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「いまどきのPHP開発現場 -2015年秋-」を発表してきました&参考資料まとめ

この記事の所要時間: 09

はてなブログお試し中。

http://shin1x1.hatenablog.com/entry/php-development-tools-in-2015

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「レイヤードアーキテクチャを意識したPHPアプリケーションの構築 ver2」を発表しました。 #DevKan

この記事の所要時間: 17

2015/09/14に行われたDevLove関西にて「レイヤードアーキテクチャを意識したPHPアプリケーションの構築 ver2」を発表してきました。

このセッションは、PHPカンファレンス福岡で発表したものですが、DevLove関西主催の @yohhatu さんからお声がけ頂いて、再演を行いました。ただ、同じ内容では面白くないので、Laravelアプリケーション構築時に意識した点を掘り下げて資料を改変しました。

発表資料

発表資料は以下です。

レイヤードアーキテクチャを意識した PHPアプリケーションの構築 ver2 from Masashi Shinbara

アプリケーションコードをレイヤ分けする際に、ただのグループとして分離するのではなく、レイヤの責務を明確にする、そしてレイヤ間の依存関係(処理の流れ)を一方向にするのがポイントです。

さいごに

今回は、3 人のスピーカーだったのですが、発表内容を事前に打ち合わせしたわけでもないのに、私、@s_kozake さん、@OkaHiromasa さんの順に抽象度があがって、広いテーマになっていくという流れが面白かったです:)

お二人の発表はもちろんのこと、イベント後の食事会も合わせて、楽しい時間でした。ありがとうございました!

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「先取り!PHP 7 と WordPress」を発表しました

この記事の所要時間: 215

WordCamp Kansai 2015 にて、「先取り!PHP 7 と WordPress」という発表を行ってきました。

2015-07-26_15_56_23-2

発表資料

先取り!PHP 7 と WordPress from Masashi Shinbara

今年の 11 月にリリース予定の PHP 7 上で、WordPress を動かすとどうなるか、ということをデモを交えて紹介しました。

デモでは、9 年間稼働している本ブログ(Shin x blog)のコードを PHP 7 で動かしたりしてみました。そのままは動かないので、エラーメッセージを表示して、修正して、という作業を壇上で行い、最終的には表示するところまで進めました。PHP 7 への移行作業の雰囲気が伝われば嬉しいです:)

WordPress では、PHP 7 の新機能よりも、パフォーマンスアップの方が恩恵が大きいと思うので、PHP 5.6 との比較も行っています。

WordCamp Kansai 2015 雑感

私は、2 日目の夕方のセッションだったので、午後に会場入りして、いくつかセッションを見ていました。そこで感じたのが以下でした。Web エンジニアが見て面白いセッションがいくつかあったので、もっとエンジニアが参加するといいですね。

個人的にいいな!と思ったのが、スポンサーブースコーナーの中央にでんと置かれた「軽食コーナー」です。おにぎり、パン、ペットボトルが山積みになっていて、取り放題、食べ放題になっていました。小腹が空いたらいつでも食べられるし、ランチでも外に出る必要が無いのが良いです。

現金なもので、食べ物、飲み物があると、セッション間の休憩時も自然とこの場所に足が向くので、スポンサーブースに呼びこむという意味でも効果的です。

2015-07-26_13_00_04-2

実は、5 月に PHP カンファレンス関西 2015 でも実施しようとしていたのですが、諸々事情があり、今年は実現しませんでした。来年は、また挑戦したいところです。

さいごに

会場は、阪大の豊中キャンパス内ということで、ゆったりとした雰囲気でした。発表した講堂も歴史のある建物で、都会にある近代的な施設とはまた異なった趣で、気持ち良く発表ができました。あのゆるやかな雰囲気だとハンズオンもじっくり取り組めそうです。

スタッフの皆さん、関係各位の皆さん、楽しいイベントをありがとうございました。

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「レイヤードアーキテクチャを意識したPHPアプリケーションの構築」を発表しました

この記事の所要時間: 318

2015/06/27 に開催された PHPカンファレンス福岡2015 にて、「レイヤードアーキテクチャを意識したPHPアプリケーションの構築」という発表をしてきました。

layerd-architecture-header

MVC フレームワーク(CakePHP / Laravel)で構築したアプリケーションをレイヤードを意識して改善したという内容です。参加いただいた皆さんの顔ぶれを見ると歴戦の勇者みたいな方ばかりでしたが、和やかな雰囲気でセッションを進めることができました。ご参加ありがとうございました。

