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これはビックリ!アルフレッド・コルトーの録音だった?!

ダイソーの音楽CDの表記には注意しろ!
ウラディーミル・ホロヴィッツはずが
実はアルフレッド・コルトーの
           演奏だったぁの巻
「アイ・ラヴ・ドビュッシー」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
内容:
ドビュッシー作曲
1 花火 (前奏曲集第2巻より)
2 パンの笛
3 水の精 (前奏曲集第2巻より)
4 アラベスク
5 人形へのセレナーデ (子どもの領分より)
6 ヒースの草むら (前奏曲集第2巻より)
7 デルフォイの舞姫 (前奏曲集第1巻より、以下同様)
8 帆
9 野を渡る風
10 音と香りは夕べの大気の中に漂う
11 アナカプリの丘
12 雪の上の足あと
13 西風のみたもの
14 亜麻色の髪の乙女
15 さえぎられたセレナード
16 沈める寺
17 バックの踊り
18 吟遊詩人
 
演奏:(CDに表記されているまま)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウラディーミル・ホロヴィッツ
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
 
 
制作:ダイソー(株)大創産業
CD-CNo54
定価税込105円
 
 
※随分前に購入したCDアルバムなのですが
 録音が古くあまり聞くこともなく
 棚にそのまま置き去りにされたという悲しいアルバムであります
 
 ところで先日インターネット・姉妹サイトの「とりけらの卵」の掲示板にCoateさんよりお問い合わせがあって
ダイソーから出ている「アイ・ラヴ・ドビュッシー」の演奏者は誰なのだろう
 という内容でした
  
 それにしてもこのアルバムに収録された前奏曲集第1巻は、古い録音であるのは間違い無く
まずは、CDジャケットに表記されている「ウラディーミル・ホロヴィッツ」の録音をさがしてみたのですが
実は「ホロヴィッツ」は、前奏曲集の第1巻は全曲録音した記録がないということが分かりました
 
えっ ホロヴィッツの演奏じゃないんだぁ 


 
ここからが今回の調査の始まりです
 
 
おそらくSPレコードからの制作だろうということで まず頭に浮かんだのが
フランスものの大家 「ワルター・ギーゼキング
幸いギーゼキングの アルバムを見つけ各曲の演奏時間を比較してみたら
全然違うことがわかり これはペケ 
 
 
いくつか検索でヒットしたピアニストの演奏時間を比較してみたものの
ダイソーアルバムに近いものが見つかりません
 
ひょっとしてと コルトーで検索してみたら 
ナクソスのサイトでコルトーの 前奏曲集第一巻がヒットしました
おまけにここで 各曲の一部を試聴できるサービスまで
 
演奏時間がほぼ一致していましたので かなり期待したのですが
試聴してみて確信できました これだぁ~

 
なんだなんだぁ これってコルトーだったんだと驚いたり歓んだり 

 
(残念なことにナクソスの音源に比べダイソー盤ではノイズや
ワウ・フラッターが大きくてとても聴きにくいですね)
 
実はダイソーの古いシリーズで 「クラシックピアノ名演集」全10巻
※サーバーの閉鎖により現在接続できません(-_-;)
というものがあり その中の5巻と9巻にフランクの作品を演奏した
コルトーのものが収録されていました これも録音は古いのですが
昔から評判の演奏です
 
 
さて 話しは戻りますが
ダイソーの「アイラブ・ドビュッシー」には この他
「前奏曲集第2巻から」や「子どもの領分」
またフルート独奏の「パンの笛(シリンクス)」が収録されています
 
しかし 演奏については ウィーン・フィル&カラヤン という
謎の表記でしたぁ
 
これも調べて分かったのですが カラヤンはウィーンフィルと
ドビュッシーの曲を正規の録音で残していないのです
というか そもそもフルート独奏曲に対して カラヤン指揮のウィーンフィル
という表記がおかしいのですねぇ (全くのでたらめですねぇ)
 
 
また 他のピアノ曲ですが 
前奏曲集第1巻と違い
他の曲は録音がステレオで良い音なのですねえ
つまりこちらはコルトーではないのです
 
ややこしいですね
さてじゃぁ誰なんだろう 

 
ということで 実は分かりません
こちらはホロヴィッツなのでしょうか??
いやはや 悩ましい
 
どなたか分かりましたら
教えてくださいねぇ 
 
この謎だらけのところが いかにもダイソーアルバムです
楽しませてくれます
 
 
 
 
 
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季節の野草や身近な自然の写真のご紹介、トレイルランやポタリング、マウンテンバイクの記事、掘り出しモンCDアルバムなど音楽の話題、美味しい日本酒や蕎麦について、最近は庚申塔・石仏・富士塚・力石など石や塚などにも興味津々!とりとめのない記事ばかりですがよろしくお願いします。

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