外見はマッスル。中身はSFメカ。
これまでメルセデス・ベンツやアストン・マーチンなどなど、ここ数年フューチャリスティックなコンセプトEVが大量に生まれていますよね。どれもが夢の未来カーのようで、斬新なものばかりです。
ですが、Peugeot(プジョー)が作ったEV「e-LEGEND 」は、敢えてクラシックなマッスルカーみたいな取っ付きやすいカッコ良さを追求しました。なのに内装はすっごいSF感なんです。
まずはプロモ映像をチェックしてみましょう。せり出すハンドルに立ち上がるインパネが、SFメカのようで超イカします。
お次は、ちょっとだけメイキング映像も登場するインプレッション動画も。
e-LEGENDは現在開催中のパリモーターショーにてお披露目の真っ最中。ハコスカやマスタングを想い起こさせる雰囲気ですが、1968年から1983年まで作られた「504」の50周年にもあたる年でもあるので、その流れを組んでいるようですね。
designboomによりますと、これには2種類の自動運転と、2種類のマニュアル運転モードが搭載されており、路面の状況やドライバーの気分次第で変更ができるようになっているとのこと。ダッシュボードには49インチの巨大スクリーンが埋め込まれ、AIや音声コマンドによるアシスタント機能も備えています。なのでドアの開閉も声ひとつで行なえるという、『ナイトライダー』な感じなのです。
100kWhバッテリーが生み出すのは800Nm(ニュートンメートル)、340馬力。それに4WDで時速0~100kmまでわずか4秒。最高時速は220kmで航続距離は600kmなのに、500km相当の電力は25分で充電完了するという優秀さ。
これまでのプジョーのイメージとは、ガラっと変わったマッスルカーっぽいe-LEGEND 。中身はこんなにハイテクじゃなくても良いので、外見はこのままで市販してくれませんかねぇ?
Source: YouTube(1, 2), designboom