<あんぱん残り4回>愛すべき悪役が誕生する【ネタバレ注意】

俳優の今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)は、23日に最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」第127回が放送。あらすじを紹介する。
うれしい話を聞いたと息を弾ませて帰ってきたのぶ(今田)。アンパンマンに何か足りないと感じていた嵩(北村匠海)は、のぶの話を聞いて悪役を描き始める。
それから2年の月日がたち、愛すべき悪役のばいきんまんは子どもたちに人気のキャラクターに。そんなある日、蘭子(河合優実)が嵩にばいきんまんが生まれた理由を尋ねると、聞いていた八木(妻夫木聡)は押し黙り……。そして嵩は、次々とキャラクターを生み出していく。
朝ドラ112作目の「あんぱん」(全26週/130回)は、「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんの夫婦をモデルとしたオリジナルストーリー。激動の時代を生きた二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどりつくまでの物語を描く。脚本は「花子とアン」(2014)以来2度目の朝ドラ脚本となる中園ミホ。主題歌はRADWIMPSの「賜物」で、語りを林田理沙アナウンサーが務める。
26日に本編の最終回を迎え、29日からは高石あかり(高=はしごだか)が主演を務める連続テレビ小説の第113作「ばけばけ」(作・ふじきみつ彦)がスタートする。(清水一)