こんにちは、「ジモコロ」バーグハンバーグバーグ編集部です。
編集部では今まで多くの記事を作ってきましたが、新人ライターのみなさんからよく寄せられるのが―
という声。
毎回説明するのもメンドくさ……いや効率が悪いので、第一回の今回はどんな人でも書けるようになる『WEB記事の作り方』を、イチからまるっと教えちゃいます!
※第二回はこちら
※第三回はこちら
『WEB記事の作り方』がわからないとお悩みを頂いたのはこちらのライター、瀬戸はるかさん。まだ駆け出しなのでちゃんと記事を書いたのは数本で、インタビューなどは未経験。
特に聞きたいのは
・ネタ出し(どんなネタがウケる?)
・アポ取り(どうやって取材を申し込めばいい?)
とのこと。
というわけで編集部のギャラクシーと加藤が、『WEB記事の作り方』ネタ出し・アポ取りについて解説します!
▼登場人物
WEBライター|瀬戸はるか
フリーの新人ライター。取材やインタビューは未経験
ジモコロ編集長|ギャラクシー
雑誌の編集、通販番組の脚本を経てWEB編集者に【ギャラクシーが書いた記事】
WEB編集者|加藤
編集プロダクションで編集とライティングを学んだ【加藤が書いた記事】
企画の作り方について
「さっそくですが、WEB記事を作るにあたって一番最初の部分、ネタや企画ってどうやって作ってるんですか? 私はあまり面白い企画が作れなくて悩んでいます」
「取材記事やインタビュー記事でネタ出しをする場合、まず『おもしろいネタ』を出さなきゃいけない、という考えに固執しないほうがいいかもしれません」
「確かに、ネタ出しの段階でおもしろければいいですけど、必ずしもその必要はないですね」
「新人のライターさんにネタを考えてもらうと大体突飛なネタというか、斬新でおもしろい企画とかを考えようとしてくれるんですが、そういうのって経験上あんまりウケないです」
「突飛なものって読者がついてきてくれないから。よっぽど魅力があれば評価されますけどね」
「そうだったのか……」
「例えば誰も来ない洞窟でラーメン屋をやってる人がいたとして、それを取材しても誰も店に行けないし、共感されないんですね。そして共感なしで読ませるならSNSとかニュースとかの短い文章のほうが向いてます」
「WEB記事のように長い文章って、ある程度『自分事』じゃないと最後まで読んでもらいにくいんですよね」
「う~ん、『おもしろい企画』を出す必要はない……とはいえ、おもしろくないネタって、ウケないのでは?」
「ネタ自体は誰もが知ってるもの……例えばこの会議室にあるイスでもなんでもいいんです。それを、視点を変えて見るのが結構大事かなーと」
「例えばイスって原始人の頃から現在までに何回くらい『イスの歴史を変えた発明』があったのかとか、歴史上の偉大な王が座ったイスってどういう素材だったのかとか、興味ないですか?」
「他にもこのイスを改造してミサイルつけたり、エイジング加工(塗装や加工で新しいものを古く見せる)したり……」
「あくまで例ですけど、そういう、読者が知ってるものを読者とは違う視点で見てみるってことですね。一つの物事に対してどれくらいの数の視点を持てるかって、良いライターの条件だと思います」
「視点を変えればイスというネタでもおもしろくできると。なるほど、ネタ自体が斬新でなきゃいけないという呪縛にかかってました」
「もし突飛なネタを書きたい場合でも、せめて記事の冒頭……“入り”だけは共感を得られた方がいいです。無理やりでもみんながわかるような内容から、書きたいことに繋げていく」
「記事の冒頭って実はめちゃめちゃ大事なんですよ。『このライターがこれを書く必然性』を読者に共感してもらわないといけない。それができてない記事って大体上滑りしちゃいますね」
「あまり意識してませんでした……そうなんですね」
「で、数をたくさん出したら、面白いものを人に選んでもらうのがいいですね。僕らのような編集者とか。自分のネタは自分では客観的に見られないので、最初のうちはとりあえず人に聞きまくる」
「僕から言えるのは、できるかぎりいろいろな種類のものを書いてくださいってことです。好きなものだけ書いてると絶対ネタ切れするから」
「そう! 好きなものってそんなに数がないから、ライターを職業としてやろうとすると絶対にネタ切れする」
「『好き』はコントロールが難しい武器なので、新人の間はマイナスに働くことも多いです。むしろ興味がないものを客観的に書いたほうがうまく書ける人もいるんですよ」