発表資料

発表資料は以下です。

レイヤードアーキテクチャを意識したPHPアプリケーションの構築 from Masashi Shinbara

MVC にサービスレイヤを追加して、それぞれの役割を意識して作る。レイヤ間の依存を明確にする。サービス(ドメイン)を中心に考える。よく言われていることなのですが、実際に実践する中で、ハマりがちなことや実際に実践してきた中で感じたことを紹介しました。もちろん、これで ok ということはないので、今後取り組んでいきたい内容も取り上げています。

MVC フレームワークを使っていて、ある程度複雑なアプリケーションを作っている人なら、ぶつかる部分だと思うので、参考になれば嬉しいです。

あなたのアーキテクチャの話が聴きたい

発表の最後に、このメッセージを伝えました。

PHPのイベントでは、色々な種類の発表があるのですが、意外と今回のようなアーキテクチャや設計の話は少ないように思います(実際、PHPメンターズ 以外ではあまり見ない気がします)。

誰もが、アプリケーションを実装する際は、なんらかの設計をしているわけで、そこでは数多ある方法から取捨選択しているわけです。その形が、枯れた方法であったり、最近キャッチーな内容ではないかもしれません。いや、むしろその方がほとんどだと思います。

ただ、こうした話こそ、現場で戦っている人にしかできないことで、それが聞けるのが、勉強会やカンファレンスのようなイベントの醍醐味でもあります。現場で実践した内容は(そのまま取り込むかは別にして)多いに参考になります。

設計には、これという正解があるわけで無く、それぞれのプロジェクトのコンテキストを理解していないと伝わらない部分が多いです。また、変なことを言うと、批判されるのでは、という思いもあるかもしれません。

これまで、私も、わざわざ話すほどでも無いなあと思い、こうした内容の発表は LT 以外ではしてきませんでした。ですが、今回、実際にやってみると多くのフィードバックを得ることができました。

「参考になりました!」という方もいれば、「内容には同意しないけど、違う意見が聴けて面白かった。」という方もいました。そして、多くの方から「自分は、こう考える、こうしてる。」といった考えを聞くことができました。情報は発信する人に集まる、と良く言われていますが、まさにそのとおりになりました。

今回の内容は、以前書いたエントリLaravel エンジニア養成読本に書いたものがベースになっているのですが、こうしたアウトプットの事前準備において、普段やり過ごしていたポイントに気付くなど多くの発見がありました。

アーキテクチャや設計に関する話は、フレームワークや言語すらを超えて、共通の話が多く、色々な人で共有できます。もっと、PHP コミュニティでも、こうしたセッションが増えるといいですね!

さいごに

PHP カンファレンス福岡は、初回にも関わらず、盛況で、とても良いイベントでした。セッションも、スピーカーの方の経験や考えを話すものが多く、そこでしか聞けないものばかりで、とても有意義なものでした。

最後の委員長お二人の挨拶でホロッとさせられたのも、生な感じで良かったです:)

スタッフの皆さん、関係各位の皆さん、本当に良いイベントをありがとうございました。

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勉強会(カンファレンス)を有料にするということ

この記事の所要時間: 613

毎年おなじみとなりました、PHPカンファレンス関西リレーブログ。5/30 の開催に向けて、スタッフが思いのたけをブログにぶつけていきます!
昨日のリレーブログは、id:matsutoshi さんでした。

a-pay-ticket-image

私は、今回はセッション担当なので、セッションに関するあれこれをやっているのですが、昨日の matsutoshi さんのエントリが、うまい具合にまとまっているので、今日は、違うお話を。

PHPカンファレンス関西2015で変わったところ

本イベントは、2011年からはじまり、今年で、5回目となりました。

毎年、より良いイベントになるべく、色々なチャレンジを行っているのですが、今年はこれまでに無い試みを行っています。まず大きいのは、会場を変えたこと。慣れ親しんだ産創館(大阪産業創造館)から、ブリーゼプラザになります。会場が変われば、部屋割は当然のこと、コストやオペレーションなど運営面は大きく変わります。他にも、トラック数が倍増したりなどあるのですが、その一つが、参加チケットの有料化です。

