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神田の力持ち「鬼熊」ゆかりの、豊島屋本店の醸す酒をいただいた(^▽^;) ➁

みなさん!東京で一番古い「居酒屋」をご存知でしょうか?酒屋に居ながらにして酒を飲むことができる!これが「居酒屋」だそうだ。今で言うと「角打ち(かくうち)」が居酒屋の始まりか。約430年前の慶長元年(1596年)に江戸の神田鎌倉河岸で酒屋兼飲み屋を始めたのが、「豊島屋(昭和より豊島屋本店)」でゴザル。しかも今でも「神田スクエア」1Fの「豊島屋酒店」に行くと立ち飲みスタイルで、自社で醸造した美味しい日本酒を提供してくれるのだぁ。さらに、この「豊島屋」には、当時大人気の「鬼熊」という力持ちがいたそうだ。こりゃ行かない訳にはいかないでしょ(^▽^;)

江戸時代の力持ち「鬼熊」がいた、人気酒屋
「豊島屋」(神田スクエア1F「豊島屋酒店」)で酒を吞むの巻 
その2 鬼熊の力石ほか編


撮影:2024年12月6日 ほか iPhoneSE ・ Canon PowerShot G7X ・ G3X  ほか


※「豊島屋本店」オフィシャルサイトへ
※「豊島屋酒店」オフィシャルサイトへ
※「豊島屋酒造」オフィシャルサイトへ




1 今回は、「石」ばかり出てきますので、「石」に興味の無い方は、つまらないと思うかもしれません。そこで、冒頭だけは「石」以外の写真で癒されてください(笑) 2・3は前回の「復習」です!(^▽^;)
冒頭は「豊島屋酒店」(神田スクエアにある、角打ちスタイルの店です)で、豊島屋酒造の醸すお酒です。この日は濁りがサービス価格で提供されていましたぁ!!

IMG_0406_20241210000150cbf.jpg
撮影:2024年12月6日

2 江戸時代「豊島屋(昭和から「豊島屋本店」となりました)」は、雛祭りの白酒でブレイク!季節ともなると、店頭には大勢の客が江戸中から集まって来て大混乱だったそうです。「江戸名所図会」第一巻より
江戸名所図会第1巻鎌倉町豊島屋商店白酒を商う図


3 その「豊島屋」の「樽轉(樽転・たるころ)」と呼ばれる奉公人で、有名な力持ちが「鬼熊」と呼ばれた熊治郎です。両手に醤油樽をぶら下げ、下駄のように四斗樽を足に結んで歩く「鬼熊」の姿です。「江戸府内絵本風俗往来」より
鬼熊

鬼熊の力石については、力石研究の第一人者髙島先生の文章があります!ご覧ください(*^^*)
※論説「鬼熊の力石」髙島慎助 (四日市大学論集第20巻第1号)
※「石に挑んだ男達」髙島慎助


4 東京都台東区・浅草寺「奥山」にある「力石・熊遊(くまゆう)の碑」です。浅草寺境内で行わていた「力くらべ大会」で実際に持ち上げられた力石が周囲に置かれています。正面の石碑は、「鬼熊」こと豊島屋の熊治郎が持ち上げた100貫(約375kg)の力石です。
sensoujionikumahi.jpg撮影:2023年3月11日(浅草寺「熊遊の碑」関係)


5 現地解説板。なお、解説にある新門辰五郎とは「江戸時代後期の町火消、侠客。娘の芳は江戸幕府15代将軍・徳川慶喜の側室。「新門」は金龍山浅草寺僧坊伝法院新門辺りの責任者である事に由来する。生年月日は寛政4年3月5日。」(wikiより)
sennsoujikanban.jpg


6 「熊遊」の碑の右下には、鬼熊の奉公していた「豊島屋」の屋号「金十(かねじゅう)」と「熊治郎持(つ)」と彫られています!
烏山寺町通鬼熊8


7 「熊遊の碑」の周囲にある「玉垣(たまがき)」の柱には、奉納した「豊島屋本店」の名(と屋号「金十」)が彫られています。今回の「豊島屋酒店」訪問時に、たまたまいらした社長さんに、この玉垣のお話をすると「あれはうちが奉納しました」と静かにおっしゃいました。
sensoujitoshimaya.jpg


