「残業」「休日出勤」だけがやる気の基準なの? とある企業が下した評価が波紋を呼ぶ
仕事をするうえで評価の一つにはなるが、目には見えない「やる気」について、深く考えさせられる投稿が議論を呼んでいる。
残業しない、土日出勤しない、でもどうしても必要なら残業してでも仕事をするし、持ち帰りもする。
勤務時間は、能率を上げて仕事をする。メリハリをつけた仕事をしてきたと思っていたのですが。
経営層から『やる気が感じられない』との評価をいただき、やる気がなくなりました。
— はちみー (@hachimy073) 2015年5月27日
投稿者は、不必要な残業や休日出勤はしない代わりに、勤務時間中はメリハリをつけて仕事を続けてきたが、その結果として経営陣から「やる気が感じられない」というあまりに残念な評価を受けてしまったという。
@hachimy073 「やる気」なんて目に見えないものを本人にヒアリングもせず、目に見える勤務時間という別の尺度で代用するという明らかに手抜きのマネジメントしかできない会社ですね。会社が非効率万歳!ってメッセージ出してるようなものだよね。
— ひらた かなえ (@karika7) 2015年5月27日
@hachimy073 そんなヒドイですよ‼︎経営陣は、何を見て評価してるの⁉︎
— すみれ (@SUMIRE7SUMIRE) 2015年5月27日
@hachimy073 それは本当にやる気なくなりますね…持ち帰りは残業に等しいと思うんですけど…私は育休明けから時短でこの一年半やってきて上司は高めの評価で査定してくださったんですが…経営層から『時短は昇進昇給の対象から外す』趣旨の事を言われやる気を失っています今日この頃です。
— nomas (@nomas326) 2015年5月27日
このエピソードに関してユーザーからは、上記のような意見が寄せられた。
遅くまで仕事することが頑張ってる的風習嫌い
そりゃ頑張ってるとは思うけどちゃんと仕事終わらせて残らない人の方が立派だと思う。 https://t.co/k9qWCDuDw7
— みつこし🌸 (@24_boc) 2015年5月28日
残業して周りがおしゃべりばっかしてるの見るとめっちゃやる気なくすから自分もなるべく残業なしで仕事終わらせるよう組み立ててたけどこれが末路だと... https://t.co/LBUolwFYUg
— tokageto(フェレコップ) (@tokageto) 2015年5月28日
わかる。俺もこれやろうとしてた。けれど、同調圧力に負けてデフォ2時間残業我慢してたけれど、残業圧力と仕事量どんどん悪化して行って限界きた。
残業量でやる気とか判断する経営者あほかと。結果と効率見ろよ…。
— tomo000 (@tomo000) 2015年5月28日
また「残業時間=やる気」という風習にはかねてから疑問を持っていた人の意見も見られた。
>RT 前職もこんな環境だったなー。効率よく仕事を進めていつも早く帰るようにしてる人はやる気ない、非効率にダラダラ勤務時間中にサボったりしながらも長時間いたり徹夜したりしてる人は頑張ってるって評価だった。そういうの心底理解できなかったしそれをわかってて続けたくなかったから去った
— きりか (@kirika_106) 2015年5月28日
労働時間の長さを評価の基準にする環境がなくならない限り、同じような思いをしてしまう人は減らないのかもしれない。
さて、あなたはこのテーマについてどんな感想を持っただろうか?