過去カンファレンスでの参加チケット

過去のカンファレンスでも、準備段階では、参加チケットを有料にするか否かの議論は何度かありました。

チケット有料化の一番の動機は、いわゆる無断欠席対策でした。初回から、多数の協賛企業様からのご支援と、コスト面で大きなウェイトを占める会場関連費が低く抑えられていたので、収支面では参加費無料で開催できていました。ただ、チケットが無料だからなのか分からないですが、申込はしても、当日来ない人が一定数いました。

無断欠席の何が問題かというと、こちらのエントリでもあるように、「参加したい人が参加できない」ことです。(運営側が心情として、もやっとするのもありますが、まあ、それはそれとして。)これは、昔からある問題なので、予定数より多めに募集するなど対策はしていました。ただ、それでも、何人かの方は、行きたかったけど満員で申し込めなかったという方がいました。当日に無断欠席した人がいるために、実質の参加枠は空いていたのに。

これを防止する上で、事前決済にして、参加する人という意思がある人に申し込んでもらいたいという考えでした。

ただ、導入となると、決済方法や当日のオペレーションなど、運営負荷も上がるのと、前述のとおり、予算面ではなんとかなっていたので、これまでは無料での開催となっていました。

有料化への懸念

これまで有料化を見送った理由の一つに、運営陣の心理的な不安が大きかったのも一因です。

「有料なんだから、これぐらいやらないといけない」
「有料なんだから、こんなセッションじゃないといけない」
「有料になると、無料だからしょうがないと、見逃されていた不備へクレームを言われるのではないか」
「有料にすると、参加者が減るのではないか」

色々な意見がありましたが、総じて見ると、有料化を採用した際に生じる反応への不安が主でした。

本来、金銭を頂いて何かを提供するということは、価値の交換でしか無いので、チケットの費用に応じた価値が提供できれば問題無いはずです。チケットが1,000円なら、1,000円分の、2,000円なら、2,000円分の価値ですね。提供側としては、頂く金額以上の価値をと考えるのは当然ありますが、そうしなきゃダメというわけではないです。

この点については、これまで行ったカンファレンスは、私自身は、少なくとも、いくばくかの金額を頂く価値は十分にあったと、胸を張れます。

ドライに言えば、金額に見合った価値が無いと判断すれば、そもそも参加しないでしょうし、参加して、金額に見合わないと感じれば、次回以降来ないとなるだけです。これは望ましい結果ではなく、そうならないようにと思案はしますが、ある程度の割り切りは必要だと感じています。

ちなみに、実は「無料」というのは、あまり免罪符にはならないです。これまで無料だからと、見逃されていた部分があるのは承知していますが、「無料」だから全て ok ということはなく、カンファレンスやそれ以外のイベント含めて、色々とネガティブな反応はありました。心情としては「無料だし、スタッフ手弁当だから勘弁してよ」と思うこともありますが、意外と「無料だから」というのは守ってくれないです。

他の有料イベント

世の中には、有料のカンファレンスや勉強会は多くあります。

参加者として参加したもののありますし、スタッフとして参加したものもあります。スタッフとして経験したもので言えば、正直、有料だからといって、特別クレームが増えるということは無かったです。運営負荷は上がりますが、それ以外は、無料イベントと特段変わりませんでした。

また、参加した有料イベントといえば、先日、サンフランシスコで開催された Build 2015 というマイクロソフトのイベントに参加してきたのですが、これは参加費が、2,095ドル(約25万円)でした。3日間の開催で、朝食、昼食付き、飲み物や間食、映画館を借りきったパーティーなどがフリーで、さらにおみやげに「HP Spectre x360」が付いていたり、そしてなんといってもマイクロソフトの最新技術のセッションが目白押しということで、とても有意義なイベントでした。

Build 2015 と PHPカンファレンス関西とでは、単純な比較ができないことは百も承知ですが、これほどの参加費だからといって、参加者視点でみた運営がそれほど凄く違うかというとそんなことは無かったです。実に快適な 3 日間でしたが、日本で開催されている無料カンファレンスでも、ちゃんとした運営をされているところは多く、現状の運営でも、有料イベントが開催できると改めて感じました。

参加チケットの有料化へ

紆余曲折あったものの、今年はチケットの有料化に踏み切りました。

大きな要因としては、会場費がこれまでより大きく上がったことです。むしろ、これまでが安すぎたのが、通常になったと言った方が正しいかもしれません。会場費に充足するために、有料化としました。コスト面の問題が大きく後押ししたのは確かですが、これまで懸案だった有料化をチャレンジするには良いきっかけであると捉えました。