8 続いては、東京都世田谷区の千歳烏山(ちとせからすやま)の「烏山寺町」です。多くの寺院が並ぶ街並みは、「世田谷の小京都」と呼ばれる閑静なところ。なぜここを訪問したかというと、鬼熊の墓や力石があると知ったからです。「妙寿寺」を訪問しました。
世田谷になぜ鬼熊の墓石があるかというと、この辺りの寺院は、だいたい関東大震災で焼け出されて移転してきたためだそうです。それで、寺院が集まっちゃったわけです。「鬼熊」と彫られた石柱がありました。ちなみに、この背後には世田谷区の指定文化財、「旧肥前国蓮池藩鍋島家(子爵)邸宅」を移設した「鍋島客殿」があってこちらも見ごたえがあります。

烏山寺町通鬼熊1
撮影:2023年3月11日(千歳烏山関係・以下同)


9 石柱の後ろにある丸い石が「力石」でした。「金十」の屋号に店、熊治郎持(つ)と彫られているのでしょうか。ちなみに、鬼熊の名が彫られた力石は、全部で20個あるそうです。また、この場所の横には、「鳳凰」と彫られた大きな力石があります!「明治二十六年 竪川大兼 鳳凰 神田川~」ですが、「竪川大兼」は大工の兼吉と呼ばれ、4個の力石に名前が彫られています。妙壽寺の他、延命寺(三郷市)、富賀岡元八幡宮(江東区)、氷川神社(杉並区)です。
烏山寺町通鬼熊3


10 こちらが鬼熊の墓石になります。「妙法 勇猛院熊力信士 明治十八年八月十三日」と彫られていました。「勇猛院熊力」とは強そうな戒名です!鬼熊は82歳で亡くなったそうです。
烏山寺町通鬼熊2


11 妙寿寺から南へ100mほどのところにある「幸龍寺」です。山門を入りすぐ左手にある「本町東助碑」と「力石」たちです。
本町東助は、江戸・東京の力士の中心的人物で、慶応2年の江戸力持番付「西関脇」、明治5年の東京力持番付「西大関」でした。この石碑は、明治24年に本町東助が亡くなり、翌25年6月に造られたもので、字は第2代総理大臣になった黒田清隆伯爵の筆です。
この碑は元々浅草にあった幸龍寺に造られたものですが、大正12年の関東大震災で石碑も被災して放置され、大正15年に神田川徳蔵(こちらも力持ち力士で有名)が発起し小伝馬町身延別院に再建され、最終的に昭和2年に世田谷区烏山の現在の地に寺が再建された際に、石碑も再々建されたというものです。石碑もあちらこちら旅をしてここへ落ち着いた訳ですね!

烏山寺町通鬼熊4

11-2 「本町東助」で検索をしていたら、こちらの記事がヒットしました。江戸~明治期に活躍した絵師・河鍋暁斎(かわなべきょうさい)の作品を紹介する「X」を発信している、藤田昇さんの記事ですが、暁斎の長男の絵師・河鍋暁雲作の挿絵に「本町東助紀年金剛力碑建設」明治25年7月、前年に没した波野東助顕彰碑建立に際し、両国・回向院で開かれた力持ち興行の宣伝用に制作されたものだそうです。本町東助は、河鍋暁斎とはご近所で親交も深く、暁斎の描く絵画にも東助が度々登場しています。
本町東助紀年金剛力碑建設藤田昇X



12 本町東助の石碑のまわりに並ぶ力石の中に「鬼熊」の文字を見つけました。「連城石」は、長さが70cmの大きな力石です。刻銘は「矢向 弥五郎 伊豆大島傅吉 持之 由緒 鬼熊 代地 芳次郎 本町東助」とありました。
烏山寺町通鬼熊6


13 両国の回向院で東助の追善供養の「力持ち大興行」が呼びかけられるのですが、仮名垣魯文(かながきろぶん)・江戸末期~明治初期の戯作者・新聞記者、や榊原鍵吉(さかきばらけんきち)・剣術家、高砂浦五郎(たかさごうらごろう)・力士、高砂部屋初代師匠、名倉弥一(なぐらしょういち)・整形外科名倉医院として有名、が名前を連ねています。torikeraの大好きな絵師河鍋暁斎(かわなべきょうさい)も、仮名垣魯文の本に挿絵を描いていますし、剣術家・榊原鍵吉は、暁斎の浮世絵作品にも描かれていたので、この石碑がらみで名前が出て来て驚きました。
 河鍋暁斎作「榊原鍵吉・山中遊行の図」
榊原健吉の強さに驚き、山中の鵺や狐、狼、骸骨、などもタジタジで逃げて行く!と言った趣向でしょうか?

