【演目】R.シュトラウス・歌劇『エレクトラ』Op.58 全一幕
【会場】東京文化会館
【管弦楽】読売日本交響楽団
【指揮】セバスチャン・ヴァイグレ
【合唱】新国立合唱団
【合唱指揮】冨平恭平
【出演】
エレクトラ(ソプラノ)エレーナ・パンクラトヴァ
クリテムネストラ(メゾ・ソプラノ)藤村美穂子
クリソテミス(ソプラノ)アリソン・オークス
エギスト(テノール)シュテファン・リューガーマー
オレスト(バス)ルネ・パーペ
第一の侍女(メッゾ)中島郁子
第二の侍女( 〃 )小泉詠子
第三の侍女( 〃 )清水華澄
第四の侍女/裾持ちの侍女(ソプラノ)竹多倫子
第五の侍女/側仕えの侍女(ソプラノ)木下美穂子
侍女頭(ソプラノ)北原瑠美
オレストの養育者/年老いた従者(バス・バリトン)加藤宏隆
若い従者(テノール)糸賀修平
召し使:新国立合唱団
【主な出演者Profile】
【粗筋】文末の再掲記録を参照
【上演の模様】
結論的に言えば、タイトルロールのエレクトラ役のエレーナ・パンクラトヴァの歌い振りは、非常に肝の座ったもので、何年も復讐の気持ちだけに生きて来たエレクトラの心情を、見事に表現出来ていたと思います。心情表現賞に値するかな。妹クリソテミス役のアリソン・オークスは、文末引用のミューザでの公演の時のシネイド・キャンベル=ウォレの存在にかなり類似の歌唱で、立ち上がりこそ、パンクラトヴァの歌唱の前にやや形勢不利かなと思われたのでしたが、次第にその美しいソプラノの声が伸び伸びと響く様になり、最後にエレクトラに❝エレクトラ、おねえさま、わたしと一緒においでなさい。さあ一緒においでなさい。中にいるのはおにいさまですよ。オレストがそれをしたのですよ。❞と興奮した様子で歌いかける辺りでは、相当な力強い伸びるソプラノを披露していました。尤もこの辺りでは、エレクトラは、復讐がかなったという喜びと満足感でクリストテミスとの受け答えに短く答える歌ばかりで、気もそぞろ、天を仰いで満足に浸り、一人で喜びの舞を始めるのでした。この辺りは二人の歌唱と演技共々、歌唱演技大賞を上げたいくらいです。
この場面で、「舞台裏、家の中から声、オレスト!オレスト!オレスト! 家の中に騒乱、合唱がそこかしこから「オレスト」の声を上げる。)
との台詞ですが、これは、出演者に【合唱】新国立合唱団とあったので、この演目では合唱の占める役割は無く、舞台に合唱団のための雛壇もなく、どこで歌われるのかなと注意していましたが、恐らくバンダ(何処か場所は不明)でこの「オレスト」「オレスと」と叫ぶ人々を表現したのだと思います。
それから出演者一人一人の歌唱の詳細は割愛しますが、もう一か所、見逃せない聴き逃せない箇所は、前半でのエレクトラとその母クリテムネストラ役の藤村美穂子さんとのやり取りでしょう。
その二人の歌のやり取りからは、母親が不眠症であること、殺した生け贄を毎夜捧げて、悪魔祓いをし安眠を求めているが、うまくいかないこと。をエレクトラに打ち明け、何かいい手立てはないか?と母親はエレクトラに問いかけるのでした。
闇と焚松とは赤黒い死の網をあなたの頭の上に投げる。❞
と安眠法を説くどころか、益々不気味な復讐の場面を説くばかりでした。
バンクラトヴァはこの辺りになると、喉が潤ってきたのか、発声も楽々と言った感じで、不気味な歌声を迫力ある歌い振りで歌っていました。それに比し、藤村さんの方は、少し綺麗過ぎる歌声で、この悪役の母親の歌唱には少し向いていない様な気がしました。凄みが感じられません。悪人の歌どころか善人その者の雰囲気が出ている歌唱。「サロメ」の母親役の様な娘を手玉に取るのと同様な悪知恵の働く悪人になり切ることが出来なかったと思います。
ここの二重唱のやり取りでは、エレクトラに「悪玉演技賞」をやりたい。でも彼女は決して偽善家でなく、あくまで偽悪家なのです。耐え難い運命が彼女をそうしてしまった。「殺し」や「不倫」や「復讐」といったテーマの人生劇に限らず、類似の偽悪家造成のドラマは、日常生活の中でも珍しいものではないですね。
この物語は唯一歴史に埋没しなかったギリシャ悲劇の話の一つという事で、「古(いにしえ)訪ねて新しきを知る」糧にすることが出来れば、と思った次第です。
R.シュトラウス・オペラ『エレクトラ』
【演目】R.シュトラウス『エレクトラ』全一幕 約1時間45分
【台本】フーゴ・フォン・ホーフマンスタール(ギリシャ神話ソフォクレス版原典)
【初演】ドレスデン宮廷歌劇場(1909年)
【日時】2023.5.12.(木)19:00~
