2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

不眠について

お酒を飲まなければ入眠にちょっとした困難があるのではと不安を覚えてしまったり、それで飲んで寝た時には尿意などで中途で2度3度と起きてしまったり。ただでさえ早起きになってしまっている傾向があって、宵っ張りができなくなってしまっていたりと、私…

亀田大毅の虚勢

夕方から諸方で亀田大毅選手の会見を何度か拝見しましたが、はっきり見えたのは「細い目を精一杯見開いて喋っている」*1というところと「顎を上に向けようとしている」というところです。これらが示すのは「お詫びをしよう」ということではなく「虚勢を張ろ…

お祝い

昨日はちょっと身内的に祝い事がありまして、すごく久々に都内で御酒をいただきました。ということで今日は若干二日酔い。なんとか午前をしのいで少し楽になってきましたが… 高速バスで帰ったのですが、降りるべき停留所を二つも乗り過ごしてしまったり、そ…

格差周辺

テクノバーンの「人の満足感は他人との格差が重要」という記事について。 【Technobahn 2007/11/27 00:58】年の瀬になると昇給やボーナスが気になるものだが、最近の神経科学的な研究により、人は報酬をどれだけ手に入れたかという絶対的な量よりも、相対的…

イタリアマフィア10の掟

少々以前にマフィアのボスが逮捕され、その掟(The list of rules)を書いたものが押収されたというニュースが話題になりました。ただどの記事も掟の記述については断片的で、元ソースはないかなと探していたところたまたま次の記事を見つけました。 Reveale…

アメリカの偏見

かつてウィスコンシン州の小さな町に住んでいた頃―一九六八年のことだった―わが家の長男は太っている故にかオリエンタルであるためか、人目につく存在であったらしい。親しい友人や隣人たちから、私はこの子のことについて、よく注意を受けた。 「前菜に山の…

こそっとニューメラシーの話

「金融リテラシー」がどうたらという話を読んで、まあそれもわからないでもないけれどそれなら「金融ニューメラシー」の方が…と少し思いました。 「リテラシー(literacy)」は文字通り(literal)もともと文字に関わるものでラテン語のliteraに由来。 (lit…

ミシュラン騒ぎすぎ

昨日のミシュランガイドブック日本版発売イベント、今朝に至るまでNHKあたりも嬉々として騒ぎすぎ、という感想です。食べ物に関する共通の舌・共通の権威なんか信じられるものかと天邪鬼。 ミシュランはたまたま今履いているんですが立派なタイヤメーカーで…

ミシュラン話(追加)

少しあたってみたのですが、業界関係の方でミシュランガイドの日本版(東京版)にネガティブな人は少ないように思います。めだって批判的だったのはとりあえず次の人たち。(業界関係というより、その周辺の人ということかもしれませんが) →ミシュラン東京 …

ミシュランの話(ラスト)

markzuさん@英国写真とF1の記事で □■レストラン格付「ミシュラン・ガイド」が「開店前のお店」に好評価で回収騒ぎ という報道があったことを見つけました。ただ、現在はニュースのリンク(YOMIURI.ONLINE)は切れています。 開店前の店の評価を書いてしまっ…

責任を引き受けるのは自由意志の発現

先日紹介した前田英樹氏の『倫理という力』ですが、氏は、人間の中には何か一つの潜在的道徳と呼べるものがあって、その倫理の原液を各自の根っこから汲み上げ、各々の倫理の胚珠が開かれていく…というような(暗喩に満ちた)論立てをなさっています。 この…

タリバンの麻薬問題について

トラバスパムが絶えないのでしばらく前からトラックバック禁止にしていますが、nucさんが昔の記事を取り上げてくださっていたのを見逃していました。*1 さてその記事は、白のカピバラの逆極限 S144-3「タリバンと麻薬」です。 ちょうどと申しますか昨日は三…

なぜコロのような話題

時々ネット上で「なぜ人を殺してはいけないの」のような素朴な(もしくは素朴さを装う)質問が話題になることがあります。自分もそれに答えることを試みた経験があるのですが、それ自体を頭の体操的な「遊び」と考えるならともかく、実効的な倫理の手法(そ…

在日のお話

http://anond.hatelabo.jp/20071115081835 日本で生まれ、物心ついた時から日本語で話し、 日本食を食べ、キムチが苦手で、 友人も恋人も日本人で、でも祖国がどうって言われてもなあ。 在日の実像とネット上の在日が 乖離しすぎててたまに恐ろしくなるよ。 …

