カテゴリ:沖縄・韓国
2024ナクトンガン河口堰視察
の続き。
2024ナクトンガン河口堰視察行程図
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<3日目…9月30日>
3日目は、ナクトンガンの中州・ウルスクト(乙淑島)の河口堰統合運用センターで、K-waterの職員の方からお話を聞きました。
リアルタイムで水質の情報を公開することで、ナクトンガン流域の方々のさまざまな懸念に対応しているようです。
眺望の良い建物の屋上に案内されました。左岸側河口堰全体がよく見えます。ナクトンガンの上流方向も河口方向も広く見渡せます。
職員の方に記念写真を撮って頂きました。

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その左岸側河口堰まで歩いていきました。

一番近くの門柱の上は、見学者に開放しています。
橋の部分からゲートを覗き込みました。
予想通りですが、水はきれいとはいえません。
河川横断構造物は河川にダメージを与える…当然です。大規模な「技術」でねじ伏せようとすればするほどダメージは大きい。
古来、人間は河川に手を加えてきました。古墳時代の遺跡でも「聖牛」に似た構造物が発掘されています。
どういう「川づくり」をするべきなのかを、慎重に、じっくりと考えていかねばなりません。
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上流15kmのテジュ(大渚)水門へ。
改良工事が行われ、ここまで塩水が遡上しても問題が起こらないように手当されているとのこと。
その上で、さらに、トクサン浄水場から市内中心部に引く大きな水管が目の前を通っています。
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遡って、上流23km付近の金海平野運河取水門(設置:1935年12月、改良:1967年3月)へ。

この水門も、さらに改良する構想もあるようです。
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