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オラファー・エリアソン展:相互に繫がりあう瞬間が協和する周期へ行ってきた!【美術館】 【麻布台ヒルズギャラリー】

こんにちは!本能ブログのアートディレクター、デザイナーSILVERです。
先週末はオープンしたばっかりの今東京で一番話題になっている【麻布台ヒルズ】へ行ってきました。麻布台ヒルズにできた美術館(麻布台ヒルズギャラリー)へ行くためでしたが、今日は展示を紹介したいと思います!

素敵な建築で感動した麻布台ヒルズの建物は、後日別の記事でその美しさを紹介したいと思っています。

入り口の上にシンプルなタイポグラフィで書かれてある看板がいい感じです。六本木ヒルズの森美術館も似たような感じですのでヒルズギャラリー共通のアイデンティティかなのかな思いました。開業したての麻布台ヒルズは観光目的の人が多いですので、ギャラリー目的の方もチケットを予約していくのをお勧めします。

 

開館記念になっているオラファー・エリアソン展。日本ではあまり知られてない美術家かもしれないですね。
オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)はデンマーク生まれのアーティストであり、主に視覚芸術の領域で活動しています。1979年にアイスランドで生まれ、デンマークで育ちました。彼は多くのメディアでの作品制作や実験的なアートプロジェクトで知られています。

《蛍の生物圏(マグマの流星)》|2023年
光の美しさを感じれる作品。材料も色んなものを使ってますが、白い壁に反射されてるランダムな光の影を見ると、とてもきれいで何時間も見れる気がします。


《終わりなき研究》|2005年
振り子を用いて幾何学像を紙の上に記録してまして、ランダムな動きで毎回違うデザインの作品が誕生します。リズムに合わせた円運動の作品です。

《瞬間の家》|2010年
水の運動を記録した作品。光のフラッシュを利用してもっと効果的に印象の残る作品でした。インパクトがすごいので是非、実物を見るのをお勧めします。

ギャラリーでは大型設置美術以外にも他の作品も見れます。
エリアソンは単なる美的な作品だけでなく、社会的な問題に焦点を当てたアートプロジェクトも手がけています。彼のアートはしばしば自然環境や気候変動などのテーマに触れ、観客に環境問題に対する意識を高める作品をたくさん作るので最近話題になっているSDGsやECOにもメッセージを伝えてます。

オラファー・エリアソンの作品は、芸術と自然、光と影、観客と作品といった要素の複雑な対話を通じて伝えてますので最初は難しく感じるかもしれないですがずっと見ていると心が平和になる気がします。

順路の最後美術館を出て地下1階に行くとギャリリーショップがあります。Tシャツやはがきなど普通なグッズ以外にもオラファー・エリアソンスタジオで制作した太陽光発電のランプなどいろんなものがあります。

実は展示は美術館内に留まらず同じ麻布台ヒルズの【麻布台ヒルズ森JPタワー】の方にも別展示されています。地下の通路から森JPタワーまで足を運ぶと、外側にある他のアート作品も見れます。森JPタワーに設置されている天井から大きく固定されている作品は見てよかった!と思う素敵な作品でした。大きさのインパクトもすごいですし、Geometric図形が素敵です。

まだテナントとオープンされてない店舗が多い麻布台ヒルズでしたがギャラリーはとてもよかったです。一つ残念だったポイントは六本木ヒルズのギャラリーに比べると小さめに感じたので、狭い空間に作品が詰まってあって余裕を見てじっくり見るのは少し難しい雰囲気だと感じました。
地下には来年の2月にTeam Lapの展示場もできるみたいですし、また来たいと思いました。皆さんも是非!

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