WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

優しさと厳しさのバランス

子が退院しました。当分は車椅子生活で、定期的に通院しつつ日常に戻ってちょっとずつ体を慣らしていくことになります。

ここに来るまで激痛と戦い、手術の恐怖を乗り越え、漸く小休止といったところです。もう一度手術が控えており、まだ完治まで先は長く...な状況ですが、家族みんなで家で過ごせることそれ自体、良いことですね。

とはいえ入院生活での筋力の低下や関節の硬化は一朝一夕では直らないし、1ヵ月以上学校を休んでいるので流石に勉学には大きく影響を受けています。

いままで頑張って来たので甘やかしてあげたい気持ちはあります。一方で、リハビリも勉強も頑張りが必要で、そのためには厳しくする必要もあり...

こればっかりは本人がやらないと進展しないものですし本人の気持ちをうまく持ち上げてあげたいとは考えているんですよ。それでも思うように体が動かない事や、分からないことを一気に詰め込まないといけないことから来るストレスもあって、子が消極的になることも多々ありまして。僕自身もそれにストレスを感じてしまったり、そこで必要以上に厳しく言ってしまったり...。この件以外にも直近はショッキングなこともあって、自分自身のストレスコントロールがうまくいってないのを感じます。

僕がもうちょい成熟した立派な人間だったら色々と上手く回るのかなぁとか思いつつ、人間直ぐに成長できるわけでもなく受けられるサポートは限られたものなので、子も僕も今の環境でやるしかないんですよね。

来年は良いことあるといいなぁとか、全てが元通りになったら友人と軽く飲みにでも行きたいなぁとか夢想しながら、光陰矢の如く過ぎてくれとの祈りを捧げる日々です。