【会場】ミューザ川崎シンフォニーホール
【演出】サー・トーマス・アレン
【管弦楽】東京交響楽団
【指揮】ジョナサン・ノット
【合唱】二期会合唱団
【主配役】
登場人物 |
声域 |
血縁・役柄 |
出演者 |
エレクトラ |
ソプラノ |
王アガメムノンの娘 |
クリスティーン・ガーキーChristine Goerke, |
クリュソテミス |
エレクトラの妹 |
シネイド・キャンベル=ウォレ |
|
クリテムネストラ |
母親、アガメムノンの未亡人 |
ハンナ・シュヴァルツ |
|
オレスト |
バリトン |
アガメムノンの息子 |
ジェイムス・アトキンソン |
エギスト |
クリュテムネストラの不倫相手 |
フランク・ファン・アーケン |
|
オレストの老僕 |
守り役 |
山下 浩司 |
|
クリュテムネストラの腹心の侍女 |
アルト |
金子美香 |
|
クリュテムネストラの裾持ち |
谷口睦美 |
||
若い召使い |
テノール |
伊藤達人 |
|
老いた従者 |
バス |
鹿野由之 |
|
5人の侍女 |
2 ソプラノ アルト 2メゾソプラノ |
(第1の侍女) |
|
その他:召使いの男女 |
【主な出演者Profile】
〇エレクトラ:クリスティーン・ガーキー(ソプラノ)Christine Goerke, Elektra (Soprano)
モーツァルト、ヘンデル作品にはじまり、シュトラウス、ワーグナーのドラマティックなヒロインまで、ソプラノの主要な役のほとんどをレパートリーとするスーパーソプラノ歌手。なかでも『エレクトラ』タイトルロールは当たり役として絶賛されている。アメリカ、ヨーロッパの主要な歌劇場において第一線で出演し続けるほか、エッシェンバッハ、レヴァイン、マズア、メータ、ネルソンス、小澤征爾、サロネン、ティーレマン、ティルソン・トーマス等世界的な指揮者等と世界の主要オーケストラとも共演多数。1999年グラミー賞最優秀合唱パフォーマンス賞受賞、2003年ロバート・スパノ指揮アトランタ交響楽団とのヴォーン・ウィリアムズの「海の交響曲」で再びグラミー賞最優秀クラシック録音賞と最優秀合唱パフォーマンス賞受賞。現在、デトロイトの副芸術監督も務める。
〇クリソテミス:シネイド・キャンベル = ウォレス(ソプラノ)Sinéad Campbell-Wallace, Chrysothemis (Soprano)
ダブリン音楽演劇院卒業。ナショナル・オペラ・スタジオ、ブリテン=ピアーズ・ヤング・アーティスト・プログラム修了。2020年ウェルザー=メスト指揮『エレクトラ』でザルツブルク音楽祭にデビュー。2022年8月、グラフェネク音楽祭でズヴェーデン指揮、ベートーヴェン『フィデリオ』(演奏会形式)でヨナス・カウフマンと共演し一挙に世界から注目を集めた新進気鋭のソプラノ。2022/23年シーズンは、イングリッシュ・ナショナル・オペラとスコティッシュ・オペラでの『トスカ』タイトルロール、バイエルン国立歌劇場『エレクトラ』、スコティッシュ・オペラで『修道女アンジェリカ』『外套』のタイトルロールでデビューが決定している。
〇クリテムネストラ:ハンナ・シュヴァルツ(メゾソプラノ)Hanna Schwarz, Klytämnestra (Mezzo soprano)
圧倒的な存在感を示し続けている現代を代表する歌手。1975年、バイロイト音楽祭にデビュー以来、メトロポリタン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、英国ロイヤルオペラ、ザルツブルク音楽祭などに国際的なキャリアを築いている。『サロメ』ヘロディアス、『エレクトラ』クリテムネストラ、『影のない女』乳母、『ばらの騎士』オクタヴィアン等のR.シュトラウス作品をはじめ膨大なレパートリーを持つ。最近ではバーゼル歌劇場での『カルメル会修道女の対話』『スペードの女王」の新制作、ベルリン・ドイツ・オペラ『イェヌーファ』新制作等、ますますその活躍を拡げている。
〇エギスト:フランク・ファン・アーケン(テノール)Frank Van Aken, Aegisth (Tenor)
国際的に高い名声を集めるテノール。ユトレヒトで学び、ハーグ王立音楽院のオペラ・スタジオを卒業。『タンホイザー』でウィーン国立歌劇場にデビューし、バイロイト音楽祭、バルセロナ・リセウ大劇場、バーデン・バーデン音楽祭でも同役を演じ、ワーグナー作品を数多くレパートリーとしている。バイロイト音楽祭、ウィーン国立歌劇場、リセウ大劇場、バーデン・バーデン音楽祭、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場でも活躍。『エレクトラ』エギスト、『サロメ』ヘロデも主要レパートリーにしている。
