中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

物流拠点から人が消える。進む大型トラックの自動運転走行試験

中国各都市で始まっている自動運転車の公道走行実験。その中で、物流企業「蘇寧物流」が、上海市の奉賢物流基地内で、40トントラックの自動運転試験に成功したと、物流商用車が報じた。 自動運転はマイカーよりも商用車から 自動運転は、個人用のマイカーよ…

「芝麻信用」信用スコア750点以上の人ってどんな人?

スマホ決済アプリ「アリペイ」の中には、支払い履歴などから算出した社会信用スコア「芝麻信用」の機能がある。700点以上で優良と言われる芝麻信用で、750点をキープしているブロガー楓中聴風氏は、普通の人でもアリペイを使えば高得点が得られるという文章…

月の裏側でもネットが使える?月の裏側に通信衛星

中国空間技術研究院は、公式ウェイボーで、西昌衛星発射センターから通信衛星「鵲橋」を搭載した嫦娥4号の打ち上げに成功したと報じた。中国は、月への有人飛行を目指しており、これで月の裏側と地球の通信手段を確保できたことになる。 月には表側と裏側が…

「中国製品は品質が低い」先入観を払拭したANKER

すでに多くのファンがいる電子機器ブランドANKER。このブランドのメーカーは中国の湖南海翼電子商務有限公司で、創設者は元グーグルのエンジニアだった。ANKERは、「品質が悪い」という中国製品のイメージを払拭することに成功したと小沐科技が報じた。 品質…

中国の横断歩道は、顔認証、自動ゲート、ジェットミスト。赤信号は絶対に渡らせません!

中国各地に、歩行者が赤信号を無視して横断歩道を渡るのを防ぐさまざまな装置が登場して話題になっている。その中でも、湖北省黄石大冶市に登場した、信号無視の歩行者に霧を吹きかける装置が話題になっていると新京報が報じた。 顔認証で個人情報を特定して…

珠海市の無人コンビニBingoboxが閉店。利用したくない5つの理由

広東省珠海市に昨年オープンした無人コンビニ「Bingobox」が突然閉店をして、市民の間で話題になっている。その中、ある市民が投稿した「無人コンビニを利用したくない5つの理由」の一文が大きな話題になっていると香山網が報じた。 話題になった無人コンビ…

利便性の陰で、解決策が見えない「シェアリング自転車の墓場」

メディアでたびたび報道される「シェアリング自転車の墓場」。違法駐輪自転車を行政が回収したもので、原則、運営企業が引き取りをしなければならない。しかし、その費用が膨大すぎて、一向に処理が進まない。いったい、いくらぐらいの費用がかかるのか。好…

入れるだけでお金が増えるスマホ決済「アリペイ」の秘密(下)

QRコード方式スマホ決済「アリペイ」は、どこでもキャッシュレス決済ができるという利便性だけでなく、入れておくだけで年利4%以上でお金が増えていく余額宝(ユアバオ)という仕組みにも人気がある。なぜ、お金を入れておくだけで増えていくのか。その仕組…

入れるだけでお金が増えるスマホ決済「アリペイ」の秘密(上)

QRコード方式スマホ決済「アリペイ」は、どこでもキャッシュレス決済ができるという利便性だけでなく、入れておくだけで年利4%以上でお金が増えていく余額宝(ユアバオ)という仕組みにも人気がある。なぜ、お金を入れておくだけで増えていくのか。その仕組…

ボーナス1200万円でも不満。アリババ社員の投稿がネットで話題に

あるアリババのエンジニアが匿名で、ネットに、年度末ボーナスが70万元(約1200万円)だったが不満だと投稿して、多くのネットワーカーが羨ましがったり、驚いたりしていると新浪が報じた。 月給55万円、ボーナス1200万円でも不満 問題になった投稿は、「ボ…

