三谷幸喜脚本、香取慎吾主演の大河ドラマ「新選組!」初配信決定!

NHK大河ドラマ「新選組!」が、2004年の放送から20年以上の時を経て、NHKオンデマンドで初配信される。脚本は「真田丸」や「鎌倉殿の13人」を手掛けた三谷幸喜。彼が脚本家として人生が変わったと語る、自身にとって初めての大河ドラマが満を持しての登場だ。
本作は、幕末の京都で治安を守り、未来を信じて生きた新選組局長・近藤勇(香取慎吾)とその仲間たちの青春群像劇。特筆すべきは、放送当時から豪華だったキャスト陣だ。三谷が「20年後に見返すとオールスターキャストになっているはずだ」と公言していた通り、現在の視点で見るとその言葉の予言性がよくわかる。土方歳三役の山本耕史、沖田総司役の藤原竜也、山南敬助役の堺雅人など、錚々たる顔ぶれが揃っている。
また、NHKオンデマンドの特設ページでは、配信に先駆けて三谷のスペシャルインタビューを全文掲載。制作当時の思いや、今回初めて作品に出会う視聴者へのメッセージが公開されるという。(加賀美光希)
「新選組!」は、9月29日午後5時から毎日数話ずつ配信される
三谷幸喜メッセージ(抜粋)
大河は3作に携わっていますが、最初の「新選組!」は、脚本家としての人生が変わった作品だと思っています。3作とも思い入れが深いし、どれが一番とは言えないけれど、やっぱり1本目の大河ドラマは大きな節目。あんなに長期間の、史実に沿ったドラマを手がけるのも初めてでしたから。そして、いまも自信を持って皆さんに観ていただけるものができたと思っています。だから、この作品をもっと広く観てもらえるといいなと、ずっと願ってきました。雪解けのように配信が解禁になって、いよいよ出揃うのは感無量。「新選組!」そして他の2作も、ぜひこの機会に観ていただけたら嬉しいです。