〇オレスト:ジェームス・アトキンソン(バリトン)James Atkinson, OREST (Baritone)
英国王立音楽大学オペラ・スタジオ卒業。「Royal Over-Seas League 2022」シンガーズ賞、「Maureen Lehane Vocal Awards 2018」第1位、「Somerset Song Prize 2019」第1位および観客賞受賞。ウェールズ・ナショナル・オペラにて『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役でデビュー。2022年5月東京交響楽団定期・川崎定期演奏会において音楽監督ジョナサン・ノット指揮、ウォルトン「ベルシャザールの饗宴」で日本デビューし、その深く説得力のある深い歌声が高く評価された。
【粗筋】
時と場所:古代ギリシャのミケーネ城
アガメムノン王とその妻クリテムネストラとの間に生まれた娘エレクトラ。王が遠征中の間に妻はエギストと不倫関係になり、2人は王が帰ると浴室で王を殺害する。エレクトラは王である父親の仇を討つことを決意する。
4小節の強烈な音楽で幕が上がる。宮殿の下女たちがエレクトラの挙動について噂話をしている。エレクトラのもとに妹のクリソテミスが来ると、その挙動を続ければいずれ幽閉されるだろうと告げ、エレクトラに復讐を止めるよう説得する。その後に母親のクリテムネストラが従者とともに現れる。良心のとがめで疲労し、不眠と悪夢にうなされて悩むクリテムネストラはエレクトラに助けを求める。エレクトラは復讐を秘めた謎の予言をクリテムネストラに告げ、さらに弟オレストの行方を詰問する。そこに侍女がクリナムネストラに駆け寄って耳打ちすると、急いでその場から帰って行く。クリソテミスはオレストが馬に蹴られて死んだことを告げると、エレクトラはともに復讐を果たそうとクリソテミスに協力を求めるが、気の弱い妹は慄いて逃げて行く。
一人で復讐を遂げることを決意したエレクトラは、戸口の側の地面に埋めておいた、アガメムノン殺害に使われた斧を掘り出していると、男が現れる。現れたのは死んだはずの弟のオレストであった。オレストの死は一種の計画だったのである。オレストは宮殿に侵入し、母クリテムネストラの寝室へ忍び込む。やがてクリテムネストラの断末魔が響き、何も知らないエギストが現れると松明をかざすエレクトラは彼を宮殿へ導き、助けを求めるエギストをその場で殺害する。
復讐が果たされたエレクトラは狂喜乱舞してその場に倒れ、動かなくなる。妹のクリソテミスは扉を叩きながらオレストを呼び続けるうちに幕となる
【楽器編成】基本 三管編成(器種増減有)弦楽五部16型(16-14-14-12-8)
標準では100名以上必要で、当時のオペラではワーグナーの『ニーベルングの指輪』の108人を凌いでクラリネット8人・トランペット7人を含む最大級の編成であった。
・木管楽器
ピッコロ1、フルート3(1番、3番はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、イングリッシュホルン 1(オーボエ持ち替え)、ヘッケルフォン1、E♭管クラリネット1、B♭管クラリネット4、バセットホルン2、バスクラリネット1、ファゴット3、コントラファゴット1
・金管楽器
ホルン4、B♭管ワーグナーチューバ 2(ホルン持ち替え)、F管ワーグナーチューバ 2(ホルン持ち替え)、トランペット6、バストランペット1、トロンボーン3、コントラバストロンボーン1、バッスチューバ1
・打楽器
ティンパニー(2人)、タムタム シンバル、大太鼓、小太鼓、タンブリン、トライアングル、グロッケンシュピール、カスタネット2
・その他 チェレスター、ハープ2
・弦楽五部
第1ヴァイオリン(8人)、第2ヴァイオリン(8人)、第3ヴァイオリン(8人)、第1ヴィオラ(6人)、第2ヴィオラ(6人)、第3ヴィオラ(6人)、第1チェロ(6人)、第2チェロ(6人)、コントラバス(8人)
【上演の模様】