おかげさまで、チケット販売は順調で、1次募集分は完売で、現在、販売している追加分もあと僅かという状況です。有料化による参加申込の減少ということもなく、多くの方にご理解頂けたこと、ほっと胸をなでおろしています。(ありがとうございますm(_ _)m)

また、学生支援ということで、学生向け無料チケットを用意しているのですが、こちらも多数の申込を頂いており、運営している身としては嬉しい限りです。

http://phpconkansai2015.peatix.com

開催に向けて、いよいよ大詰めという段階にきました。この有料化が良かったのかどうだったのかが分かるのは、当日イベントが終わった後です。良かったと感じてもらえるるように、感じれるように、頑張っていきますので、お楽しみに。

では、PHPカンファレンス関西でお会いしましょー!

(と、威勢良く言ったのですが、私は個人的な事情で夕方からの参加となります><懇親会で見かけたら、声掛けて下さい:D)

明日のリレーブログは、前実行委員長の寺井さんです。

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2014 年に発表したセッションと資料まとめ

この記事の所要時間: 648

2014 年も残すは、あと 1 週間になりました。今年も様々なイベントで登壇しましたので、発表したセッションと資料をまとめてみます。

phpcon_kansai_2014
写真提供:久岡写真事務所

登壇イベント

2014/04/04 「わかってるフレームワーク Laravel」Laravel勉強会福岡

「わかってるフレームワーク Laravel」とうタイトルで発表しました。

Laravel で、とあるプロジェクトの開発が終わった後だったので、Laravel への良さを主観たっぷりでお話しました。

翌日の Laravel Meetup Tokyo と合わせて、一人 Laravel Japan ツアーでした:D

2014/04/05 「知っておくべき Auth オートログイン」 Laravel Meetup Tokyo vol.3

Laravel 4.1.25 以前にあった Auth フィルタ利用時のオートログインの問題点についてお話しました。

いくつかの前提条件は必要ですが、影響度が大きいので、「これはやばい」というのが伝わっていました。

なお、この問題は、4.1.26 にて修正されたので、現在は問題ありません。

Laravel ユーザなら知っておくべきAuthオートログインのこと

2014/04/12 「Vagrant ユーザのための Docker 入門」 第3回コンテナ型仮想化の情報交換会@大阪

Docker が盛り上がってきた時だったので、Vagrant ユーザを対象に Docker 入門をお話しました。

セッション途中でも活発に質問が飛び込んできたり、デモでコンテナ起動の速さに驚きの声があがったりで、盛り上がったのを覚えています。

「VagrantユーザのためのDocker入門」を発表してきました

2014/04/19 「最近なんだか、はてブがおかしい」俺聞け8 in Tokyo

資料未公開

当初は「Webエンジンアとしてご飯を食べていく」という内容を考えていたのですが、事前に、主催の @msng さんから「ブログに関する発表が多くて嬉しい」というコメントがあったので、ブロブに寄せようと内容を変えました:)

会場には、著名なブロガーの方が多く、みなさん同じようなことを感じているようで、発表後の情報交換が捗りました。

2014/04/24 「Vagrant 体験入門」DevLove関西

これから Vagrant を学ぶ方向けに、Vagrant 概要についての発表と体験ハンズオンを行いました。

Vagrant ハンズオンでは、みんなで同一拠点から一斉にプロビジョンを行うので、遅延やエラーが起こったり、環境の違い(Vagrant + VirtualBox が起動するまでの)でトラブルが発生したりで、毎回発見があります。

ハンズオンの資料は Qiita に公開しています。

Vagrant体験入門ハンズオン手順 – 2014/04/24 DevLove関西

Vagrant体験入門ハンズオンの資料を公開します

2014/06/19 「Heroku で作るスケーラブルな PHP アプリケーション」第16回関西PHP勉強会

Heroku で PHP が正式サポートされたので、スケーラブルな構成をどう組むかという内容でお話しました。

その後、いくつかのプロジェクトで Heroku + PHP を使っているのですが、やはり PaaS として良くできていますね。まだ掴みきれていない部分もあるので、引き続き追いかけていきます。

