今月、大阪・高槻市で中学1年生2人が行方不明になった事件は、2人が遺体で発見されるという最悪の結末を迎えてしまった。その事件の経緯を知った人からはこんなツイートが投稿がされ、注目を集めている。
高槻の容疑者、何度も監禁や傷害事件起こしてきたみたいだけど、監禁の手口が道を尋ねるふりをして車に連れ込んで手足を縛ってってやつで、今までの人生のなかで道がわからないから車に乗ってそこまで誘導してくれっていってくる怪しい奴に何度も遭遇してきたから、あれ乗ってたらと思うと震える。
— f the minion🍌 (@francesco3) 2015年8月24日
@francesco3 道を尋ねるのを犯罪のとっかかりにするって本当に多いケースだから、成人でも気をつけなきゃならないけど、とくに子どもに対しては「わざわざ子どもに道を尋ねる奴は犯罪者と思え」と教えていいと思う。いつもいっているが本気で道を知りたい奴は子どもに尋ねたりしない。
— f the minion🍌 (@francesco3) 2015年8月24日
死体遺棄容疑で逮捕された容疑者は以前にも、少年に声をかけて車に監禁して連れ回す事件を起こしており、それについて投稿者は「自分も何度か道に迷った車から声をかけられるという体験があった。そもそも子どもに道を尋ねる時点で危険だと教えなければいけないのでは」という意見をツイートしている。
ウチでは、子どもたちに、そのように教えています。道端で知らない大人が、子どもに助けを求めたり道を訊いたりすることは有り得ないと。そんな嘘を言って子どもに接触してくるのは、何か企んでるヤツだと。 https://t.co/BRHI43JpYP
— まさ@信じて待つ (@masa_masa_yz) 2015年8月24日
@francesco3 その質問自体おかしいでしょう今の時代。
国民一人に1台は携帯を持っている時代、ナビやマップ機能があるから道を尋ねること自体ほとんどなくなりましたよね
— ☕フクちゃん🐤☀☕🦖🍼 (@fukucyan009) 2015年8月24日
子供って判断力が我々より劣るわけだから、その人物が危害を与えて来るかは判断誤って…ってのは多いにある。だから、ある程度過剰というか、怪しむようにさせても仕方ないなかなと思う。 https://t.co/syGiO8XDTh
— おてつ (@guruado) 2015年8月24日
これに対しては、上記のような賛成の声が上がった。
やべぇ。子供の方が話が早いから、結構子供に道聞いてたわ。「駅どっち?!」「あっち→!」「ありがとう!!」って感じで。犯罪者扱いされるのか(´д⊂)気をつけよう。 https://t.co/ptyP80ibxH
— アットクマ¨̮ (@atkuma) 2015年8月24日
@francesco3
配送先の近辺でナビが終了した時に子供しか見当たらないと尋ねたりしてますけど…
怪しまれてるんですかね?
— Chat blanc~White cat (@leinamilky) 2015年8月24日
@francesco3 あまりにも田舎すぎると広大な田畑が続くばかり、車以外で人が見当たらない!嗚呼人が!人がいる!子供か…遊びでうろちょろしてるから道には詳しかろうおーいそこのお嬢ちゃーん…の流れで人に道を教え続けたし子供に道を尋ねます。
お互い極端な例かと思いますが…。
— アジ🥚 (@aajimejime) 2015年8月24日
しかし悪気なく道を尋ねている人たちもいるため、一概にそうとは言い切れない部分もあるのも確かだ。
警視庁によると、昨年の1月~11月までで発生した子ども(13歳未満)の連れ去り事件は、認知件数だけでも100件を超えており、実際の被害はそれを上回ると思われる。また女児だけでなく男児も被害にあっており、必ずしも「男の子だから大丈夫」とは限らないという。
【子どもブログ】セコム広報です。本日更新の記事は「もしも車から声をかけられたら?子どもの連れ去りをどう防ぐか」です。ぜひご覧ください。http://t.co/cigE9WOjZg http://t.co/6hW5zqDaRP
— セコム (@SECOM_jp) 2015年8月20日
また、セコム広報アカウントでは「子どもの連れ去りをどう防ぐか」という記事を紹介して注意を喚起している。
分かるけど、これの行き着く先が「子供に声をかけるな」で、その結果子供が犯罪に巻き込まれたんだよなあ。 https://t.co/plvx1PYcAh
— ぱ🦐広島🍤HITひろしま観光大使🍊 (@pa_sann) 2015年8月24日
「子どもに声をかけてはいけない」という昨今の風潮が、深夜に外出していた被害者たちへの声掛けを躊躇させたのでは? という難しい側面もあるが、今後悲しい事件を二度と起こさないためにも、社会が一丸となって考えていかなければいけない課題であろう。
あなたは一連のツイートに対し、どのような感想を持っただろうか?