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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

ストローのお世話になることが少なくありません

古代から、人々は細長い筒を使って飲み物を飲んでいた。5000年前にビールを醸造していた古代シュメール人は、貴金属でできた細長い筒を大きな壺に入れて、表面に浮いた発酵副産物の下にある液体を吸い上げて飲んでいた。

ナショジオが誕生した1888年、米国のマービン・ストーンという人物が、初めて飲用ストローの特許を申請した。スミソニアン協会の文献によると、1880年の夏のある暑い日、冷たいカクテルを飲んでいたところ、ストローとして使っていたライ麦の茎が型崩れしてしまった。たばこ用巻紙の製造会社を経営していたストーンは、自分ならもっといいものを作れるんじゃないかと思ったという。

 

ストローの歴史

ストローは、英語で straw、藁(わら)を意味する言葉です。
米作りが盛んな 福井県で子ども時代を過ごした私は、藁が筒状になっていることは知っていまし たが、子ども時代、藁(straw)とストローが結びつくことはありませんでした。

ナショナル ジオグラフィックの記事によれば、人類は5000年前か ら今で言うストローの機能を持った筒を使っていたそうです。醸造したビール を飲む際に、貴金属でできた細長い筒を大きな壺に入れて、底の方にあるおい しい部分だけを吸い上げて飲んでいたとか...。ストローの歴史は長いんですね。

それからずいぶん時間が流れた1800年代後半に、紙製のストローが発明さ れ、1960年代にはプラスチック製のストローの大量生産が始まったようです。 驚くことに、インターネット通販の Amazon では、今日も、麦藁製のストロ ーを買うことができます。煮沸消毒済みで、意外と丈夫なので洗って繰り返し 使えます、と書いてあります。一度、試してみたいものです。

 

 

曲がるストローが発明されたのは?

1930年代に入ってからのこと。
自分の娘がまっすぐのストローからミルクシェイクをうまく飲めずに苦労しているのを見て、発明家のジョセフ・フリードマンにアイデアがひらめいた。ストローの中にネジを入れて、ネジの溝に合わせてデンタルフロスを巻き付け、その後ネジを取り出した。
ネジの跡がついたストローは、破れることなく簡単に曲がった。
フリードマンはこの発明で特許を申請し、フレックス・ストロー・カンパニーを設立した。

 

曲がるストロー発明、○○から普及

曲がるストローが発明されたのは、1930年代に入ってからのこと。
自分の娘がまっすぐのストローからミルクシェイクをうまく飲めずに苦労しているのを見て、発明家のジョセフ・フリードマンにアイデアがひらめいたとか。
ストローの中にネジを入れて、ネジの溝に合わせてデンタルフロスを巻き付け、その後ネジを取り出した。ネジの跡がついたストローは、破れることなく簡単に曲がった。フリードマンはこの発明で特許を申請し、フレックス・ストロー・カンパニーを設立した。

曲がるストローに最初に目を付けたのは

  病院だった!!!
これなら、患者はベッドに寝たまま飲み物を飲むことができる。その後炭酸飲料やミルクシェイクにも使われるようになり、数十年で曲がるストローは全米に広がっていった。

 

大戦後、紙からプラスチック製が主流に

紙製ストローが盛んに使われていた頃、米国ではプラスチック製品の製造も始まろうとしていた。

1870年、ジョン・ウェスレー・ハイアットという米国人が、象牙など動物由来の素材に似せたセルロイドを使って、初めてのプラスチック製品を開発した。
それ以来、家庭用品に使われるベークライト、ストッキングに使われるナイロン、軍用機に使われるアクリルなど、様々な合成樹脂が誕生した。

耐久性に優れていて安価なプラスチック

第二次世界大戦中に軍事用に大量に製造された。サイエンス作家のスーザン・フリンケル氏は、著書『Plastic: A Toxic Love Story』の中で、戦時中にできたプラスチックの製造インフラが、製品の供給先を突然失ってしまったと書いている。
そこでメーカーは、当時成長著しかった「安価な消費財」の市場に目を向けた。戦時中の倹約生活から解放された国民は、より安いものをより多く求めていた。