「あるある。そして興味がないものを書けたほうが仕事は多い。案件とか、興味のない人に興味を持たせる過程を体験したほうが書きやすいはずです」
「なるほど! 確かに! 食わず嫌いせずに頑張ってみます…!」
リサーチ
「企画ができたとなると、次のステップはもう取材って感じですか?」
「いえ、その前に、『具体的にどこに(誰に)取材するか』を決めます」
「それを“リサーチ”と呼ぶんですが、僕の会社だと後輩の松岡くんが元ADでリサーチに詳しいので呼んできますね」
「こんにちは、松岡です(松岡の書いた記事)。ではリサーチについて説明しますね。突然ですが、瀬戸さんは好きな食べ物ってありますか?」
「大豆製品です」
「範囲が広いな~」
「じゃあ仮に“納豆”としますが、納豆の特集を組もうと思った時、誰に取材すればいいのか、どの店なら取材を受けてくれるのか、わからないじゃないですか」
「まったくわからないですね」
「そんな時は『価格.comテレビ紹介情報』というサイトを使う手があります。このサイトで“納豆”を検索すると、過去にテレビで放送された納豆の情報とか、納豆専門店とかがズラ~っと出てきます」
「おぉ、すごい!」
「一度でもテレビに出演したことがあるお店(人)って、取材対応に慣れているから許可取りが楽なんです。少なくとも取材一切お断りってわけではないので」
「リサーチ作業って、実はかなり大事なんです。『この人に取材したい!』って希望を出すのは簡単だけど、実現しないと意味がないので。かといって取材を受けてくれるなら誰でもいいわけじゃなくて、説得力がある人じゃないといけないし」
「あと、松岡くんに教えてもらってなるほどと思ったのは、『“元”専門家に聞く』というテクニック。例えば、警察のことを知りたいな~って思った時は、元警官という立場の方に聞くのもアリですね」
「なぜ“元”の人が良いんでしょう?」
「現役の人だと言えないような本音を教えてくれたり、あとそういう方は“警官時代のことを書いた本”を出してらしたり、講演なさってたりするので、『宣伝になるからいいよ!』って受けてくれやすいです」
「WEB記事の利点として、Amazonリンクなどを直接張れますからね」
アポ取り(メール)
「リサーチした結果、聞きたい店や人が決まったら、取材依頼書っていうのを書きます。先方に『我々はこういうメディアの者です』『こういう記事を作りたいと思ってます』という説明をするためのものです」
「やりたい記事の内容を書面で送るんですね」
「取材依頼書に関しては、僕がジモコロ担当になった時に作ったテンプレがあるので使ってください」
株式会社◯◯ 担当者様
お世話になります。
主にWEBメディアでライターをしております◯◯(←本名とライター名)と申します。
今回、『ジモコロ』というWEBメディアにて、株式会社◯◯様をご紹介する記事を掲載いたしたく、ご連絡をさせていただきました。■メディア紹介「ジモコロ」
http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/
全国47都道府県の「地元」「仕事」を若年層(10代〜20代後半が中心)に届けるWebメディアです。インタビュー記事やレポート記事、4コマなどのコンテンツを定期的に発信しております。1記事あたりの平均PVは◯万、メディア全体の月刊PVは◯◯◯万ほどのメディアです。
<記事ご紹介>
・国境なき医師団へのインタビュー記事
・精華大学教授へのインタビュー記事
・NHKのドキュメンタリー監督へのインタビュー記事
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■取材概要
先日、ニュースで◯◯様がおこなっている取り組みを知り、非常に興味を持ちました。私自身もこんな経験があり、こんな思いがあることから、ぜひ記事として世に広めたいと思っております。
主に聞きたいことは以下の質問です
・取り組みの詳細
実際にどのようなことをおこなっていて、それは我々にどのような恩恵があるのか
└こういう場合は?
└こういう時のアドバイスはありますか?
・◯◯様が考える、この取り組みのメリット・デメリット
└例)今までこうだったものがこうなり、困っている人が減る
└例)こういった人にとっては手間が増えるかもしれない
・どのような思いで、いつ、この取り組みがスタートしたのか
└どんなきっかけでこの取り組みをやってみようと思ったのでしょうか?
└当時、周囲からどのように言われていましたか?
