テラシュールブログ

旧テラシュールウェアブログUnity記事。主にUnityのTipsやAR・VR、ニコニコ動画についてのメモを残します。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【Unity】"2D向けの簡単な開発環境"を提供する「Unity Playground」プロジェクト

Unity Playgroundは組み合わせで作るプロジェクト UIが2D向けに簡略化 インタラクティブな動作 感想 関連 Unity Playgroundは組み合わせで作るプロジェクト github.comUnity PlaygroundはUnityを学ぶという目的で少し面白いデモです。これはプログラミング無…

【Unity】ECSでSystemの有効化・無効化についてのまとめ

ECSの基本はSystemです。システムというWorld毎にユニークなオブジェクトが多くのEntityを操作することでゲーム表現を実現しています。 ここで気になるのはSystemを動かす方法、及び止める方法についてです。今回はその辺りについて書いてみます。 Default W…

【Unity】Progressive LightmapperのGPU accelerationでライトマップのベイクが爆速に

Unity 2018.3b3からProgressive LightmapperのベイクにGPU accelerationが使用できるようになりました(Windowsのみ) ので実際に使ってみました。 www.youtube.com 使い方 特に難しいこともなく、ライトマッパーをProgressive GPU(Preview)に変更するだけで…

【Unity】Cinemachineで複数のカメラを使用する

今回はCinemachineで複数のカメラを使用する方法についてです。 複数のカメラを使う Timelineを使用している場合、複数のTrackを用意する Timelineを使用しない場合 複数のカメラを使う ゲームを作成している時、複数のカメラを使用したいというケースが稀に…

【Unity】ECSで複数のWorldを運用する方法

「デモとしてのECS」が欲しいなら使いませんが「ゲームとしてのECS」が必要なら知っておくと良い、複数のWorld運用についてです。 ECSを”ゲーム”にするためには 複数のWorldを管理する Worldを作成する 動かすWorldを切り替える Tips World.Active Default W…

【Unity】Unity 2018.3でTimelineの座標系が少し分かりやすくなった

UnityのTimelineは座標系に謎の挙動がありましたが、Unity2018.3でもう少し納得できる感じに修正されました。 Unity 2018.3以前のTimelineの座標系 変化したTimelineの座標系 ApplyTransformOffsetはカットシーン向け ApplySceneOffset Auto 私が本当に欲し…

【Unity】自作のパッケージを追加したりパッケージを一覧から検索したり…PackageManagerがUnity 2018.3で変化したポイント

今回はUnity 2018.3でPackageManagerが変化した幾つかのポイントです。 Package Managerに自作パッケージの追加が可能に 実際の手順 パッケージ化するフォルダの作成 package.jsonの記述 パッケージの登録・登録解除 PackageManagerの一覧表示が少し変わった…

【Unity】コンポーネントを参照しているオブジェクトを見つけ出す方法

ついにUnity 2018.3のベータが開始しました。今回はソコで追加された「コンポーネントを参照しているオブジェクトを見つけ出す」方法について紹介します。 シーン内の参照を検索 見つかるのはInspectorで設定されている場合のみ 実はUnity 2018.3以前も使え…

【Unity】Unity 2018.2で追加されたPhysical Cameraとはナンゾや?

Unity 2018.2でCameraの設定にPhysical Cameraという新しいオプションが追加されました。この設定が今ひとつ分からなかったので、内容を確認してみました。 Physical Cameraは一般的なカメラ設定をUnityに持ってくる為の設定 Focal LengthとかSensor Sizeと…

【Unity】MainCameraが移動できなくなったときの対処法

今回はMainCamera(もしくは任意のオブジェクト)が動かせなくなったケースの対処方についてです。以前見かけた現象ですが、今回その再現方法を思い出したのでメモしておきます。 カメラが動かせない! zzz... 犯人はCinemachine、貴方です どのように起こす…

【Unity】既存のプロジェクトにLightweight RenderPipelineを導入する

今回はLight Weight Render Pipelineを既存のプロジェクトに導入してみます。 Lightweight render pipeline Light Weight Render Pipelineを使う Lightweight render pipeline Light Weight Render Pipeline(LWRP)は、Scriptable Render Pipelineで提供す…

【Unity】ECSのComponentSystem実行順をコントロールする

今回はECSのComponentSystemも実行順番をコントロールする方法についてです。 ComponentSystemの実行順番は非常に重要 実行順の確認方法 特定のComponentSystemの前に実行する、後に実行する UpdateInGroupで処理のタイミングを大まかに纏める 関連 Componen…

【Unity】エディター操作でシーン間参照を実現する guid-based-reference

Unityでは複数のシーンを同時に編集することは可能ですが、シーン間の参照は出来ません。今回はソレをGUIDベースでなんとかするアプローチについてです。 シーン間参照(Multi Scene Reference)が出来ない シーン間参照がやりたくなるケース GUID BASED REF…

【Unity】Cinemachineの挙動を拡張してみる

Cinemachineのカメラの動きを拡張して、パンするだけのやつを作るなど。標準Composeでも近いことが出来るけど、最初に動いちゃうのがね pic.twitter.com/e1Oak8jAz4 — 椿 (@tsubaki_t1) September 2, 2018 今回はCinemachineの挙動を拡張してみました。 Cine…

【Unity】ECSのEntityの作成やComponentDataの追加等の操作を別スレッドから実行する

今回はECSのEntityを非同期に作成する方法についてです。主に打規模なシーンのロード等に使用できそうです。 Entityの生成や破棄、削除はメインスレッド上で行う ExclusiveEntityTransaction ExclusiveEntityTransactionを使用しつつEntityManagerも使いたい…

【Unity】「開発計画に役に立つUnityロードマップ 」

Unity 2018.1~Unity 2018.3に渡り追加される機能を網羅的に紹介したスライドです。「こんな機能が追加されるのか!」と中々にテンション上がりそうです。特にNestedPrefabとTerrain改修あたり。 スライド 【CEDEC2018】開発計画に役に立つUnityロードマップ…

【Unity】Unityでベジェ曲線(パス)を描く方法

今回はUnityで曲線を描く方法について紹介します。 Unity 2018.1でVector Graphicが導入可能に Vector Graphicsでベジェ曲線を描画する Vector GraphicsのAPIを見てみる PathのAPIを見てみる 感想 関連 Unity 2018.1でVector Graphicが導入可能に Unity 2018…