都道府県別起業家数

総務省の就業構造基本調査から起業家数ランキング。同調査の「起業者」の人数を比較している。

全国の起業家の総数は145万5800人で人口100人あたり1.14人。国民のおよそ1%が起業家ということになる。なお、分母は総人口であり、子どもやお年寄りも含まれているので注意願いたい。

人口100人あたり起業家が最も多いのは東京都で1.90人。東京の偏差値は93と高く、起業家が特に多い地域だ。人や情報、資金が集まる東京は起業しやすいと言えそうだ。2位以下は神奈川県、埼玉県、群馬県、山梨県の順。一方、最も少ないのは岩手県で0.67人。

分布地図を見ると、東京周辺に起業家が多い。相関ランキングでは携帯電話契約数や基準地価:商業地、家賃などと相関が高い。東京の数値が突出している分布構造が似ているためと思われる。