烏山寺町通鬼熊5

※torikeraブログ過去記事へ
東京の「小京都」?烏山「寺町通」をブラリ散歩 その①「鬼熊の力石」の巻
東京の「小京都」?烏山「寺町通」をブラリ散歩!その②「寺院・花・グルメ」の巻


※「力石に魅せられて 姫は今日も石探し」 (雨宮清子・ちから姫) から、ちから姫さんの楽しく見事な「鬼熊記事」をご覧くださいね。髙島先生とちから姫さんからは、力石についてたくさんの事を教えていただいています。
ちょっと寄り道・鬼熊①
ちょっと寄り道、鬼熊➁


14 さて、こちらはオマケなのですが、東京都足立区にある西新井大師境内にある「加持水(かじみず)の井戸」です。「西新井」と云う名前は、実はこの井戸から来ています。「お堂の西に新たに湧いた井戸」という意味ですが、弘法大師が疫病で苦しむ人々のために祈願して湧いた訳ですから、西新井大師の中でも最重要なポイントになります。
西新井大師加治水※西新井大師「灑水加持(しゃすいかじ)」:当山では、毎日の護摩修行の中でご参列の皆様に『灑水加持』という儀式を執り行っております。これは皆様の心と体を清める大切な作法であります。詳しくお話ししますと、人は生まれながらにして仏の資質(仏性)を持っているのですが、日々の生活の中で知らず知らずのうちに穢れて曇ってしまうことがあります。この穢れを仏様の智慧によって加持された清浄な水(加持水)をもって灑(そそ)ぐことによって再び仏性を呼び起こすのです。そのことによって皆様は清らかになり、さらに清らかな心で念じる皆様方の願いは、必ず仏様に、ご本尊様に通じるものです。(西新井大師オフィシャルサイトより)
撮影2023年2月17日

15 「加持水の井戸」にある銅製の円筒状の井筒は、弘化4(1847)年「神田蝋燭講寄進」奉納のものです。そうです、「鬼熊」が奉公していた「豊島屋」があり、「鬼熊」が晩年に自身の居酒屋を出していたのが「神田」なのですね。「蝋燭講(ろうそくこう)」というのを調べたのですが、ヒントがありませんでした。豊島屋や鬼熊との関係が分かると面白いのですが。ちなみに、写真を見ると蓋の上に木彫の鱗と刺が見えていますが、これ井戸に飛び込んだ龍の尻尾らしいです。(笑)西新井大師加持水2


16 そして、偶然見つけてしまったのですが、この「神田蝋燭講」が奉納した「加持水の井戸」を囲う「玉垣」の柱に「豊嶋町 力士 鬼熊」と彫られていました。
tamagaki.jpg
※神田豊島町:古くは「トヨシマ丁」とも言われたそうです。柳原土手下、新シ橋南側に江戸期から1879(明治12)年まで一~三丁目があったそうで、江戸期には町内に銘茶所伊勢屋、菓子屋鶴屋、水油仲買桝屋があり(買物独案内)、豆腐酒芋酒屋の鬼熊、雑菓子卸の青野屋もあり(食物独案内)、大変賑わっていたようです。(参考:「江戸町巡り」さん記事より)※上記「豆腐酒芋酒屋の鬼熊」と書かれていますが、「豆腐酒」というのは、当時江戸時代の居酒屋で人気だった田楽で酒を吞ます(写真No.17を参照)、「芋酒」というのは、同じく里芋の煮っころがしで酒を呑ます、「居酒屋」という意味なのかな?と考えたのですが、ご存知の方ご教示ください!torikera

※torikeraブログ過去記事へ
西新井大師で「花より団子?」の巻

17 さて、最後に、次回「豊島屋酒店」(神田スクエア1Fの角打ち)をご紹介の巻の予告編!
豊島屋酒店で提供されている「豆腐田楽」 このメニューは、江戸時代に人気だったものを現代風に再現しています。当時は大きな木綿豆腐に塩辛い濃い味の味噌を塗って焼いたそうです。現代風アレンジは、食べやすい大きさにして、さっぱり薄味の味噌にし、少しあぶって、表面は歯ごたえがあるが中はふんわりとして大豆の風味もしっかり感じられるものに。食材も江戸もの・東京ものにこだわり、明治から続く神田の豆腐屋「越後屋」の豆腐。江戸時代創業の老舗深川の「ちくま味噌」の味噌とこだわり抜いています。(Smiler106記事参照)

