ゲームの申し子が産み落とされたのじゃ…。
本日、Razerがゲーミングスマートフォンの新モデル「Razer Phone 2」を発表しました。前モデルでも突き抜けたスペックの高さはなかなかの高評価。つい先日には新モデルの噂も登場していたので、これを待っていたよ〜。という人も多いんじゃないかな。
喜べ! 期待通りのモンスターが爆誕したよ!
追求されたゲーミング性能、モリモリなハイスペック!
まずは一番気になっているであろうスペックからいきましょう。
SoCはハイエンドスマホでは定番、Snapdragon845を採用し、メモリ8GB、ストレージは64GB(2TBまでのmicroSDカードに対応)。前モデル(Snapdragon835でRAMは同じく8GB)と比べても20%の性能向上しているとしています。メモリ多めでストレージは若干節約しているあたりが、メインの目的をしっかり見据えた「らしい」ところですよね。
おなじみのGEEKBENCHでも他社をぶっちぎっていると、性能の高さをアピール。
発熱は、水蒸気を封じた放熱ヒートシンクによって効率よく冷やしているようです。ゲーミングとなれば、高負荷な状態が長時間続くので、こうしたところにもかなり気を使っていそう。
さらにバッテリーは4,000mAhとこちらもモリモリ。長時間補給無しで高画質で、高品質でゲームに没頭できちゃう。ええい、Razerの新作はバケモノか。
ディスプレイにノッチ無し、しかしゲームにはそれがいい
そして「Razer Phone 2」にはトレンドのノッチはありません。
でも、大型のベゼルがあることを逆に利点であるとアピールしていたのが印象的。たしかに一部のアクションゲームなどは、ノッチ部やベゼルレスデザインのおかげで、画面が見づらい、持ちづらいといった弊害もあります。ゲーミングスマホと思えばベゼル仕様が正義な気もしますね。いや、ノッチあるスマホも好きだけどね!
そのディスプレイは、リフレッシュレート120Hz、120Hzのタッチサンプリングを備えた、真の120Hzゲーミングディスプレイ。明るさも前モデルの380ニトから580ニトへ大幅向上しているので、公園でゲーム(するのか?)でもきっとだいじょうぶ!
ちなみにHDRとドルビーサウンドにも対応して、Netflixなどオンデマンドサービスでも威力を発揮します。サウンドは前モデルでも迫力がありましたけど、今回はさらにそれを上回った爆音仕様みたい。音楽を楽しむにも、飛び交う銃弾の音もリアルに体験できることでしょう。
メインカメラは2眼でポートレート撮影も楽しめる
メインカメラは12MPの広角と光学2倍のデュアルカメラ。
ポートレートモードやパノラマモード、ビューティーモードなど、今日日のスマホでは標準化された機能もあります。ちなみにインカメラはフルHD。毎日インスタ! をターゲットにしたスマホじゃないので、カメラ性能はオマケかと思いきや…、
頑張ってますね!前モデルのカメラが若干微妙な評価だったので、これは巻き返しできるかな?
防水、ワイヤレス充電、そして光る! 欲しい機能全部がこの板に!
ワイヤレス充電や高速充電「QuickCharge 4+」にも対応しています。
さらにはIP67の防水にも対応するなど、内部スペックだけでなくて、取り回しの面でも期待される機能を全部織り込んでます。日本市場を狙ったモデルではないので、当然FeliCaはありませんけど…。まぁ、Pixel 3が特殊だったんだよね。
背面ロゴはペカペカ光ります!
俺はRazer!を十二分にアピールできるステキポイントですね。しかも、通知に応じてカスタマイズできるんですよ。かつてパカパカケータイに光るアンテナを装着していた僕としては胸にキュンときました。これ…かっこいいじゃん。
2種のカラバリで登場、価格も魅力な800ドルアンダーで
カラーバリエーションはミラーブラックとサテンブラックの2種で、サテンブラックはRazerストア限定。価格は799ドル(約8万9553円)となっています。スペックを考えたらたしかに…安い!
グローバルで見ると、スマホゲームは今ではコンシューマと同じかそれを凌ぐほどの勢いを見せています。eスポーツのジャンルにでもスマホゲーム(モバイルゲーム)って進出していますし、スマホは立派なゲーミングプラットフォーム。
そこでの快適さを得るには、有利になるには、ライバルを叩きのめすには! こうしたゲーミング特化のスマホが注目される理由もわかるような気がします。
販売キャリアには、当然のように国内キャリアの名はありませんでしたけど、国内でもスマホゲームシーンは盛り上がっています。今後ますますニーズも高まると思うので、いつか上陸してくれたら…いいなぁこれ。
ロゴ、ペカペカしたいな…。ペカペカ…。
Source: Razer