会場に早めに着き、ホールに入ると舞台には、沢山の椅子が並んでいました。ざーと数えてみても100は越えていたでしょうか。開演の合図がなり、団員が入場、着席すると左翼に1Vn.右翼にVc.が並び、Vc.の奥にはCb.がいて、1Vn.とCb.の間に扇状に弦楽器が並沢山並んでいました。後で聴くと扇状の弦楽器は、左手群がVn.、右手はVa.群で、Vn.の一部は、曲の途中で、Va.持ち替えをしたらしい。
その奥にはPicc.Fl.Ob.更に一段上には、Wa-Tub.Hr.群がズラリとならび、金管が随分と壮観に見えました。
全体的にはこのオペラは悲劇も悲劇、これ以上の殺し合いは無いだろうと思われる程の内容です。タイトルロールのガーキー・エレクトラはもう正気を逸しているのでしょう。歌のほとんどは、激しい嘆き、恨み、復讐、の叫び声です。そして舞台は最初から最後まで血で色塗られている。舞台装飾は無い演奏会形式でも、ソリストの常軌を逸した歌声とおどろおどろしい管弦楽の響きをもってすれば。その流血の生臭さが漂ってくる舞台でした。ガーキーの歌声は、最初から最後までホールを圧倒する力強さが有り、二時間弱ほとんど歌いぱなしでも、その勢いは衰えるどころかますます迫力を増し、最後の勝利の場面等、踊る仕草で舞台前面を彼方此方を動き回り、最後倒れて死んでしまう仕草は、左手袖入口の壁に寄りかかってぐったりするのですが、とても死んだとは思えない、すぐに又踊り出すのではなかろうかと思える程でした。
エレクトラの妹クリドテミス役シネイド・キャンベル=ウォレスは物語ではエレクトラの激しさに付いていけないやさしく、大人しさを持つキャラに描かれています。でも彼女が最初舞台に登場した時は清楚な感じの女性歌手に見えましたが、エレクトラと歌のやり取りをするうちに、何の何の、エレクトラに負けない程の声量と迫力とを有したソプラノでした。二人のデュエット等耳にビンビン響き、手で耳を塞ぎたくなる程、うるさい程でした。素晴らしいソプラノのTwo Topでした。
また男性外人歌手陣の一人、エレクトラの弟オレスト役ジェイムス・アトキンソンはあごひげを蓄えた背の高い偉丈夫といった風貌で、最終場面に登場これまた深いバリトンの美声を聴衆に披露しました。オレストが生きている事、復讐に駆け付けてくれた目の前の男がオレストだと分かったエレクトラの喜びは、天にも昇る思いだったに違いない。ここで再会した喜びを、ガーキーは、発声は抑制気味ですが、その力強さを込めて滔々とした美しい弦中心の旋律に合わせて歌い上げるのでした。本格オペラだったらこの後で大きな拍手が湧く場面でしょう。
オレストが城内に入り、実の母だけれど家族を裏切り、父親殺しの張本人クリテムネストラを成敗した後まもなく、城に駆け付けた間男の殺人犯エギスト役フランク・ファン・アーケンは、かなり年配の歌手でした。でもその体躯全身から発するテノールもこれまた一流物、エレクトラとの謎問答の様な会話を、うまい表現力で歌っていた。場内に入るとすぐに入り口付近で、これまたオレストに成敗されたのです。左側袖の外が城内に見立て、入ってすぐに瀕死の状態で出て来ました。❝誰か助けてくれ!人殺しだ!誰も聞こえないのか!❞と叫びながら、そして息絶えるのですが、これを見たエレクトラの言葉が、尋常でない頭の良さを示しています。即ち ❝ Agamemnon hört dich!❞ です。瀕死の者が助けを求めて誰か聞いてくれ、助けてくれと言ったら、普通だったら憎しみを込めて、誰も聞きはしない!ざまを見ろ位の事しか言えませんが、エレクトラは何と洒落た的確なことを言えたのでしょうか?結局それほどまでに父親アガメムノンの死で頭が一杯だったのでしょう。最初から最後まで父親の仇を撃つことのためにのみ生きていると言った風でしたから。妹の声にも聴く耳を持たないで踊り狂うエレクトラは、遂には崩れ落ちる様に倒れて言切れるのでした。オーケストラが、ジャジャジャーン、ジャジャジャーン、ジャジャジャーン ジャジャジャーンと四回全強奏音を鳴らし、最後は、Timpがダダダンと打ち下ろして終演となりました。
今日のノット東響はこれまで見たこともない大編成でしかも金管群がずらりと並び弦楽部門も目一杯舞台中央に広がり、二台のTimp.その他多くの打楽器やハープも二台というよくもこんなに(応援奏者も含めて)集めたものだと感心する程の大部隊を使っての進撃、突撃は、ガーキーを始めとする強力歌手部隊に一歩も譲らぬ勢いで大奮闘し、今日は、両者相まって又とない舞台音楽の凄さ・だいご味を聴衆に味わせて呉れた滅多にない良き日でした。
当然の如く会場は大歓声大拍手の渦と化し、これまた聴衆軍も奏者軍に引けを取らない大奮闘振りでした。
あー凄かった!!