が棲息していました。先のアーカイブセンターが特撮の「技術」だとしたら、こちらのミュージアムは特撮の「文化」ですね。同じテーマでも展示のアプローチが全く異なるのが楽しい。


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年代別・作品別ではなくカテゴリーで分けて展示しているのが興味深かったですね。モゲラならモゲラ、メカゴジラならメカゴジラ、虫の怪獣なら虫の怪獣、といったように。


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このミュージアムで観られる約14分の映像作品『ゴジラ須賀川に現る』が大変良かったので、こちらはマジでお勧めです。2回観ました。あと、このミュージアムも図書コーナーが素晴らしかったです。『トクサツガガガ』にはじまり貞本『エヴァンゲリオン』や『アオイホノオ』まで並んでいるのには笑った。いつか須賀川に一週間くらい滞在してあらゆる本を読みたい。

 

さて、再度車を走らせましてほんの数分。本日のクライマックスとして、須賀川駅にやってきました。いやぁ、まぁ、普通の駅なんです。小学生、女子高生、サラリーマン、主婦。その地で暮らす人々が日常的に行き交っていました。「俺は時間と金をかけてこの特撮の聖地を巡っているのにここが “地元” の人たちがいるのか!実家すぐ近くの道にウルトラマンがいる生活は美味いか!??」と醜い憤りを覚えながら、最後のスポットと遭遇。


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ここには、こちらの立派なモニュメントがあるのです。この地は観光政策として「すかがわ市 M78 光の町」と設定されており、須賀川市と「M78星雲 光の国」が姉妹都市を提携して誕生した仮想の都市なんですね。この天を仰ぐような凛々しいポーズは、姉妹都市の提携記念モニュメント。

 

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かっちょいい……

 

 

といった感じで、一通りのスポットを巡った次第でした。この他に福島空港にも特撮関連の展示があったりするのですが、今回は断念。次回に取っておくとします。それにしても福島空港と郡山市中心街とのアクセス、なんであんなに悪いの。(当初は空の便で福島に降り立とうと思っていた)

 

さて、車を返して宿に戻ってサウナで蒸されながらゆっくり特撮に思いを馳せ、警官200人が練り歩いた夜の街へ。調べてみたところ福島は馬肉が有名とのことで、それが食べられるお店「大衆馬肉酒場 三村 郡山店」へ。


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円谷英二に、須賀川に、ウルトラマンに、ゴジラに、乾杯。

 

映像作品としてこれまで数えきれない特撮映画を観てきましたが、やっぱりこうやって造り手の想いや実績を肌で感じられる機会は貴重ですね。特撮の面白さって、メイキングにあるじゃないですか。円盤を買う基準なんてほとんど映像特典のメイキングの有無ですからね。まず本編映像を観て、「それをこうやって撮った」のメイキングを観て、また本編映像を観る。ラーメン屋でスープとお冷をループするように本編映像とメイキングを行き来するのが楽しいのです。そういう意味で、この須賀川という土地は極上の “映像特典” でした。


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私の将来の夢として「肉は生であれば生であるほど旨い教」を立ち上げてその教祖になるというのがあるのですが、その思いを強く確認した、そんな夜でした。


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最後の写真は、馬肉のから揚げ。こんなん食べたことなかったわ。旨ェのなんの。え? 金額? ソロ飲みで諭吉が旅立ちましたが? ……と、なんとこの福島探訪の時期はまだ新紙幣が発行される前でした!なんてこったい。いったい何ヶ月熟成させたブログ記事なんだ……。須賀川や特撮の歴史と共に、積み重ねられた個人ブログの怠惰の歴史も感じていただけたでしょうか。読者が「更新頻度は低すぎか」とお尋ねになると、それは答えた。「わが名は個人ブログ。我々は、働き盛りであるがゆえに」。おあとがよろしいようで。

 

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