文系の博士は理系の3分の1も出ない

今年の2月の記事です。 文系の博士号、難しすぎ? 理系の3分の1以下 博士号は文系の方が理系より難しい――。博士課程の修業年限内に学生が博士学位をどれだけ取得できたかを文部科学省が初めて調べたところ、文系の学生の取得率は理系の3分の1以下である…

まだ忘れてはいない

横田めぐみさん拉致から30年、新潟県警がビラ配布 横田めぐみさんが新潟市内で北朝鮮工作員に拉致されてから30年となる15日、新潟県警は拉致現場の周辺でビラを配り、改めて情報提供を呼びかけた。 中学1年(13歳)だっためぐみさんは1977年1…

あいさつ2

某新古書店や某ドラッグストア、某量販店など客が入店すると「いらっしゃいませー」のリレー。出て行くと「ありがとうございましたー」の連呼。人にもよるでしょうが、私はあのノリが好きではありません。 何より端々の彼らは客の方も見ないで、リードの誰か…

あいさつが怖い?

この春からの同僚で、とても挨拶が苦手な人がいます。話を向けてみるとそれなりに話しますし、決して悪意をそこにみるわけではないのですが何故か「おはようございます」がなかなか言えない。こちらは十も年上なので、ちょっと挨拶をちゃんとしようと言って…

プライド

ある時期、20代から30代の女性のかなりの支持を得た今井美樹の『プライド』 ♪私は今 南の一つ星を 見上げて誓った どんなときも 微笑を絶やさずに 生きていこうと この冒頭にグッと来た人も多かったと思うのですが、この歌詞の中で出てくるプライドに関わる…

幸せは他人様の幸せ

「幸せ」のイメージに他の人の幸せ像が影響してしまう。そういう部分は逃れ難くあるんじゃないかと思います。幸せって何なのか、おそらく私たちは後天的にそれを学ぶところも少なからずあります。自分が幸せだと思えるならそれでいい!と言い切るだけの強さ…

あまり関心がもてないコメントの話

この頃はもう日没が早いので今日も暗くなってからの帰宅でしたが、帰ってみると次のようなコメントを知らせるメールが入っていました。今年の3月4日の記事に対してのものです。 cogito 『どうやら答られなくなったようですね(笑) では質問を替えましょう。た…

辞意の撤回

近所のお宅。わりに信念はあるけれども節操のないそこのご主人が昔の女に色目を使ったとか使わなかったとか、同じアパートに住もうと呼びかけられたとのこと。奥さんは「とんでもない」と言うし、何人かの子供たちもかんかん。責任を取って別れるしかないと…

小沢会見を見て

小沢氏の夕方からの懇談会の模様や会見の様子を拝見しました。多少ご自分の面子を立てようとするところや言を翻したようなところはありましたが、基本的に恥を感じているのだなとも見えましたので、言葉尻を捉えてどうのこうの言うのは控えたいと思わせられ…

まだ決まらない…

えー私といたしましてはですね〜、あなたと合体したい、そう申し上げているわけでありますけどね〜、フフフフ お兄様、あいつは太陽の翼ではないわ! ♪あなた変わりはないですか 日ごと寒さがつのります 聞いてはもらえぬ説得を 寒さこらえて続けます おんな…

慰留について漏れ聞くところ

リアリスト、かと思った小沢氏が「ありがとう」で「心の整理に時間がかかる。それを待ってほしい」だそうです。健康上の不安が心を弱くさせているのでしょうか。結局は青年将校もどきでしかなかったということでしょうか。混乱だけが残るような気がします。 …

時代小説のラノベ

佐伯泰英氏の『居眠り磐音江戸双紙』シリーズを一、二冊拝読。これはまさに時代小説のジャンルにおけるラノベだという感想を持ちました。いえ、嫌いだとか貶めるとかいう気はさらさらありません。それなりに面白く読めますし、なんでもシリーズは470万部突破…

小沢氏の行動に関しての感想

小沢氏の辞任などというニュースを最初に聞いてびっくりしました。でもよくよく聞くと代表辞任の由。小沢氏の「民主党代表辞任」はむしろ有り得ることと思っていましたので、タイミングはともあれ何でこれほどメディアが騒ぐのかちょっと不思議です。街頭イ…

民主主義と多数決

はてブで興味深い記事を見つけました。以前に訪れたこともある「EU労働法政策雑記帳」の民主主義とは多数の専制であるという記事です。ここでは民主主義には「多数決」が必要な要件であり、それを認めない(or認めたくない)としている方々の意見に対してそ…