Heroku で作るスケーラブルな PHP アプリケーション

2014/06/28 「PHPコードではなく PHPコードの「書き方」を知る」PHPカンファレンス関西2014

PHPカンファレンス関西の初心者向けセッションということで、FizzBuzz を題材に、関数化、クラス化、そして自動テストを書くという流れをお話しました。

「PHPコードではなくPHPコードの「書き方」を知る」を発表してきました

2014/07/05 「開発現場で活用する Vagrant」夏の JAWS-UG 三都物語 2014

関西での JAWS-UG イベント、三都物語でのセッションでした。JAWS-UG では久しぶりの発表になりました。

Vagrant を実際に使う例として、デモで実演しながらセッションを進めました。

会場がフランクな雰囲気で、話しやすかったのが印象的でした。あと Yo を使って、バーチャル拍手というかうなずきを送ってもらったりもしましたね。

「開発現場で活用するVagrant」を発表しました

2014/08/23 「Vagrant 心得 5 ヶ条」DevLove 甲子園 2014 西日本大会

資料未公開

DevLove 甲子園にて、Vagrant についてお話しました。ここでは、Vagrant を活用する上で、気をつけておくと良いことを 5 つにまとめました。

内容は、いずれ blog に書きたいと思います。

2014/10/11 「Ansible ではじめるサーバ作業の自動化」PHPカンファレンス 2014

PHP カンファレンスで、Ansible についてお話しました。発表を聴いた方からは、好意的なフィードバックが多く、「Chef を使っていましたが、Ansible 使ってみます!」という意見もあり、良かったです。

準備している時は、話したいことをどう上手くおさめるかを苦心したので、普段スピーカーをしているコミュニティの仲間から「うまくまとまっていましたね」と言ってもらえ、やはり見ている人には分かるんだなあと感じたりもしました。

このセッションを見た方から、別のイベントでの登壇についてお誘いがあったり、次につながったセッションでもありました。

「Ansibleではじめるサーバ作業の自動化」を発表してきました

2014/12/19 「ビルドサーバで使う Docker」DevLove 関西

年内最後の発表は、やはり Docker でした。今年は、ほんと Docker が躍進した一年でしたね。

Jenkins サーバでの活用例から、導入のポイントや設定方法などをお話しました。

「Jenkinsサーバで使う Docker」を発表してきました

ロクナナワークショップ 「Laravel で学ぶモダン PHP 開発講座」

11 月から、ロクナナワークショップさんにて「Laravel で学ぶモダン PHP 開発講座」という講座を行っています。

みっちり 1 日で、Vagrant や Composer の使い方、Laravel を使った REST API の実装、そして、その自動テストを書くという内容です。

すでに 2 回開催しているのですが、参加された方は熱心に課題に取り組まれていて、講師としても勉強になることが多いです。まとまった時間でじっくり課題をこなしていくので、これから学んでいこうという方にはおすすめです。

次回は 2015/02/17 に開催予定ですので、もし興味がある方は、ご参加下さい。

新原雅司のLaravel で学ぶモダン PHP 開発講座

さいごに

今年を振り返ってみると、自分で名乗り出るよりも、お声がけ頂いて、登壇するという機会が増えました。お声がけ頂けるのは嬉しく、スケジュールやタイミングが許せば、できるだけお引き受けしたいです。

人前で話すというのは、準備も大変ですし、いつも緊張しますが、毎回色々な発見があり、また、終わった後は何ともいえない解放感というか充実感を感じることができます。聴いて頂いた方からのフィードバックも嬉しいものです。

今年も、セッションに参加して頂いた方、イベントにお声がけ頂いた方、本当にありがとうございました。

2015 年は、年始の 1/16 に GoAzure 2015 で登壇する予定です。Websites でスケーラブルな PHP アプリケーションを作るという内容ですので、ご参加お待ちしています!