※取材の許可を頂けた場合、事前に詳細な質問集もお送り致します
※謝礼金に関しまして、大変些少にて恐縮ではございますが、予算の関係上、○万にてお願いできましたら、大変ありがたく存じます。
└メディアによって一記事あたりの予算が決まっているので謝礼の有る無しや金額はかならず編集者に相談(企業やサラリーマンだと副業規定などで謝礼を受け取れない人もいます)
■撮影させていただきたいこと
<オフィスでのインタビュー撮影>30分~1時間ほど
場所は会議室や打ち合わせスペースなど、ある程度静かで撮影可能な場所であればどこでも構いません。インタビューの様子を撮影させて頂きます。
<取り組みをおこなっている現場の撮影>30分~1時間ほど
こちらは「できれば」で構いませんが、実際にその取り組みをおこなっている現場を撮影させて頂きたいです
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上記の内容で企画を考えております。ご検討頂けないでしょうか。
取材対応が可能であれば、取材日、場所など、ご都合の良い日時を調整させていただきます。
以上になります。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願い致します。
・自分の名前(本名とライター名)
・自分のメールアドレス(必須)
・自分の電話番号(←あると信用度が増しますが必須ではありません)
「では、必要なところだけ補足で説明しますね」
メディア紹介
「冒頭の挨拶の後、自分や所属しているメディアの紹介をします。
・自分はどういうライターなのか
・ジモコロがどういうメディアなのか
・大体どういう人が読んでいるのか
・どれくらい読まれているのか
とかですね」
「自分やメディアのPRをするんですね」
「いえ、PRというより、先方に『取材を受けるメリット』を提示するんです。『25歳ぐらいの人が読むメディアならうちの店の購買層にピッタリだな』とか『毎月100万人に読まれるなら宣伝になるな』って思ってもらえるように、という感じですね。メリットのない取材だと思わられたら受けてくれる確率がかなり減るので…」
「取材って相手側の時間を何時間か使わせてもらうわけなので、メリットを提示するって大事だと思います」
記事紹介
「記事紹介の項目では、自分のメディアがどういう記事を作っているのかURLつきで紹介します。今回の場合はジモコロの記事をいくつか貼ってますが、フリーランスの方であれば、別メディアで自分が書いた記事とかでもOKです」
「この項目は、今回お願いしている記事の雰囲気を先方に伝えるためのものですね」
「単に3つの記事を紹介するだけではないと」
「そのとおりです! お店のレポートをさせてほしいなら過去の『お店レポート記事』を、真面目なインタビューをしたいなら過去の似たようなインタビューを、という感じでセレクトしてください」
「そうすると、『こんな感じで紹介してくれるのか』とか、『気軽に受け答えしたらいいんだな』という風に、先方も理解しやすいです」
「じゃあ色んな記事のストックがあったほうがいいですね」
「フリーライターの場合は自分が書いた記事とかも紹介するわけですが、最初の方で言った『色んな記事を書いたほうがいい』というのは、ここで生きてきます。こんな実績ありますよ~って提示できたら、先方も取材を受けてくれたりするので」
「ちなみに、上のテンプレで挙げている3つの記事は、『うちは信用できるメディアですよ』というのが伝わるセレクトになってます。NHKのドキュメンタリー監督とか、国境なき医師団とか」
「いいかげんなメディアだと取材できないような記事を挙げてるわけです。取材される側としても、ちゃんとしたメディアかどうかって気にするところなので」
取材概要
「続いて、取材概要を書きます。ここでは自分がどういう意図で取材をしたいのかを伝えるために、聞きたい質問を3つぐらい挙げます」
「3つは少なくないですか?」
「新人の方って絞りきれなくて10個20個挙げたりすることが多いんですが、20個あげられても『何をメインに聞きたいのか』って伝わらないんです」
「あ、確かに」
「3つに絞るのは、ライター自身が『何がメインなのか』を自覚するためでもあります。それを自覚できてないと、取材の場でポロッと出た“実は大事なひとこと”をキャッチできなかったり、逆にいらん方向にズルズル話が伸びたりしますね」
「4つ以上聞きたいことがあれば、取材OKをもらってから『質問集』として別途送ればいいです。とはいえ、1時間の取材なら10個質問したらもうタイムオーバーになったりしますけど」
「え、10個でタイムオーバー!?」
「1時間で10個の質問ということは、1質問あたり6分だから……盛り上がるとすぐ時間がきちゃいますね。そして良いインタビューは必ず盛り上がるので」
「絞るの難しそうですね……!」
「絞りにくい場合は、“記事のタイトル例”を入れるといいですよ。『椅子メーカーに聞いた“最も快適なイス”はこれ!(仮)』みたいな感じで。仮タイトルは提示したほうが取材先にイメージしてもらいやすいですからね。あとあと『こんな風に書かれるなんて…』というトラブルも避けやすい」
「仮タイトル入れるのほんとおすすめです。“最も快適なイス”なら機能や素材、価格への質問が必要になるし、逆にアート・デザイン方向の質問やイスの歴史に関する質問は必要なくなる」
