自動売買における「ヘッジトレード」の重要性とメリット

 

今日はだいぶ含み益が出ていたので勝ち確かと思いきや、

市場のオープンと同時に激しく乱高下し、

微損撤退で終わりましたね。

 

ヘッジトレードが上手く機能したおかげで、

かなり軽傷で済みました。

 

不測の事態に対応するため、

個人的にはヘッジは必須だと考えています。

 

両建てには賛否あるかと思いますし、

手数料が二重に掛かる分だけ不利になるので、

ブローカーも非推奨ですが、

 

私は絶えず両建てしておきたい派です。

 

 

両建てする前提であれば、

もともと片張り数量を減らせば済む話では？

といった考えもアリですが、

実際の相場はメンタルが全てなので、

私はあえて、アルゴリズムにヘッジを組み込んでいます。

 

全て自動でやってくれるので発注手間が生じる訳でもなく、

メンタル的にも非常に安心してみていられるので、

長く続けていく上での秘訣ともいえます。

 

ヘッジのもたらす効果、その素晴らしさについては、

読者ユーザーの皆様からもたいへんご好評いただいております。

 

 

今日の相場ではプラスからマイナスへ転じましたが、

一瞬の油断、一瞬の隙を突いて、

状況が一変することは相場では日常茶飯事です。

 

むしろそれこそが、相場本来の姿だと考えています。

 

目まぐるしく損益状況が変化する相場では、

常に想定外のことが起こります。

 

想定外のことが起こり得る以上、

想定外すらも想定内に入れておく必要があります。

 

想定外を想定しておくという発想は、

トレードで勝ち続けていく上での必須マインドです。

 

想定外のない状態はつまり、全想定。

 

起こり得ないことまでをも想定できたとき、

何が起きても動じないマインドが完成します。

 

相場では、

常に何事も起こり得るということを理解しておけば、

異常な値動きに狼狽することもなく、

冷静に対処できます。

 

「この相場は異常だ」

と悲鳴を上げているトレーダーさんは数多くいますが、

 

少なくとも私は、

「正しいのは常に相場」だと考えています。

 

相場は全ての情報を含み込んだ結果としての値動きである以上、

相場こそが常に正解であり、

相場が間違うことはありません。

 

異常な相場こそが正常であることが腑に落ちれば、

間違っているのが自分であることも容易に認められます。

 

特にテクニカルトレーダーの場合、

完璧なテクニカル分析を行ったにも関わらず、

ことごとく思惑と逆行する方向へチャートが動こうものなら、

「この相場は間違っている」

と思い込んでしまいがちですが、

実際それは、思い込みに過ぎません。

 

相場は常に正しく、

間違っているのは常にトレーダーの側です。

 

裁量トレーダーの場合には、

日々そうした葛藤との勝負になりますが、

 

自動売買であれば、

不測の事態にいちいちメンタルを消耗することもないので、

かなり大きなアドバンテージといえます。

 

メンタルが消耗した状態では、

冷静なトレード判断もできなくなるので・・・・

 

 

異常こそが正常といえる相場に対して、

想定外を想定内に含み込ませて全想定した場合、

ヘッジトレードを介入させることは必然といえます。

 

みなさんと共有させていただいている運用システムは、

こうしたプロセスを経て誕生しました。

 

また今後も、

システム開発にまつわるエピソードをお伝えしていければと思います。

 

今日も最後までお読みくださり、本当にありがとうございます。

それではまた次回の記事でお会いしましょう！！