おっさんになった今こそボードゲームが楽しい

社会人となり時を経て、そこそこいい年(30半ばくらい)になってしまった僕ですが、定期的に友人たちとボードゲーム会をやっています。

友人たちも色々な立場になって、昔ほど頻繁に会えなくなってるなか、お菓子やジュースを持ち寄ってゲームに浸れるってのは良いものです。ガッツリ１日遊んだ帰りに感じるのは、清々しいまでの充実感。自然と、またやりたい、次を企画しよう、となるのがボードゲームの不思議なところ。

今日はそんなボードゲームの魅力と、僕らがよく遊んでいるゲームの紹介をしていきたいと思います。

おっさん世代が感じるボードゲームの魅力

• ルールがシンプルで取っつきやすい物が多い
• 適度に頭を使う
• やり込みの差が出にくい
• 子供も参加できる

ゲーム会では各自が持ち寄った色々なゲームを遊びます。人によっては初めてやるゲームがあったりもしますが、２、３回プレイすると経験者と同じように楽しめるようになります。ルールがシンプルで、分かりやすいからです。

適度に頭を使うのもいいですね。日頃、頭を使うことといえばストレスが貯まる業務のことばかり。考えることは辛いことだとダークサイドに陥りそうな思考を、頭を使って気持ちいい思いも出来るんだよと、思い出させてくれます。

実力差が如実に出てこないのも、和気あいあいと遊べる要素です。ボードゲームは人数集まらないと出来ないので練習出来ない物、適度に運の要素が絡む物が多いです。統計取っていけば実力がある人の勝率が高くなる傾向にあるでしょうが、その日限りの視点では初心者vs熟練者でも十分に勝負になるのです。だから皆が、楽しめる。

で、最後に大切な要素です。サイコロ振ったりカードを引いたりで、幼児でも参加できるんですよ。となると、自分だけでなく家族で遊びに行ける。家族ぐるみで、みんなワイワイできるからサステイナブルな会になるわけです。

詰まるところ、ボードゲームはいいぞ。

ルール簡単、手軽なゲーム

ここからはゲーム紹介。

まずは最初のとっつきとか、最後に時間がなくなってきた時の締めにピッタリなゲームです。

ラブレター

ラブレター (Love Letter) カードゲーム

カードゲーム。協力者を通じてお姫様にラブレターを渡すゲームです。

それぞれ能力を持った協力者を使い、相手プレイヤーのラブレターを奪ったり、奪われたりします。強い協力者を味方につけたからと油断することなかれ。強い協力者には相応のデメリットもあります。相手プレイヤーの行動から協力者を推測し、見事お姫様にラブレターを届けよう！

コードネーム

コードネーム XXL 日本語版

ボスのヒントをもとに、自陣営のエージェントを探し出せ！

２チームに分かれて戦う連想ゲームです。ヒントを出すボス役と、ワードから連想されるキーワードを当てるエージェント役からなるチームで、先に規定数のキーワードを当てるゲームです。ボス役は複数のキーワードを同時に内包するヒントを捻り出せる発想力を求められ、エージェント役はボスの思考をトレースする能力が求められます。

コヨーテ

コヨーテ 日本語版

インディアンポーカー的なゲーム。自分の手札のみ見えない状況で、場の数字の合計を推理します。

ハッタリと、それを指摘する芯の強さが決め手となります。単なる数値以外にも、全体の合計を倍にしたり、最大値を0にしたりするトリッキーなカードもあり、ハッタリのかましがいがあります。

こなれてきたらの、重めのゲーム

先に紹介したものに比べて、ルールや戦略が複雑なものです。１プレイも長めになる傾向あり。

シャドウレイダーズ

シャドウレイダーズ

闇から生まれるシャドウ、それを退治するレイダー、巻き込まれる市民の３陣営で競うRPG風ゲームです。

プレイ開始時には相手プレイヤーの招待、陣営がわからず、まずは敵か味方かを推測していくことになります。自分の正体を晒すこともできますが、そうなると敵陣営から集中攻撃されるし、しかし味方を推測する材料が手に入らないし…自分から動くか流れに身を任せるか悩む感じ。HPがあり装備があり攻撃がある。このRPG要素、好き。

人狼

うそつき人狼【新装版】

村人に化け毎夜村人を喰らう人狼と、人狼を見つけ出し平和な村を取り戻さんとする村人陣営で戦う推理ゲームです。

他のゲームと違い、主に議論をもって他のプレイヤーを推理していきます。特殊な役割の役もあって、人狼から村人を守ったり、村人の正体を毎晩１人占ったりも出来ます。人狼陣営はハッタリと隠密を使い分けて村人を噛もう！村人は見抜けよ！

カルカソンヌ

カルカソンヌJ (Carcassonne J) ボードゲーム

タイルを並べて土地を作り、その土地を奪い合う陣地取りゲームです。

ルール自体はシンプル。タイルを置いて、そこに自分のコマ(ミープル)を置いていくだけです。タイルには都市・草原・道などがあり、それぞれポイントの入り方が違います。タイルを自分のポイントを伸ばすために使うのか、相手の都市の完成を妨げるのに使うか、はたまた相手の土地を奪いに行くのか…。戦略とタイルの引きが交錯する、よく出来たゲームです。

まとめ

ボードゲームの魅力と、おすすめなゲームの紹介をしました。

ボードゲームは初心者でも経験者でも楽しめるのがいいですね。ゲーマーじゃなくても楽しめるので、みんな家族連れてきてパーティみたいに楽しめます。

昔は仕事後に麻雀してたような僕らが、後にこんな健全な繋がりを維持しているのは、なかなかの奇跡ですね。ボードゲーム会は、今後も長く続けていけたらなーと思います。

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