イスラエル軍、ガザ地区のパレスチナ人に24時間以内の退避を警告
AFP通信によると、国連のデュジャリック報道官は12日夜(日本時間13日午前)、イスラエル軍が国連に対し、パレスチナ自治区ガザ地区の北部に住む住民は24時間以内に同地区の南部に退避すべきだと伝えたと明かした。
イスラエル軍が24時間の期限後にガザ地区の北部でどのような行動をとるかは不明だ。イスラエル南部のガザ地区境界には軍事車両や兵士が結集し、同国のネタニヤフ首相はガザを実効支配するイスラム組織ハマスを排除するため、地上侵攻の準備を加速させているとされる。
デュジャリック氏は対象となるとみられる住民は110万人に上るとしている。国連職員のほか、学校や病院などで避難し、国連に保護されている人々も対象とされ、「国連は、このような移動は人道的に壊滅的な影響を与えずには不可能だと考える」と述べた。
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