タオバオ15周年で、中年の危機に

5月10日で、アリババのECサイト「タオバオ」が15周年を迎えた。しかし、アリババはこれといったお祝いごともせず、ひっそりとした誕生日になった。開設から15年、中国のEコマースを変えてきたタオバオにも曲がり角がきていると新芽が報じた。 タオバオが変え…

アリババの合同社内結婚式。今年は102組が結婚

5月10日、アリババで102組の合同結婚式が行われた。ジャック・マー会長は、自分で考案した神父のような服装で現れ、祝辞を述べた。今年で14回目になるアリデーは年々盛況になっていると浙江24時が報じた。 アリデーで102組の社員が合同結婚式 5月10日は、ア…

モバイル革命で衰退したものワースト10(下)

2007年にiPhoneが登場して以来、モバイル革命が進行しているが、その中で、売れなくなった商品、消えゆく商品もある。尋空的啓示録が消えゆく商品、現象を10挙げている。今回は、残りの5つを紹介する。 デジタルカメラ これはもう説明不要だろう。一眼レフ…

モバイル革命で衰退したものワースト10(上)

2007年にiPhoneが登場して以来、モバイル革命が進行しているが、その中で、売れなくなった商品、消えゆく商品もある。尋空的啓示録が消えゆく商品、現象を10挙げている。今回は、そのうちの5つを紹介する。 キャンディー、ガム 米国でiPhoneが登場してから1…

広州で始まった乗り捨て可能なシェアカー「立刻出行」が全国展開へ

昨年6月から、広州市で乗り捨て可能なシェアリングカーサービスが始まっている。乗り捨てを可能にするため、拠点数を多くし、投入車両も多くしなければならない。そのため、小さく始めるリーンスタートができないサービスだ。広州市で成功をした立刻出行がい…

アリババ、ファーウェイはどのぐらい残業しているか?張り込んで調べて見た

アリババやファーウェイは高給であるものの長時間労働という話が広まっている。それは本当なのか?WeChatのグループ「プログラマーの家」は、メンバーがアリババなどの社屋の前に張り込むという方法で、残業実地調査を行った。すると、やはりみな深夜まで働…

外売配達員の75%は農村出身者。出稼ぎではなく都市定住志向

外売企業「美団」は、外売配達員たちの実態調査を行った「新時代、新青年:2018年外売配達員群研究報告」を公開した。そこから見えたのは、農村から都市に移住をし、定職を見つけ結婚し、定住する「新青年」たちの姿だと鉄媒体が報じた。 人は都市に住む。徹…

中国IT企業が、続々とWeChat使用禁止に。苦悩するテンセント

テンセントの主力SNSアプリである「WeChat」が危機に立たされている。ファーウェイを始めとする中国企業が続々と社内での使用を禁止しているからだ。その原因は、プライバシーの軽視にあると今日頭条が報じた。 10億アカウントを超えるQQ、WeChat テンセント…

富裕層の「アリペイ離れ」が始まっている

一部の富裕層にアリペイ離れの現象が見られるという。アリペイの理財商品である余額宝の利回りは4%台。まとまった資金を持っている富裕層にしてみれば、余額宝よりも利回り7%台の銀行の理財商品の方が魅力的だからだと今日頭条が報じた。 アリペイのもうひ…

提携するWeChatペイと銀聯。アリペイとの仁義なき三国志演義

中国のスマホ決済の覇権を争っている「アリペイ」「WeChatペイ」「銀聯(ユニオンペイ」の争いは、アリペイが頭一つ抜き出る雰囲気が出てきたが、ここへきて、WeChatペイとユニオンペイが乗り入れ提携をすることを発表した。様相はますます三国志演義の魏呉…

減収に転じた中国ATMメーカー。活路は海外

QRコード方式スマホ決済「アリペイ」「WeChatペイ」が、決済手段の主役となり、ATMメーカーの凋落ぶりが決算数字にもはっきりと現れるようになった。生き残りのための活路は海外しかないと愛范児が報じた。 電子決済比率が増えても減らないATMの出荷台数 電…