ロシアのプーチン大統領は25日、ロシア軍の兵力の枠を13万7千人増やし、約115万人にする大統領令に署名した。ウクライナ侵攻にともなう兵力の不足を補う狙いがあるとみられるが、実施は来年1月から。戦争終結の道筋が見えないなか、欧米では、大規模な動員が難しいことを示しているとの見方も出ている。
大統領令によると、ロシア軍の定数を来年1月、現在の約190万人から約204万人に増やす。現在の兵力の枠は約101万人で、増加分はすべて兵力にあてることになる。
ロシア軍はウクライナ侵攻当初、15万人以上の兵力を投入したとみられ、名目上は、それに近い兵力を増員することになる。
ただ、米戦争研究所(ISW…
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