2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本

さいたま市図書館の「心を潤すこの一冊」。100冊の本が子供たちに向けて選ばれているのですが、このうち読んだことがあるのは32冊ありました。 そしてその中で直接「親のおかげで読めた」のではなく、自分で入手(あるいは借りて)読めたと言えるものは 銀河…

感傷的に

「草食系」がどうこう、という文句にはあまり興味は湧きませんでした。極論して少子化傾向にまでつなげて語る人もいるようですが、昔から「探せ・狙え・捕まえよ」という多数派に対してそういうのはちょっと…という少数派は必ずいたものだと思いますし。 See…

年金試算について

⇒スタジオパーク 「年金の世代間格差をどう考える」(NHK) NHKや解説委員さんに文句をというわけではないのですが、上記番組の原稿を見て少し解せないと思ったところがありました。話題は政府が発表した「年金の受取額と保険料の負担額を世代別に比較した試…

中島梓さんが亡くなった

彼女の本で一番最初に読んだのは中島梓名義の評論で、結局購入した本も栗本薫名義の小説より中島梓の評論本が(実は)多い私にとっては、やはり中島梓さんが亡くなったという感が強い。 世界最長編小説…みたいな凄い看板は無かったしそれほどきらびやかさも…

二十年も前の中島梓の言葉

「知的デモクラシーによる偶像破壊」という文脈で語られたもの。 (ここで語られる「かれら」とは、「反教養主義的な中流階級」として、ベストセラーを支える集団という意味合いで中島が抽出した「層」の人々のこと) かれらは途方もないアリストクラートだ…

こうのとりのゆりかご(続報)

ニュースで何度か目にするようになった、5月25日発表の昨年度の「こうのとりのゆりかご」利用状況などについてですが、以下の熊本市のサイトにpdfの一覧でまとめられています。 ⇒平成20年度「こうのとりのゆりかご」の利用状況について(熊本市) 「保護さ…

結婚らくらくおまかせパック

このたび結婚することになりました… っていうの時々ありますね、ブログでも。もちろん今自分がしようということではないのですが(笑)、結婚の意味として自分たちが思っていることって、それはそれで当たり前と思っているけど実は特殊なのかなあと考えさせ…

インフルエンザで差別を語るのは危険

ちょっと散見するんですが、今回のインフルエンザ騒動のケースと差別問題なんかを一緒くたにして語られている記事なんかを。これは大人でも相当難しい絡みなのに、子供たちに話しちゃったりすれば混乱や誤解を招くと思うんですよ。 「誰かを忌避する」という…

祟る=タツアル

祟り(タタリ)というものが禍々しいもの、呪詛・ノロイといったものと同様の事柄であると考えられるようになったのは後代のことであって、もともとは「立つあり」、つまり神の出現がある(あった)ということであろうと言うことはもはや普通に考えられるよ…

新型インフルエンザ

東京都内で最初の新型インフルエンザ患者が確定したようです。それにしても一昨日あたりまで、渡航歴がない発熱患者のPCRを都内でしなかったのは馬鹿みたいなことと聞こえていました。 患者さんの女子高生は昨日ニューヨークから帰国したという話ですが、ア…

マスクの意味

一般人の「マスクをした人の図像」の意味はまずもって「(風邪などの)病気に罹った人」だったはずです。まあそれにサングラス(や鳥打ち帽)などが加わって「犯人」「怪しい人」ぐらいの表象となることもありますが、いまだにそれが「病気を予防しようとし…

強くなければ…

若干古い記事ですが、ブクマにあがっていたので気付きました。 ⇒フランスのアイデンティティを守るために追放される子供たち(JANJAN) 日本でも先日のカルデロン親子の問題が騒がれましたし、またその件に関して ⇒毎日新聞「カナダなら家族全員で住めた」と…

高周波で撃退

足立区 高周波音発生装置の試験設置について 区の管理する公園等は約470カ所あり、夜間を中心とした若者のたむろによる騒音迷惑や施設破壊が大きな問題となっています。夜間パトロールの強化などの対策をとっていますが、効果があがらない状況にあります…

身を捨ててこそ

民主党の小沢氏が党首辞任の意向とのこと。十分な弁明ができたとは思えませんでしたし、早いうちの辞意表明は政治判断としては妥当なものだったと考えます。 山川の末に流るる橡殻も 身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ 山の中の川の下流に流れている橡の実(の殻…

大根のカクテル

ニューヨーク在住の某バーテンダー*1が、大根を使ったカクテルを作っているのをちらと見て、あれはありなのかどうかどうにも試してみたくなって作りました。 大根のカクテル 材料 大根 …6〜7ミリの輪切り(さらにキューブ状にカット) ガムシロップ …1ポー…

夢バブル

80年代あたりからやたら歌詞に「夢」という語が頻出するようになったのではないか、というのは前から何度か書いてきたことです。もちろん「圭子の夢は夜開く」だとか「あなた」(それが私の夢だったのーよー)とかそれ以前の楽曲に夢という言葉が無かったわ…

脳の力

今日の夜10時から、NHK総合で「復活した"脳の力" 〜テイラー博士からのメッセージ〜」という番組が放送されます。 以前BShiで放映したおり、録画して視聴しましたがとても示唆的で感銘を受けました。 新進気鋭の女性脳科学者として活躍していたジル・ボルテ…

「群れ」のはなし

連休中妙に早起きしてしまって*1、たまたまテレビをつけてみたら「視点・論点」の再放送をやっていました。論者は詩人のアーサー・ビナードさん。最近ちょくちょく目にするお名前で、日本語が語れるガイジンという枠*2を超えてご活躍のようです。 途中から見…

中田市長はどうする?

去年の7月のニュース ⇒「新型インフルエンザ」発生 電車止まり、学校休校という「悪夢」(J-CASTニュース) 「八都県市首脳会議」にも参加している横浜市だが、中田宏市長は読売テレビの情報番組「WAKE UP・ぷらす」(08年06月28日放送)に出演し、衝撃の対策を…

新型インフルエンザではない

17:32、NHKのニュース速報で横浜の男子高校生、新型インフルエンザではない、というテロップが。 よかったということになりますでしょうか。症状自体はほとんど落ち着いていたようで、何かこれから大変になるかもしれなかったのは(中田市長を含む)周辺の人…