時間があるから気づいた「仕事で輝ける瞬間」
- 2020/04/09
- 23:22
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翻訳業界での用語の解説
翻訳会社……翻訳の品質管理、納品その他、さまざまな周辺業務を行う会社
チェッカー……翻訳チェッカーともいう。品質管理を担当する。原文と訳文を見比べ、この翻訳者のこういうところは改善が必要など、翻訳を修正しながら傾向を把握していく。
PM、コーディネーター……翻訳者のスケジュール調整、翻訳案件の打診、お客様とのやり取り等、様々な場面で窓口になる職種。対人スキルの高い人が多い。
トライアル……翻訳の仕事をもらう前に受ける実力試験
スタイルガイド……各顧客が定める、半角スペースを入れる/入れないなど体裁上の細かな決まり
原文、訳文……英語から日本語にする場合、英語が元の文(原文)、日本語が翻訳した文(訳文)
TM……過去訳のデータ。翻訳支援ツールに読み込ませ、翻訳時に検索することで、表現の統一、複数人での作業、翻訳の仕方についての意向の把握などが簡単になる。
DTP……デスクトップ・パブリッシング。専用ソフトウェアで翻訳した後、Wordなどに出力してレイアウトを整える仕事。英語力はさほど必要ないが、てきぱき仕事を片付ける必要がある。
プロパゲート……Tradosという専用ソフトウェアでは、設定により同じ文章に対する翻訳を自動的に統一できる。注意は必要だが、元の英語が同じであれば、
Word上では通常同じ日本語になっていることが期待でき、正確に訳してあれば何度も見る必要はない。
ポストエディット……機械が翻訳した文章をチェッカーなど翻訳業界のプロが修正して、読める代物にする作業。人間の感性で作られた文章ではないため、修正後も仕上がりはいまひとつ。
世界の終わりみたいに毎日
騒ぐ人も私の周りにいるけど。
自分はそこまで悲観していません。
大変な社会だ、こうなるとは
誰も予想していなかった
云々って、だから何なのか。
現状を嘆くだけでは何も変わらない。
それぞれの立場で、得意なこと
自分に出来ることを積み重ねるだけ。
自分が大学院を卒業したのは、ちょうど
リーマンショック後の不景気の時代でした。
民主党の悪政に人々が苦しんで、
地震や原発事故が国民に追い打ちを
かけているのを学生として見ていました。
私自身も、健全な経済状況であれば
卒業後、普通に正社員としてどこかに
お世話になっていたかもしれません。
でも精神障害もあり内定は無し。
留年を勧められたけど、断って
社会の荒波に出ることを選びました。
アルバイトからでしたが、
正社員にもなれていまは
フリーで好きな仕事をしています。

自分が希望する仕事像をしっかり描き
1つひとつ出来ることを積み重ねれば
こんな人材でも正社員になれたり
仕事を選べるほどのスキルを
身につけることも出来るんです。
経済への影響は誰も予想できないけど
感染しないように気をつけて
仕事が休みの方は
○普段の業務を思い返して
業務効率化について熟考する
とか、感染の勢いが収まって
非常事態宣言が解除されたら
○今まで以上に真摯に働く
とか
○翻訳で知識が足りなくて
ごまかした部分を勉強する
とか
○ゲームやジョギングで
たぷたぷのお腹を撃退する
なんてことをやれると思います笑
私は特に2番目の真摯な姿勢を
いつの間にか忘れていたようです。
時間があると、忙しかったときには
気づかなかったことにも
目が行くようになります。
この単価だったらこのくらいの仕事で
いいでしょって思っていたら、
いつまでもその値打ちの仕事しか
来ません。
仕事でいちばん輝く瞬間は
やはり役に立ちたい、やらせてくれと
一生懸命になった瞬間でしょう。
対等なのも大事だけど、
謙虚さも必要だよなって。
そういう真摯な姿勢が大事だなと
最近思うようになりました。
やらなくてはいけないこと、実は
たくさんあると思います。
そんな作業を積み重ねていけば、
いつの間にか立ち直っているもの
だと、私は思います。
それでは~!
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