立憲・枝野氏「強い外出制限に賛成の余地は十分ある」
吉川真布
立憲民主党の枝野幸男代表は9日、インターネットでの動画配信で、「(緊急事態宣言が出ても)多くの皆さんに従っていただけない、効果が出ないという状況になれば、ちゅうちょなく強制的な外出制限の措置を執行することは、当然やらなければならない」との考えを示した。
枝野氏は「必要があれば、我々が野党の段階でも、かなり強い外出制限について、相談に応じて賛成する余地は十分ある」と述べた。災害時に市町村長が移動制限などを指示できる災害対策基本法を挙げ、「(同法を使えば)かなり強い外出制限が可能ではないか」との見方も示した。
一方、「まずは徹底して感染を抑える(ことが大事だ)」とも強調。外出制限の議論をする前に、営業自粛の店舗などへの十分な補償などを検討するのが先だとの考えも示した。
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