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「Ansibleではじめるサーバ作業の自動化」を発表してきました

この記事の所要時間: 315

2014/10/11 に開催された PHPカンファレンス にて、「Ansibleではじめるサーバ作業の自動化」という発表を行ってきました。

th_ansible_logo_black_square

午前中のセッションだったのですが、多くの方にご参加頂き、ありがとうございました。

発表資料

発表資料をslideshareに公開しました。

Ansible ではじめるサーバ作業の自動化 from Masashi Shinbara

今回は、これからAnsibleを使ってみようという方を対象として、Ansibleの基本的な内容をメインにしました。また、実際に私自身がPHPプロジェクトで採用した際のユースケースを紹介しています。

発表後、「Ansibleをやってみます!」という意見を頂けたので、このセッションの目的は達成することができました:D

このセッションのフィードバックは、joind.in にて受けて付けています。すでにいくつか好評価を頂いていて安心していますが、もし良かったらお願いします。

https://joind.in/talk/view/12035

アプリケーションエンジニアが使う自動化ツール

セッションの最後にお話しましたが、Ansible の良さは仕組みが単純であり、豊富なモジュールがあるおかげで、適用範囲が広いということです。

構成管理はもちろんのこと、デプロイやクラウドオーケストレーション、そしてアドホックなメンテナンスなど、PHPアプリケーションの動作環境を構築して、運用していくための多くのタスクを自動化することができます。

もちろん、それぞれのタスクには特化したツールがあり、それらを使う方がより深い機能を使うことができます。ただ、別のツールを習得するには、それなりの学習コストを払う必要があります。

PHP エンジニアの中には、自分が開発したアプリケーションを動かすためにインフラも見るという人が多いと思うのですが、そういった人には、学習コストが低く、一つのツールで幅広いタスクをこなすことができる Ansible は、相性が良いように思います。

はじめは、Ansible の使い方を学習する必要はありますが、その効果を考えると、悪くない投資です。

これからAnsibleをはじめるなら

当日、時間の関係で入れられなかったのですが、これから Ansible を使う人に参考になるリンクを資料に入れています。

  • Ansible Documentation Ansible 公式ドキュメントです。何度もお世話になります。Dash に docset があるので、Dash ユーザの方はそちらも便利です。
  • Phansible PHP の開発環境を構築する Vagranfile を生成します。Ansible でプロビジョンを行うので、Playbook の書き方など参考になります。
  • Ansible Galaxy Role が公開されいるサイトです。ansible-galaxy コマンドで取り込んでも良いですし、他の人の書き方が参考になります。
  • ansible-examples Ansible 公式の Playbook サンプルです。LAMP や tomcat など様々なサンプルがあり、参考になります。
  • 入門Ansible 日本語で書かれた電子書籍です。分かりやすくまとまっていて、Ansible はじめる人はまず読んでおくと良いです。

さいごに

今回は午前中の発表ということで、午後からは気楽に過ごすことができました。見たいセッション続出で右往左往したりはしましたが、いくつかのセッションを楽しむことができました。

なぜか最後の懇親会で司会したりしてましたが、来年はスタッフの中から手を上げる人が出るといいと思います!(あとやっぱり、PIO でやる懇親会は良いですね。)

今年も楽しいカンファレンスをありがとうございました。

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「PHPコードではなくPHPコードの「書き方」を知る」を発表してきました

この記事の所要時間: 27

PHPカンファレンス関西2014で「PHPコードではなくPHPコードの「書き方」を知る」を発表してきました。

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写真提供:久岡写真事務所

別トラックに人気セッションがひしめく中、多くの方に聴いて頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

発表内容

PHP 中級者(中級がどこかというのはありますが)を目指す初心者の方を対象に、FizzBuzz のコードを、関数にまとめて、クラス化するというのをライブコーディングで行いました。

また、関数にまとめた段階で、自動テストを書いて、実行結果を目で確認するのではなく、テストを実行して確認するというスタイルを取りました。

発表資料は以下です。

コードを書きながら進めていく形なので、資料だけでは少し伝わらない部分があるかもしれません。

PHPコードではなく PHPコードの「書き方」を知る from Masashi Shinbara

デモで書いた PHP コードは、GitHub で公開しています。Sample1, Sample2 とディレクトリが分かれています。上記資料には、対応するディレクトリを記載しているので、参考にしてみて下さい。

https://github.com/shin1x1/how-to-write-php-code-with-fizzbuzz

PhpStorm のプレゼンテーションモード

ライブコーディングには、PhpStorm のプレゼンテーションモードを使いました。エディタペインが全画面表示になるので、ライブコーディングには最適ですね。

phpstorm_presentation_mode

プレゼンテーションモードの起動は、command + shift + a で [Enter action or option name] を表示して、「presen」まで入力して、[Toggle Presentation mode]を実行しています。

phpstorm_toggle_presentaion_mode

プレゼンテーションモードから復帰する際も同じ操作を行います。

さいごに

準備の段階では、発表内容から先に進めて、処理の部分と出力の部分を別クラスにして、それを FizzBuzz に DI して、インターフェースに切り出して、インターフェースは同じだが振る舞いの異なるクラスとの差し替えてなど、発展させていっていたのですが、時間の関係もあり、削りました 😀

