リヤド:サウジアラビアは金曜の夜、ドイツ当局に車突入テロに関与した男について警告していた、とサウジ筋がロイターに語った。
ドイツの治安筋によれば、サウジアラビア当局は2023年と2024年に数件の情報を送っており、治安当局に伝えられていたという。
ドイツの都市マグデブルクでクリスマスの群衆に突っ込んだ犯人は、平和と安全を脅かす過激な意見を個人のXアカウントに投稿していた。
王国は土曜日、少なくとも5人が死亡し、200人以上が負傷したこのテロを非難した。運転手は事件直後に現場で逮捕された。
#Statement | The Foreign Ministry expresses the Kingdom of Saudi Arabia's condemnation of the incident that took place in a market in the city of Magdeburg in the Federal Republic of Germany in which a car plowed into crowds, resulting in the death and injury of a number of… pic.twitter.com/Ozc85f0GpZ
— Foreign Ministry 🇸🇦 (@KSAmofaEN) December 21, 2024
サウジアラビア外務省は土曜日の声明で、犠牲者の遺族と政府に哀悼の意を表し、負傷者の一刻も早い回復を願うと表明した。
サウジアラビアはまた、あらゆる形態の暴力に反対する断固とした姿勢を改めて表明した。
ムスリム世界連盟(MWL)も同様に今回のテロを非難し、暴力やあらゆる形態のテロに反対する姿勢を再確認した。
また、声明の中で、「犠牲者と負傷者の家族、そしてドイツ社会に連帯と心からの哀悼の意、そしてお見舞いを申し上げる」と表明した。
ドイツ当局は、20年近くドイツに住んでいる50歳の犯人を、車突入事件との関連で捜査している。
運転手は事件直後に現場で逮捕された。警察は一晩彼の自宅を捜索した。
動機は不明のままで、警察はまだ容疑者の名前を挙げていない。
オラフ・ショルツ首相は、犠牲者を悼み、教会に白いバラを捧げた。