こんにちは、グルメライターの松岡です。

僕はバーグハンバーグバーグに入社する前、テレビ番組の制作スタッフ(AD)として地方を飛び回っていました。

当時よく利用していたのが―

 

東京駅です!!

ADに限らず、出張や旅行をする際に誰でも悩む問題がひとつありますよね。

それは……

 

東京駅の駅弁

どれを買っていいのか

わからない問題!!

東京駅には駅弁が購入できるお店がたくさんあるメリットと、どれを買っていいのかわからず何となくお弁当を選ぶデメリットがあります。

そこで今回は東京駅構内にあるグランスタ東京「お弁当・惣菜ゾーン(スクエア ゼロエリア)」「駅弁屋 祭」で購入できる美味しい駅弁15選をランキング形式で紹介。

この記事を読めば、迷わずに美味しい駅弁と出会うことができますよ!!

 

今回紹介する駅弁・もくじ

 

【1ページ目(駅弁ランキング 15位〜6位)】

15位:ますのすし本舗 源「ますのすし小箱」

14位:新発田三新軒「えび千両ちらし」

13位:佐藤水産「鮭のルイベ漬盛り海鮮弁当」

12位:地雷也「天むす」

11位:淡路屋「ひっぱりだこ飯」

10位:豆狸「グランスタ限定5種いなり詰合せ」

9位:刷毛じょうゆ 海苔弁山登り「海苔弁 海」

8位:崎陽軒「シウマイ弁当」

7位:新杵屋「牛肉どまん中」

6位:駅弁つばめグリル「ナポリタン弁当」

【2ページ目(駅弁ランキング 5位〜1位)】

5位:とんかつ まい泉「やわらかヒレかつ弁当」

4位:若廣TOKYO「贅沢塩焼き鯖のすし弁」

3位:焼き鳥 串くら 京都・御池「鶏づくし弁当」

2位:オーベルジーヌ「ミートミックスカレー」

1位:浅草今半「牛肉弁当」

 

【駅弁の購入先(MAP)】

 

15位 ますのすし本舗 源:ますのすし小箱(税込1,300円)

15位に選んだのは、ますのすし本舗 源「ますのすし小箱」。

富山県の郷土料理として有名な鱒寿司が、コンパクトなサイズで食べやすく楽しめる逸品。

 

箱を開けてみると、すでに6等分に切られているため手を汚さずに箸で食べることができます。

 

箱の蓋を裏返すと鱒寿司を置ける木の板として使用できるので、取り皿の心配をしなくても大丈夫!このアイディアを考えた人、地味にすごいですよね。

 

鱒寿司を一口食べてみると、いい感じに酸味がきいたますの旨みと口の中でホロホロに崩れる酢飯が一体となって美味しい気持ちに満ちます。ワンカップの日本酒と一緒に合わせたら、さらに最高だろうな。

日常であまり鱒寿司を食べる機会がないので旅行ならではの気分が高まるのもいいし、ちょうどいいボリューム感もオススメのポイントです。

 

14位 新発田三新軒:えび千両ちらし(税込1,580円)

14位に選んだのは、新発田三新軒「えび千両ちらし」。

2017年にJR東日本(東北・関東・甲信越)で販売している駅弁で、一番評価が高い駅弁を決める『駅弁味の陣』にエントリーをして、最高賞の”駅弁大将軍”を受賞をした逸品。

 

箱を開けてみると一面に厚焼きたまごが敷き詰められています。えびが不在だけど商品名に使って大丈夫なの?

厚焼きたまごの下を見てみると……

 

!?!?

 

海と川の幸が出現!!

えび・いか・うなぎ・こはだの具材が美しく輝くお弁当になりました。

 

あっさりした味つけのうなぎは身がふわふわで、寿司飯と相性が抜群!少しお高めのお寿司屋さんでテイクアウトして食べるお弁当に近いクオリティなので、旅先に到着する前に気分をあげたい方や出張帰りのご褒美に食べながら帰るのもあり。

 

お弁当の名前にもなっている蒸しえびも身がやわらかく、えびの旨みそのままに酢と醤油の味つけがシンプルで美味しい。

日本酒を飲みながら食べたいお弁当です。

 

13位 佐藤水産:鮭のルイベ漬盛り海鮮弁当(税込1,480円)

13位に選んだのは、佐藤水産「鮭のルイベ漬盛り海鮮弁当」。

”ルイベ”はアイヌ語で溶ける食べ物という意味だそうで、鮭のルイベ漬は一度冷凍した鮭を解凍してご飯と合うよう、鮭とイクラを特製のしょうゆで漬け込んだ北海道の珍味のひとつ。

すべてのおかずがオール鮭という、鮭好きにはたまらない夢のようなお弁当!!