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※田楽:居酒屋が生まれる前、酒屋で居酒が行なわれていたが、酒の肴としては田楽が出されていた。それが居酒屋にも受け継がれて、酒の肴の人気メニューになっている。やがて、この田楽はおでんに発展し、江戸の町にはおでん・燗酒売りの姿がみられるようになる。江戸時代のおでんは、茹でた蒟蒻や里芋に味噌を塗って売っていたが、明治時代になると煮込みおでんが現われる。
(キッコーマン「江戸の居酒屋文化」より引用)



※次回、最終回は、近代ビルの神田スクエア1Fに2020年出店した、「豊島屋酒店」で「豊島屋本店」が東村山市にある「豊島屋酒造」で醸した、美味しい日本酒をいただく記事をアップいたします。呑兵衛の皆様、大変お待たせいたしました。次回もお楽しみに。(*^^*)!!
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コメント

Re: No title

ちから姫さん!こんにちは!

おおっ、26日アップですね!楽しみにしております。

動物のフンを載せるブログとは珍しいですねぇ~💦 しかも、山岳会ですかぁ??

探して見てみます!情報ありがとうございます。(*^^*)

No title

連投ですみません。
とりけらさんの記事、26日にアップしますので見てくださいね。また「たぬきのタメフン」がらみで、山の動物たちのフンをよく載せているブログをご紹介しますね。
http://sizuokatougakukai.blog22.fc2.com/
「静岡踏岳会」という山岳会です。とりあえず2005年9月、10月、11月、12月、2006年2月、2007年2月、3月。

Re: タイトルなし

大原かずのりさん!こんにちは!

そうそう、確かに力持ちという体型では描かれていないような気がします。恐らく、絵を描いた4代目広重も鬼熊本人を見た訳でもなく想像で描いた姿なんでしょうね。まあ、それにしてももう少し「鬼熊!!」という姿にしても良かったのでは?と思いますが(笑)

そうですか、プロテインドリンクですねっ!私も毎晩の晩酌のときに「これはプロテインドリンクでゴザル」と言い訳をしてみたいと思います(^▽^;) 無理かなぁ??!!

100貫は凄い!いったいどんな凄い身体かと思いきや、わりとスリムで。日本の力持ちは腹が出てるタイプが多いので珍しいですね。
そういえば昔は身体づくりには日本酒が必須と考えられてたそうですね。力士も日本酒は今でいうプロテインドリンクみたいな感じで飲まされたようで。力持ちと日本酒はセットみたいなイメージあります。
それにしても勇猛院熊力という名前は凄まじいです(;^ω^)

Re: コメントありがとうございます

ぶらつと遡上探索 さん!こんばんは!

そうそう、絵図に描かれた鬼熊さんは、思いの外痩せている様にみえるのですが、力持ちらしからぬ体型ですよね。

少々文字の多い解説ばかりの記事になってしまいましたね。

豆腐田楽はこちらの名物でもあるので、訪問時はぜひ食べていただきたいものの一つです。日本酒にもバッチリはまりますよ!

街の中を2万歩も歩くのはけっこうしんどい行程だと思います。なるほど、ショートカットや秘密兵器の登場は分かります。

使えるものは上手に使って楽しく散策するのが肝ですね。(*^^*)!!

Re: No title

バケツさん!こんばんは!

おおっ、居酒屋で働いたことがあるのですねぇ。しかも、桝にグラスを入れてお酒を注いでくれていたとは!!

バケツさんのようなパフォーマンスをしてくれるなら店員がいるなら、毎日通っちゃいますよ。
店長さん、「サービス」の効果が分かっていらっしゃらないようですねぇ。(笑)

「損して得とれ!」でございますよ(*^^*)!!