「質問は、できれば“何が返ってくるか大体わかってる”ようなものが良いですね。答えるのが難しい質問とかは『めんどくさいから取材NG』ってことになったりするので」
「『あなたにとってマンガとは?』みたいな抽象的な質問は、答えにくい上に、おもしろい回答が得られないのでやめたほうがいいです」
「なので自分でも答えが想像できるぐらいの質問がいい。答えにくいかもと思ったら回答例をつけてあげるとかね」
「決め打ちでインタビューする感じですか?」
「あくまで“標準”を示してあげるって感じですね。そこからはみ出したり、予想を裏切るようなおもしろい回答があれば尚良しっていう。なので正解を知っていてもあえて間違えて取材先に語ってもらったり…」
「インタビューされる側も、“標準”がわかってないとどれくらいハミ出していいのか判断できないんです。すると逆に無難なこと(インタビュアーが望んでそうな回答)しか話してくれなかったりしますね」
「確かに。『自由に答えてください』って言われるより、『標準はこうですがあなたの場合はどうですか?』って聞かれたほうが、私はこうですね~と答えやすいかも」
「取材概要の項目では、質問の他に、『撮影するとしたら、向こうにどういった手間が発生するのか』を提示します。どういう場所で撮影したいのか、どれぐらい時間がかかるのか、といったことですね」
「ここ明確にしとかないと、当日になって『撮影場所は喫茶店とかでいいですよね?』って言われたり(喫茶店でも撮影許可は要るので当日だと難しい)、『こんなに時間がかかるなんて聞いてない!』みたいなトラブルになるので、気をつけてください」
取材依頼(電話)
「続いて、電話で取材依頼をする場合について教えますね」
「さきほどは取材依頼書について教えていただきましたが、『先に取材依頼書を送って、その後に電話』という流れがいいんですか?」
「必ずしもそうではないです。『先に電話して、その後に取材依頼書を送る』というパターンもありだし、『やりとりはすべてメールのみ』というパターンもあります。アポを取る人間としてはメールのみだと負担が少ないですが……」
「メールだけだと後回しにされることも多いですね。先方だって忙しいのですぐ返信がもらえると思っちゃだめです。その場合は『先日お送りした取材依頼書の件でご連絡しました』って電話をかけます。メールの返信って『あー忘れちゃったなー』ってことって多くないですか?」
「あと、そもそも一般からのメールを受け付けてないこともあるので、その場合は『先に電話で取材依頼する』ことになります。テンプレを用意しているので使ってください」」
・自分
あ、お世話になっております。わたくし、ジモコロというWEBメディアでライターをしております○○(本名)と申します。
・相手
「え、はい……? お世話になっております……」
・自分
取材のお願いがありましてお電話差し上げたんですが、そういった……取材などを担当している広報の方などはいらっしゃいますか?
・相手
「取材? あぁ、取材ですか、それはどういった? テレビかなにかの?」
・自分
いえ、「ジモコロ」というネット上のメディアになります。○○様のおこなっている取り組みについて……例えばこの取り組みにかける思いですとか、歴史といったようなことを、取材させて頂けたらと
・相手
「なるほどなるほど、ちょ~っと詳しくお話を……う~ん、企画書(取材依頼書)とかそういったものはございますか?」
・自分
はい、ではメールでお送り致します。どなた様宛に送ればいいでしょうか?
・相手
「広報の○○という者がいますので、そちらにお願いできますか? メールアドレスはAAAAA@BBBBB.co.jpです」
・自分
AAAAA@BBBBB.co.jpですね、かしこまりました! ではすぐにお送り致します!
「100%ガチガチのビジネス口調だとセールスの電話と勘違いされたりするので、ほんの少しだけくだけた感じを混ぜたほうが成功率高いです」
「テンプレの会話のやりとりがかなり少ないように思えたんですが……」
「いや、こんなもんで大丈夫です。大事なことは取材依頼書で伝えればいい」
「電話はあくまで取材依頼書に繋げるための手段なんですね」
「電話では、何よりも最初に『取材に関する担当の方はいらっしゃいますか』って確認した方がいいですね。電話を取った人が取材OKか決められる立場じゃないことも多いから」
「電話を取った人に長々と説明をした後、担当者に繋いでもらって、もう1回同じ話をしないといけなくなる」
「電話から取材依頼書に繋げて、OKならあとは、撮影日時をすり合わせます。大まかな時期……例えば“5月後半”とかを指定して、先方にいけそうな候補日を3~5つくらい挙げてもらいます」
「取材日時が決定したらいよいよ……」
「実際に取材に行くターンですね」
「なるほど! ものすごくわかりやすく教えていただいてありがとうございました! よ~し、がんばるぞー!!」
「では、次回は『インタビュー・取材のやりかた』でもやりましょうか」
「お願いします!」
まとめ
というわけで今回は、新人ライターでも簡単に書ける『WEB記事の作り方|ネタ出し・アポ編』をお送りしました。
どうやって記事を書いたらいいのかお悩みのライターさんに、少しでも役立てば幸いです。
構成|瀬戸はるか
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この記事を書いたライター
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