Marantz プリアンプ SC-11の修理ーその1ー

こんばんは、Tomです。今日は、一日中曇りという予報でしたので安心していましたが、実際は晴れ間も多く、蒸し暑いので結構しんどい一日でした。
さて、今日の話題は、修理ライフの話で『Marantz プリアンプ SC-11の修理』その1となります。今日、Tomは久しぶりに有給休暇を頂き、先週の金曜日に実施した会社の夏祭りのPA機材の撤収に行ってきました。夏祭りの時、会社の事業所長から、購入したオーディオアンプが壊れたので修理してほしいと依頼されましたので、撤収のついでに、壊れたアンプを引き取って来ました。午後1時半ごろに帰宅し、午後2時半ごろから、このアンプの修理に取り掛かりました。今日の記事の内容は、動作確認、バラシ、故障の原因追及と修理といった話です。

1.MarantzのプリアンプSC-11について
これがMarantzのプリアンプSC-11(1983年製)です。当時の金額で300,000円ですので、当時のMarantsとしては、ハイエンドと言えるプリアンプだと思います。

audio-heritage.jp


サブパネルを開くとこんな感じです。

2.バラシ
電源を入れ動作確認を行いました。LEDが輝かないので、やはり症状は同じですね。

1)Topカバーのバラシ
それでは、Topカバーをばらします。

電源ヒューズを見つけました。


2)リアカバーのバラシ
ヒューズにアクセスするためには、リアパネルをばらす必要がありますので、リアパネルもバラします。

やっと、ヒューズの場所までアクセス出来るようになりました。

3)ヒューズの確認
ヒューズを取り出してみると、明らかにヒューズ切れを起こしています。

3.ヒューズ交換
それでは、手持ちのヒューズを交換してみます。

オリジナルのヒューズは2.5Aですが、Tomの保有しているヒューズに2.5Aはないので、3Aのヒューズを使用します。

4.動作確認
3Aのヒューズをセットし、動作を確認します。

結果、電源をONして間もなくパチン!と音がしましたので、すぐに電源を切りました。

どこかがショートしている様ですね。
今回の修理はここ迄です。
次回は、故障の原因解析と修理、そして仕上げを行います。
お楽しみに!