今回のように、誰かがコードを書いたり、操作をしたりというのを、生で見る、というのも、セッションの一つの面白さだと思うので、そこが伝わっていれば嬉しいです。

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はじめてのPHPカンファレンス関西

この記事の所要時間: 540

いよいよ、今週末にPHP カンファレンス関西 2014が開催されます。

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Photo by tenshow

今年で、4 回目の開催となるのですが、こうしたイベントに初めて参加する、という方も多いのではないでしょうか。

そこで、リレーブログ 12 日目の今日は、はじめてカンファレンスに参加する方に向けて、気になるあれこれを書いてみたいと思います。

(昨日のリレーブログは、@tanakahisateru さんの うまれかわるMVC 〜PHPカンファレンス関西2014にむけてでした。)

服装

いきなり服装?という人がいるかもしれませんが、実は初めてだと気になったりします。

みんなスーツとかだったらどうしよう。いちおうジャケットくらい羽織ろうかな、いや、Tシャツとデニムの人ばかりだと浮くかも、うーーん。。。

分かります。ちゃんとしてる人ほど気になるポイントですね。

はい、お答えしましょう。

外を出歩く一般的な服装であれば、何でも ok です。

休日にヨドバシカメラに行く服装だと思って貰えれば良いかと。

カジュアルな方が多いですが、中にはジャケットを羽織っている方もいますし、このあたりは日頃の服装ですね。

気軽な服装でお越し下さい 😀

会場へのアクセス

まずは、会場へアクセスについて。

公式サイトに地図があるので、こちらを参考に。地下鉄でいうと堺筋本町駅から歩くのが良いですね。駐車場等はあまり無いので、公共交通機関で行きましょう。(懇親会がありますしね!)

http://conference.kphpug.jp/2014/#access

駅を降りて、迷ってしまうという人は、下記リンクをスマートフォンで開けるようにしておきましょう。会場の方角を指してくれるので、この指示どおり歩けば、会場に向かうことができます。

https://bit.ly/phpcon_kansai

来場時間

会場に来る時間帯ですが、10:00 開場となっていますので、10:00 頃に来て頂ければ大丈夫です。

なお、1F には(小さいですが)カフェがあるので、早めに来て、こちらで朝ごはんを食べるというのも良いですね。(堺筋本町駅から会場までの道中でも、カフェが何件かあったはず)

受付

会場に着いたら、まず受付をしましょう。受付は、4F で行っています。(6Fもセッション会場ですが、受付は 4F なのでお間違い無く。)

まずはエレベータで 4F へどうぞ。

セッション

セッションは、しっかり話を聞いて、楽しみましょう。

学校の授業ではないので、かしこまって聞く必要はありません。面白いところは笑い、気になることは質問してみても良いですね。

基調講演の後は、マルチトラックになるので、聞きたいセッションに移動します。6F のセッションは、定員が少なめなので、どれにしようかなと迷ってる内に埋まってしまう可能性があります。

事前にどのセッションに行くか決めておくと良いです。

昼ごはん

さて、午前のセッションが終わって、昼ごはんです。

昼ごはんは、会場周辺のご飯屋さんに行きます。昼時は混んでしまうので、昼一で聴きたいセッションがある人は時間を気にしながら昼食を取りましょう。

出展ブースと丸善&ジュンク堂

セッションの合間には、出展ブースに立ち寄ってみましょう。

色々なデモや展示があるので、セッションとはまた違った楽しさがあります。ステッカーなどノベルティの配布もあるので、それらを集めて回るのも良いですね。

また、今回は、丸善&ジュンク堂さんの出張販売ブースがあります!

