SysPeekとは、Ubuntu 18.04のトップバーから使うシンプルなシステムモニターです。
Ubuntu 18.04でCPUやメモリの使用率、ハードディスクの使用量や空き容量、また、ダウンロードとアップロードの速度などを、GUIから簡単にモニタリングできるのが、SysPeekです。
アニメーションするCPU使用率のアイコンをトップバーに表示して、いつでもCPUの状態を監視できます。
アイコンのプルダウンメニューからは、CPU使用率の実際の数値や他のメモリ使用量などの情報を確認でき、また、Ubuntu標準のシステムモニターを起動することもできます。
【動作確認 Ubuntu 18.04, SysPeek 0.3】
SysPeekシステムモニターは、現在WebUpd8のPPAでメンテナンスされています。
端末から以下のコマンドを実行して、PPAリポジトリを追加してインストールしましょう。
$ sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8 $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install syspeek
インストールが完了したら、オーバービューから「syspeek」で検索して起動しましょう。
アイコンをクリックしたときのメニューには、デフォルトで以下の項目が表示されます。
また、SysPeekは「自動起動するアプリケーション」にも登録されるので、Ubuntu起動時に自動起動されるようになります。
トップバーのアイコンをクリックしたときに表示される項目をカスタマイズするには、メニューから「Preferences」を選んでオプション画面を開きます。
CPU全体の平均だけでなく、コアごとの使用率も表示したいときは、「CPU」タブにある「Display CPU load for each core」オプションをチェックします。
次の「Memory」タブでは、メモリとスワップの表示のオン/オフを設定できます。
デフォルトではUbuntuがインストールされたディスクのみの情報が表示されますが、他のディスクやパーティションの空き容量/総容量の表示を追加したいときは、「Disk」タブを選びましょう。
「追加」ボタンをクリックして、マウントされているディスクやパーティションを選択すれば、その情報がプルダウンメニューに追加されます。
最後の「Network」タブにある「Display total network traffic」をチェックしておけば、現在のダウンロードとアップロードの速度だけでなく、総受信量と総送信量も合わせて表示することができます。
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