いちばんやさしいリスティング広告の教本

サービスを提供するのはGoogleとYahoo! JAPAN

2大サービスが提供するリスティング広告を利用すれば、多くのユーザーにあなたの広告を届けられます

阿部圭司、岡田吉弘、寳洋平 2014/9/2 8:00 SEM | 解説／ノウハウ

この記事は、書籍『いちばんやさしいリスティング広告の教本』の一部をWeb担向けに特別にオンラインで公開しているものです。

普段使っている検索エンジンといえば、多くの人がGoogleとYahoo! JAPANを挙げると思います。この2大サービスが提供するリスティング広告を利用すれば、多くのユーザーにあなたの広告を届けることができます。ここではそのGoogle、Yahoo! JAPAN、それぞれのリスティング広告について解説したいと思います。

Chapter 1 リスティング広告の目的と考え方を知りましょう
Lessen 03 リスティング広告の提供サービス

日本のリスティング広告の主要なプラットフォームは2つ

日本のリスティング広告の主なプラットフォームは、Googleが提供している「Googleアドワーズ」と、ヤフー株式会社が提供している「Yahoo!プロモーション広告」の2つになります。

管理画面や操作性、一部の機能などが多少異なりますが、本書執筆時では、Yahoo!プロモーション広告の検索連動型広告は、Googleアドワーズの検索連動型広告の仕組みを利用していることから、基本的には同じ理解や思考で取り組めます。そのため本書ではYahoo!プロモーション広告も可能な限りフォローしつつ、Googleアドワーズを中心に解説していきます。

なお、コンテンツ向け広告は、それぞれ独自の仕組みで成り立っています（第8章参照）。

GoogleとYahoo! JAPANが提供するサービス内容

下の図にまとめましたが、Googleアドワーズが提供する検索連動型広告が「Google検索ネットワーク」、コンテンツ向け広告が「Googleディスプレイネットワーク」（GDN）、Yahoo!プロモーション広告が提供する検索連動型広告が「スポンサードサーチ」、コンテンツ向け広告が「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」（YDN）です。Google検索ネットワーク、スポンサードサーチに広告を出す（出稿）と、2社の検索結果画面に加えてGoogleが提供する「Googleマップ」や、Yahoo! JAPANが提供する「Yahoo!知恵袋」などに広告が表示されます。

またそれ以外にも、下の表にあるようなパートナーサイトで広告が表示されます（コンテンツ向け広告のパートナーサイトはレッスン48参照）。