 

便利な使い捨て製品の代表に

そうして、大企業が大量生産する使い捨て製品のひとつとなったのが、ストローだった。プラスチック製ストローの製造コストは、見る見るうちに低下した。紙製よりも耐久性があり、ファストフード店で出される紙コップの蓋の十字の切込みに破れることなく簡単に差し込める。1960年代には、プラスチックストローを大量生産する製造インフラが整うことになる。

フリードマンのフレックス・ストロー・カンパニーは、買収された後、1970年代に全米有数のストロー製造会社に成長、今もプラスチック製品を製造し続けている。

「プラスチックのストローは、安いし質もいいですし、破れないという利点がありました」と、現在、紙製ストローを製造するアードバーク・ストロー社世界事業部のデビッド・ローズ氏は言う。「確かに安くて良い製品ではありましたが、当時は環境への影響について誰一人考えていませんでした」

ストローはさらに進化し、1980年代になるとジャンボストローや複雑に曲がったストローが登場する。

社会は急速に便利な使い捨て製品を求めるようになり、多くの企業がその需要に応えた。世界最大手のプラスチック製造会社プラスチックス・ヨーロッパの報告書によると、世界的なプラスチックの製造量は1950年の1500万トンから、2015年には3億2200万トンまで増加した。

 

 

海洋プラスチック汚染が問題に

世界は現在、プラスチック汚染から立ち直ろうとしている。

企業や、地方自治体、国家までもがプラスチックストローの使用禁止を提案し、実行している。環境保護意識の高い消費者向けに、金属やガラス製のストローを製造する企業も出てきた。ただ、個人が使う分にはいいが、レストランにとっては使い捨てできる紙やプラスチックの方が便利ではある。

プラスチック製造会社など

業界を代表する米国化学工業協会でプラスチック担当副会長を務めるスティーブ・ラッセル氏は、ストローなど特定の製品だけに焦点を当てた規制は的外れであると主張する。

「個別の製品ばかりに気を取られていては、もっと必要な論点を見失ってしまいます。つまり、廃棄物管理を、それが必要な場所へいかに届けるかという問題です。ストローについては、自動的に提供されるのではなく、消費者が必要な時だけ手に入れられるようにすることが必要だと思います」

ラッセル氏は!

プラスチックごみの海洋流出を防ぐには廃棄物をしっかり収集することだとして、化学工業協会ではそこに焦点を当てていると話す。

環境保護団体は?

使い捨てプラスチックの流通を終わらせることを究極の目標としており、そのためにも、プラスチック製ストローの使用禁止は重要な一歩であると主張する。

18年7月1日にシアトルでストロー禁止令が施行された後、グリーンピースのケイト・メルジェス氏はテレビのインタビューに応え、「シアトルはプラスチック汚染に対して立ち上がり、何をすべきかについて明確な立場をとっています。それは、1回限りの使い捨てプラスチック製品の全面禁止です」

アードバーク・ストロー社のローズ氏は、プラスチック製ストローがいつの日か過去のものになると信じている。2007年に紙製のアードバーク・ストローが発売された背景には、環境に優しいイメージを売りにしたい動物園や水族館、クルーズ船からの要望があったという。

 

ストローは無くなってしまうのでしょうか

どんなときにストローを使っているかな?
と振り返ってみると、いちばん よく使うのは、職場でのお昼ごはんで紙パックの野菜ジュースを飲む時です。紙 パックに、透明の袋に入ったストローが、くっついていますよね。
外食では
ストローのお世話になることが少なくありません。 コップで飲むより、こぼす危険性が減るので、親としてはすこし安心です。

でも、ストローが無ければ飲めないものもありますよね。
ストローが無けれ ば飲むことが難しい人もいますよね。
いろいろな記事を読んで、ストローがこ の世界から無くなるわけではない、ということはわかりました。ストローは希 望した人にだけ渡す(プラスチック製ストローの使用量を減らす)、他の素材(紙 やガラス)のストローに置き換える、ようなことが行われるようです。

 

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