無料で使えるシステムトレードフレームワーク「Jiji」 をリリースしました!

・OANDA Trade APIを利用した、オープンソースのシステムトレードフレームワークです。
・自分だけの取引アルゴリズムで、誰でも、いますぐ、かんたんに、自動取引を開始できます。

動的オブジェクト

オブジェクトも動的変数にすることがでます。

  • 動的変数なのでnew演算子を使用します。
    • 「new <クラス>(引数..)」で、クラスのインスタンスが動的変数として作成され、そのポインタが返されます。
    • このときクラスのコンストラクタが実行されます。
  • 不要になった変数はdeleteで削除します。
    • このときデストラクタが呼び出されます。
#include <iostream>

// クラス定義
class Kitten {
    int age;
    char *name;
public :
    Kitten( char *name, int age ); 
    ~Kitten(); 
    
    char *getName();
    void setName( char *name );  
    void meow() {
        std::cout << name << std::endl;  
    }
};

Kitten::Kitten( char *name, int age ) {
    this->age = age;
    this->name = name;
    std::cout << name << " created." << std::endl; 
}
Kitten::~Kitten( ) {
    std::cout << name << " destroyed." << std::endl; 
}
char *Kitten::getName() {
    return name;
}
void Kitten::setName( char *name ) {
    this->name = name;
}

// メイン関数
int main() {
    
    // 動的にオブジェクトを生成。
    // オブジェクトが作成され、そのポインタが返される。
    // このときコンストラクタも実行される。
    Kitten* kitten = new Kitten( "mii", 1 );
    
    // ポインタが示すオブジェクトの関数を呼び出し。->を使う。
    kitten->meow();
    kitten->setName( "tora" );
    kitten->meow();
    
    // 動的変数を破棄。
    // デストラクタが呼ばれる。
    delete kitten;
    
    return 0;
}

実行結果です。

mii created.
mii
tora
tora destroyed.