cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【整理収納】収納グッズは買わなくていい!引き出しの仕切りは牛乳パックが便利。


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美しい収納に憧れて

自分の家の整理を、本格的に考え始めた頃。

白いプラスチックのケースの中に整然と美しく整えられたキッチンツール類だとか、テプラできれいに印字されたラベリング(しかもなぜか英語)に、魅了されていた時期がありました。

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テプラで作ったラベリングというのは、そもそもそのラベリングを作る時間がもったいないし、いちど作ったとしても面倒くさがりな私はそれを更新できないな、と思って作るのを断念。

システマチックに並んだ白いプラスチックケースに美しくツール類が収納されている絵に憧れもししました。


でも、収納されるべき道具の種類や数も、家族の年齢や人数が変わったり、引っ越しやリフォームなどで形態が変わると、いっときはきれいに収まっていたその収納グッズが機能しなくなったりすることもあります。最終的には、おそらく家族は夫とふたりか私一人になり、道具類は少なくなり、それを収めている収納グッズも不要になる。

そう考えると、いつかはゴミになるプラスチックのケースをあまりたくさん増やしたくないなぁ、と思い、買うのを躊躇しました。

しかも、安いとはいえ、それを買うのに当然初期投資もかかります。また、シリーズで揃えても、モデルチェンジしたらいままでそろえていたものと仕様が合わなくなるかもしれない、なんてことも。これは、以前、無印のプラスチックの衣装ケースで独身の頃経験しました。


そして、結局プラケースは使わず、仕切りは昔からやっている牛乳パックを使う方法を継続しています。




牛乳パックの仕切りの作り方


我が家は、週に3本ほど生活クラブのビン牛乳が届きます。

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とっても美味しくて、子ども達も大好きな牛乳ですが、賞味期限が短く1週間持たない。そもそも1週間分買うと、冷蔵庫がパンパンになってしまうので、生協の配達前の数日分は近所のスーパーで牛乳も買います。





さて、飲み終わって空になった牛乳パックは、資源ごみ。我が自治体では、近所のスーパーに集積所があり、ある程度溜まったらそこに持っていきます。




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牛乳パックを洗って、切るときは、こんな形に。




縦の一辺を切ったら、底部を続けて斜めにカットするのがコツ。


こうして、切った牛乳パックの収納場所は、冷蔵庫の上。洗ってカットされたての分は、まだ濡れているので、一番上に置いて自然乾燥。


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この牛乳パック、揚げ物をしたとき使い捨てバットがわりにしたり、魚をさばくときの簡易まな板がわりにするときもありますが、これを引き出し収納の仕切りとしても活用します。


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まず、牛乳の注ぎ口付近の、


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折り目がたくさんついているところを切ります。ここは使いません。


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そして、牛乳パックの内側のツルツルした部分を山折に。




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こうして加工した牛乳パックを向かい合わせに二つ連結すると、長さが調節できる仕切りになります。
これを、引き出しの内部の仕切りに利用。





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山折り部分が広がってきになる場合は、セロテープやホチキスで留めても。私はホチキスで留めてます。



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コンロとシンクの間にある引き出しの最上段は、





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我が家のキッチンで最もアクセスしやすいところだから、もっとも使うツールだけを入れています。



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写真左上部には、ラップとスライサーの仕切りとして牛乳パックを利用。


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牛乳パックの幅のままだと少し広すぎるので、収納したいものに合わせて少しカットしています。テキトーな切り口に性格がでているのはご容赦ください ^^;



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写真右下部にも牛乳パックを使っていて、こちらはおたまやレードル、ターナー類と、ナイフ類を分けています。
長さは調節して、写真上部に収納しているクロス類と分類。






紙製だから、簡単に細工できる牛乳パック。様々な形のものを収納するときも、好きな大きさにカットできるから、空きすぎるスペースができず、無駄がありません。

内側はコーディングされているから、少しの汚れは拭いてきれいにすることもできるし、不要になったときにはさっと洗ってまた資源ごみのサイクルに戻すこともできます。



生協で売っているような、1.5Lの大きめ牛乳パックや、紙パックの1.8Lのお酒など、牛乳パックより大きいサイズの紙パックも、同様に収納の仕切りとして使えます。高さや長さを調節すれば、衣類を収めている引き出しの仕切りとしても使えて、とても便利です。


愛用している、牛乳パックで作る仕切りを紹介しました。


・初期投資不要
・大きさを簡単に変えられる
・大きさが揃っていてモジュールとして使える
・汚れたら使い捨てもできる
・不要になったら資源ごみとして循環ルートに乗せる

こんな、便利な収納グッズ、使わないなんてもったいない。

持たない暮らしをめざすなら、何かを買う前に「家にあるものを活用できないかな?」と考えてみてください。
資源ごみとして出せるなら、不要になったときすぐに使うのをやめることもできます。
先日のラップケースの記事のように、それがプラスチックなら、捨てるのに躊躇してしまう、ということもありえます。

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牛乳パック以外にも、紙袋、靴箱など、使えるものがいろいろ見つかりそうですね。


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