コメントありがとうございます

こんばんはトリケラさん、拍手コメントありがとうございます。
美味しそうなお酒ですね、角打ち用と正月用に買いたいです。鬼熊の親爺、スリムな体形なのに凄い力持ちですね。
今回は力石絡みの堅い話ですね、石だけに(笑)。「豆腐田楽」は美味しそうで、酒が進みそうで怖いです。

駅からハイキングのコースセッティングは大体8kmで、寺社や見処内の歩きを足すと、10km程になります。歩数換算で約2万歩、年寄にはキツイ距離なので、コースのショートカット、交通機関の利用が必要ですよ。と云う事で秘密兵器が度々の登場です(笑)。

No title

こんにちは。
日本酒には詳しくないですが、
昔居酒屋で働いていたころに
日本酒の注文をうけると
トップ画像のように酒桝にグラスを入れて
お客さんの目の前で注いでいました。
本来はグラス一杯のところで止めるんですけど
グラスからあふれるギリギリのところで
「よそ見をする」パフォーマンスをして
桝酒にもたっぷり注いでいたら人気になりました(笑)
しばらくして店長にそのサービスがばれて
注意されましたが(笑)

Re: 力石も田楽も

BUSYBEE-GAEI さん!こんにちは!

そうそう、「百貫デブ」なんていうのがありました!でも考えて見たら「百貫」という言葉が生きていたのですからビックリ仰天ですよね。まあ、あまり意味も分からず、とにかくとても重たい!という位の意味で使っていたのでしょうけれども。(昭和の話です)

戒名もこれだけの有名人になるとスゴイですね。私は戒名はいりませんが、「幽酔院大虎」なんて言うのだったらありかなぁ?まあ、酔っ払って大暴れはあまりしませんけどね。

豊島屋酒店の田楽は、二種類用意されていました。日本酒に豆腐と味噌を合わせるというのは、考えて見ると、栄養学的にもなかなかいい組合せではないでしょうか。江戸時代の田楽はとてもしょっぱそうで、これは塩分摂りすぎになりますかね。

角打ち店ながら、おつまみも工夫されていて、種類も多いので呑兵衛には嬉しいお店です(*^^*)!!


力石も田楽も

熊遊の碑、こちらの力石は見事ですね。子どもの頃、男の子たちが「でぶデブ百貫デブ、お前のかぁさん、出~べそ!!」と女子をからかってましたが、百貫は約375kg!!。一体だれがこの“からかい”の台詞を考えついたのかしらとあらためて思ってしまいました( ´艸`)。
鬼熊さんの戒名は、「勇猛院熊力」というのですね。最近西新井には行ってません。一時は毎年お札をいただいていたのですが。越後屋さんの豆腐にちくま味噌の田楽は美味しそうです。お酒は弱いのですが、呑兵衛御用達のラインナップは楽しみです。

Re: No title

たいやきさん!こんにちは!

力石に彫られた文字も様々ですよね。いかにも素人が彫ったような稚拙なものもあれば

深く力強く掘られたものも!どうだぁ、こんな石持ち上げたんだぞう!というパワーを感じさせます。

石と言っても、そこに込められた先人たちの想いは大きくて深いですね。

埼玉の「力石親善大使」(と勝手に呼んでます)坂本さんのYoutube動画を見ていると、力石にチャレンジする

人々の心を「力石」が吸収してさらに重くなってるのでは?と思ってしまいます。(笑)

Re: No title

ちから姫さん!こんにちは!

いやあ、文章がとにかく苦手でまとめるのに時間がかかってしまいます。見直すと、文字ばかりで読みにくいこと(゚Д゚;)。
ちから姫様の素晴らしい文章が、あらためて輝いてみえます(^▽^;) まあ、その道のプロですから無理もありませんが(笑)

こちらこそ勝手にリンクはってしまい申し訳ありません。写真は、どうぞご利用ください。m(__)m

No title

力石の文字が大きく力強いのがいいですね。
とてもかわいらしく感じられます。
石がかわいらしいというのはいかにも日本という感じがします。
クールジャパンがもっとも世界に通じているのはかわいいですから。
東京に行くときも石に出会いたいですね。

No title

待ってました! 豊島屋本店記事。
根気よく歩かれて深く調査して、きれいに記事を書かれていて、感服。嬉しいですね、こういうブログ記事。
拙ブログで紹介させてください。その折、2,3写真をお借りしたいのですがよろしくお願いいします。

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季節の野草や身近な自然の写真のご紹介、トレイルランやポタリング、マウンテンバイクの記事、掘り出しモンCDアルバムなど音楽の話題、美味しい日本酒や蕎麦について、最近は庚申塔・石仏・富士塚・力石など石や塚などにも興味津々!とりとめのない記事ばかりですがよろしくお願いします。

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