【 本屋のうちそと 】全国書店新聞 7月1日号記事

http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=6578

売上確保の為の大型店と取次とによる出店攻勢に耐えかねてなのだが、取次は中小書店の廃業が多いので売上維持の為に更に大型店を出店しなくてはならないと言う。
坪売一日五百円の大型店を出店しても業界全体の利益率が低下するだけですよ、と言っても取次には聞こえない。

 まさに「今」のネタ。情勢はかなり逼迫している、時代の転換期という雰囲気が伝わってくる。
 「現実」は「現実」として受け入れなくてはならないと思う。

 利益を得るため、多くの収入を得るためだったら、今「書店」にいる必要はない。
 「書店」の仕事が好き、年収二百万円以下の非社員でもやっていく覚悟がないと、中小書店員は勤まらない。