話題の技術書を販売して頂けるので、この機会にぜひ手にとってみて下さい。書籍を執筆された方によるサイン会なども企画しているので、ぜひ直接お話をしてみて下さい。

電源、WiFi

いまどき気をつけておきたいのが、電源と WiFi についてです。

残念ながら、参加者用のインターネット回線(WiFi)は、用意していません。ご了承下さい。

また、電源についても、一部ではご用意していますが、皆さんが充電できるほどではありません。譲り合って利用して頂くようにお願いします。

Twitter / Facebook

もちろん、Twitter や Facebook でも交流できるチャネルを用意していますよ。

Twitter の公式ハッシュタグは「#phpkansai」です。関西PHP勉強会と共通なので、すでに tweet が流れていますね。

当日は、トラックごとにハッシュタグを設ける予定です。セッション内容については、トラック専用のハッシュタグと「#phpkansai」を両方付けると良いです。

Facebook には、参加者の方同士で交流できるようにグループを作成しました!カンファレンスに参加される方であれば、どなたでもどうぞ。

https://www.facebook.com/groups/218826904993793/

ぼっちだけど…

イベントに意気込んで参加したものの、なんだか周りは仲良さそうで、楽しそう。自分だけ一人でなんだかなあ、ということがあります。

わかります。

そんな時は、まずは「ぼっちでも ok」と思いましょう。一人で参加して、誰とも話さず帰る。全然 ok です。セッションやブースを楽しめれば、それで ok 。何ら問題無しです。ぼっち上等。

でも、少しでも誰かと話したいなあという人は、ちょっぴり勇気を出して話してみましょう。

話しかけるのが難しければ、Twitter や Facebook で、これこれの話がしてみたい、とか投稿するだけでも良いです。参加者はわりと見ているので、誰かが返信をくれるかもしれません。少しでもやりとりがあれば、面と向かっても話しやすいものです。

そういった意味では、当日までに、Twitter や Facebook で自己紹介がてら何か投稿しておくと、「あ、○○と書いてた人だ」と認識してもらえて楽ですよ。

ちなみに以前、下記のようなエントリを書きました。ぼっちで少し不安という人は、読んでみて下さい。

懇親会を楽しむ5つの方法

いよいよ今週末!

さあ、今週末にはカンファレンス当日になります。

これ不安だな、気になるなという方は、Twitter で「#phpkansai」を付けて tweet するか、Facebook グループへ投稿して下さい。

当日は一緒に楽しみましょうー!

ちなみに、私は、スタッフもやりますが、午後に「PHPコードではなく、PHPコードの「書き方」を知ろう」という発表も行います。セッションに参加される方、よろしくお願いします!

リレーブログ、明日は @msng さんの 頭ん中 ですー。

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Vagrant体験入門ハンズオンの資料を公開します

この記事の所要時間: 226

2014/04/24 DevLove関西にて、Vagrant体験入門を行いました。

vagrant

これからVagrantを使ってみようという方向けに、Vagrantを触ってみようというイベントです。

前半にVagrantの概要を話すセッションを行ない、その後ハンズオンで実際にVagrantに触れてみるという構成でした。

発表資料

前半で、Vagrantの概要を話した際の資料です。

Vagrant体験入門 from Masashi Shinbara

ハンズオンをはじめるにあたって、下地となる内容を話しました。

Vagrant に関する発表は何度か行っていますし、本やblogを書く際にも何度と無く調べていますが、Vagrant自体の進化が速いので、見直すたびに発見があって面白いです。

ハンズオン資料

ハンズオンの手順は Gist にまとめることが多いのですが、今回は Qiita に書きました。Kobito があるとサクサク書けるのが良いですね。

http://qiita.com/shin1x1/items/3288d9de7f04192b6ad8

ハンズオンでは、メモリスティックで、Vagrant、VirtualBox、Box を配布しました。Boxは下記を利用したので、参加されていない方もこれをダウンロードすれば、Qiitaの手順でハンズオンが試せるようになっています。

今回は、「Vagrantを体験する」内容となっていますが、もう少し踏み込んで、プロビジョニングを書き進めたり、Vagrant Shareで公開、AWS or DigitalOceanで公開なども面白そうです。

ハンズオンの内容が良かったよ、とお褒めの言葉を頂いたので、別のイベントや研修などで活用してやって下さい。

さいごに

ハンズオンは、見学のみ(自分では作業しないけど見るだけ)もありということになっていたのですが、全員がノートPC持参で真剣に取り組んでいました。準備した甲斐がありました:D

すでに現場でVagrantを活用されている方も数名おられて、ハンズオンの合間などでお話できて楽しかったです。

これからさらにVagrantを活用する人が増えていくと思うので、そういった人たちで情報交換できるようなイベントもやってみたいですね。

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