 

お弁当のメインを飾る「鮭のルイベ漬」は、とろけるようにやわらかい鮭の身にイクラの旨みと特製醤油の旨みがトリプルにまざる唯一無二の味わいで病みつきになるほど。

このまま酢飯のご飯を食べるか、お酒を飲むかで悩む美味しさが口の中を支配します。

 

サイドの「鮭トロ・いくら・サーモン」も美味しく、ルイベ漬けの濃厚な旨さに対してさっぱりしたシンプルな鮭の旨みが魅力的で、交互に食べすすめると目的地に到着する前に満足のゴールにたどり着きます。

 

新幹線の中でお酒を飲みながら移動を考えている方や、シンプルに鮭のお寿司が好きな方にとってもオススメできるお弁当なので、未体験の方はぜひお試しください!

 

12位 地雷也:天むす(税込820円)

12位に選んだのは、地雷也「天むす」。

 

袋を開けてみると天然の竹の皮で天むすが包装されています。昔話に出てくるような雰囲気がまたいいですね。

竹の皮は風情があるだけでなく、おにぎりの余分な水分を吸収して保湿する性質があるそう。

 

竹の皮を開けてみると小ぶりで美味しそうな天むすが5つ現れました。

地味にきゃらぶきが添えてあるのも嬉しい。

 

天むすのオススメポイントとしては、海苔が横から巻かれているので片手でとっても手が汚れず、一口サイズで気軽に食べることができるので軽食としてもビールのおつまみにしてもいいのが嬉しいですね。

 

地雷也の天むすは冷えても繊細な甘さが広がるお米が印象的で、サクサクでぷりぷりした食感の海老天の旨みに海苔の風味がプラスすることで小さくても満足のいくクオリティなのがすごい。

旅行先でグルメを満喫する前に程よく食事を済ませたい方にもぴったり。

 

11位 淡路屋:ひっぱりだこ飯(税込1,300円)

11位に選んだのは、淡路屋「ひっぱりだこ飯」。

蛸漁に使用する蛸壺風の陶器に、真だこや穴子を詰め込んだJR西明石駅の名物駅弁。

 

蓋を開けてみると壺の中から美味しそうな海と山の幸が出現!!

これは自然と箸が壺の中に吸い寄せられてしまいますね。

 

お弁当のメインとなる「たこの旨煮」は、醤油ベースの出汁でいい感じに味つけがされてやわらかく、一口食べるごとにたこの旨みがじんわりと口の中に広がって地味に幸せな気持ちになっていきます。

壺の奥に隠れている醤油味の炊き込みご飯も絶品で、この駅弁を選んで良かったという気持ちに。

駅弁本来の楽しさとか美味しさがこの壺に凝縮されているので、個人的には駅弁の中で一番好きなお弁当かもしれない。非日常の体験がこの壺で味わえるのは何かいいですよね。

 

菜の花醤油漬や椎茸煮などの地味なおかずたちも美味しいので、ビールを飲みながら新幹線で食べるのもありだし、旅行帰りに自宅で温めて食べるのもありですね。

 

旅行の記念として壺を自宅に飾ったり、小物入れにしても使えるので最後まで楽しめるのもオススメのポイントです。

 

10位 豆狸:グランスタ限定5種いなり詰合せ(税込928円)

10位に選んだのは、豆狸「グランスタ限定5種いなり詰合せ」。

お弁当タイプの駅弁とは違い軽食やお土産としても最適ではないでしょうか。

 

5種類あるいなりの中でも、東京駅の豆狸でしか購入できないのが「穴子いなり」と「マグロ時雨煮いなり」。

どちらも東京駅のレンガ模様をイメージした焼き印が印象的ですね。

 

「マグロ時雨煮いなり」は、すっきりとした醤油ベースで味つけされたほろほろでやわらかなマグロ時雨がたっぷり入っていて、一口食べるとマグロの旨みといなりの良さが合わさって美味しい。

色々ないなり寿司があるけど、この組み合わせは食べたことがなかったのでめっちゃ好きになりました。

 

「穴子いなり」は、焼き穴子の甘さとほんのりとゆずの香りがする大人な味わいで、追加でもう1つ食べたくなるほど個人的には一番好き。

単品でも購入することが可能なので、この2つをお土産に購入するのもありかもしれませんね。

 

ピリッとした上品なわさびの辛さが印象的な「わさびいなり」も、他ではあまり口にしたことがない美味しさがあったので大人向けのおつまみやお土産としてもオススメです!!

 

9位 刷毛じょうゆ 海苔弁山登り:海苔弁 海(税込1,296円)

9位に選んだのは、刷毛じょうゆ 海苔弁山登り「海苔弁 海」。

都内にある主要駅に出店を重ね、駅弁の新定番として人気を集める海苔弁。

 

海の幸をメインにした海苔弁は、大ぶりで脂ののった焼鮭とちくわの磯辺揚げが二枚看板としてど真ん中に君臨。

 

サイドのおかずは、玉子焼き、青菜のナムル、ゆず大根、しらたきの明太子和え、と和食にぴったりの選抜された実力者揃い。

どのおかずも丁寧に作られていて嬉しい!

 

焼鮭はサイズが大きいだけでなく身も厚く、鮭本来の旨みを楽しむことができる塩気の少ない上品な味わいで美味しい。

これは自然とご飯もすすんじゃう。

 

海苔弁のご飯は口どけのいい海苔が二段に重なり、ほのかな醤油の風味と海苔の香りが楽しめる極上の仕様。

正直、ご飯だけでも十分に美味しい。

 

普段は脇役として目立たないちくわの磯辺揚げも「海苔弁 海」だと存在感があり、ちくわの旨みと青のりの風味が絶妙で病みつきになる味。

 

市販のお弁当にはめずらしい、ふわふわでトロトロ食感の玉子焼きも絶品で、1,000円を超える価格帯だけど満足度は十分。

定番の海苔弁が食べたい気分の時は、こちらのお弁当がオススメですよ!!

 

8位 崎陽軒:シウマイ弁当(税込950円)

8位に選んだのは、崎陽軒「シウマイ弁当」。

ハマのソウルフードと呼ばれる、関東を代表するキングオブ駅弁。

 

1日に約2万6000個以上も売れている「シウマイ弁当」は、現在、日本一売れている駅弁とも呼ばれ、日本人のみならず外国人観光客たちにも評価されている逸品。

冷めても美味しいお弁当という、唯一無二の存在感もすごいですよね。

 

豚肉、ホタテ、玉ねぎの風味豊かな味わいが印象的な「昔ながらのシウマイ」は、冷めた状態のまま食べても美味しく、ご飯のおかずとしてもビールのおつまみにして食べても最高という、年齢を重ねるごとにおいしさの魅力が上がります。

 

もち米を食べているような気分になる、モチモチで程よい固さのご飯も美味しく、どのおかずと食べても”うまい”が続くのも人気の理由ですね。

 

個人的にはこのお弁当でしか食べることができない、「鮪の漬け焼」が好きで、シウマイを食べた後にこちらをおかずにご飯を食べるのが幸せの道筋です。

 

7位 新杵屋:牛肉どまん中(税込1,480円)

7位に選んだのは、新杵屋「牛肉どまん中」。

2018年に『東京駅で買える最強駅弁』として1位を獲得した駅弁が、6年後には7位になるほど東京駅の駅弁の進化がすさまじく進んでいることに驚きました。

 

駅弁販売のイベントで数々の賞を受賞し、東京駅で約200種類近くの弁当を販売する『駅弁屋 祭』で1番人気を獲得している大人気の駅弁。

 

とにかく

肉のボリュームがすごい!!

 

自家製たれで甘く煮込んだ牛肉煮は従来の駅弁をはるかに超える量を使用しており、数ある牛肉系の弁当の中でも一番ボリュームがあると検証されるほど、どっさり乗っています。

 

商品名の由来となった山形県米「ど真ん中」というお米が冷めても美味しく、牛肉煮と一緒に食べたら箸が止まらなくなるほど。味つけが少し濃いめなので、温泉卵をのせて食べたらもっと美味しくなりそう。

お弁当の量がとにかくパワフルなので、普通の駅弁の量じゃ物足りない方や肉好きの方にオススメです!!

 

6位 駅弁つばめグリル:ハンブルステーキ ナポリタン弁当(税込1,620円)

6位に選んだのは、駅弁つばめグリル「ハンブルステーキ ナポリタン弁当」。

関東で人気の洋食レストランつばめグリルが展開するテイクアウト専門店のお弁当は、店内キッチンで作るこだわりが強み。

 

駅弁では珍しい、お弁当が二段重ねになっているのもテンションが上がります。

 

おかずの上段をずらしてみると……

 

店内で炊いている新潟県産のコシヒカリが出現!!

さっそくおかずを食べてみると……

 

ソーセージのうまさが

完全に駅弁のレベルじゃない!!

パリッとした食感のあとに肉肉しい旨みたっぷりのソーセージが口の中で溢れます。これは駅弁じゃなくて、普通に美味しい洋食店で食べる味と変わりません。駅弁のレベルが進化しすぎてるぞ。

メインのハンブルグステーキを食べる前に、こいつはただものじゃない感がすでに出てる。

 

続けてびっくりしたのがナポリタンのうまさ!!

これも普通のお弁当やパスタで食べるレベルを超えて、洋食店で食べる美味しさを完全に再現しています。具材も玉ねぎ、ピーマン、ベーコンがたっぷり入っていて、ナポリタン単体で食べたくなるほどうまい。

最後にハンブルグステーキを食べてみると……

 

うますぎ!!

少し冷めた状態で食べてこれだけ美味しいって、温かいうちに食べたらどれだけうまいの?と思うほど、駅弁というジャンルを超えてきます。自家製のビーフシチューをつけて食べたらもう、たまりません。

看板商品の「ハンブルグステーキ」は国産の牛肉、豚肉を、店内キッチンで挽き肉にするところから手作りし、焼き立てにこだわり提供をしているため、レストランで食べているような味を楽しむことができます。

 

価格が1,620円と少しお高めの設定なので5位という順位になりましたが、味の満足度で言えば順位以上のクオリティがあるので、美味しい洋食を食べながら旅に出かけたい方やホテルで食べるお弁当を探している方にはマジでオススメです!!

 

殿堂入りの駅弁が決定!? ベスト5の発表