Eclipse 3.6.1(Helios)にVaadinプラグインをインストールする

Google Web Toolkitに関して調べていました。
Google Web Toolkit に関する記事の一覧


しかし、Google Web Toolkitの標準で用意されている部品が
若干少ないように感じます。

調べてみると、GWTをベースにした「Vaadin」というフレームワーク
があることがわかりました。

http://vaadin.com/home


Eclipse用のプラグインが提供されているようなので、インストールしてみました。
そのときのメモです。





Vaadinプラグインのインストール



Eclipse 3.6.1(Helios)にVaadinプラグインのインストールを行ないます。

参考にしたURLです。
http://vaadin.com/eclipse


Eclipseのメニュー[ヘルプ]-[新規ソフトウェアのインストール]を選択。

01_001_20101130140851.png


作業対象に「http://vaadin.com/eclipse」を入力して追加ボタンを押下。

01_002_20101130140851.png


リポジトリの追加ダイアログが表示されます。
適当な名前をつけてOKを押下します。
今回は、「Vaadin」という名前をつけました。

01_003_20101130140851.png


使用可能なソフトウェアの候補として、「Vaadin」が選択可能となります。
チェックをつけて、次へを押下します。

01_004_20101130140851.png


インストール内容の詳細画面です。
内容を確認して次へ。

01_005_20101130140851.png


ライセンス条項の確認画面が表示されます。
内容に問題がないことを確認して、「使用条件の条項に同意します」を選択。
完了を押下します。

01_006_20101130140851.png


プラグインのインストール中・・・

01_007_20101130140945.png


途中、セキュリティの警告が表示されると思いますが、OKを押下しインストールを続行します。
インストールが完了すると、Eclipseの再起動を求められます。
今すぐ再起動を選択します。

01_008_20101130140945.png


Eclipseの再起動が完了すると、メニューに「Compile Vaadin widgets」というショートカットが
追加されていると思います。

01_009_20101130140945.png






サーバーアダプターのインストール



サーバーアダプターをインストールしていない場合は、事前にインストールしておきます。

[ヘルプ]-[新規ソフトウェアのインストール]を起動。
作業対象に「Helios - http://download.eclipse.org/releases/helios」を選択します。
一番下に表示されている「Web、XML、およびJava EE開発」を展開します。

01_010_20101130140945.png


JSTサーバー・アダプターという項目があるかと思いますので、バージョン3.2.2に
チェックをつけて次へ。

01_011_20101130140945.png


インストールの詳細が表示されます。
そのまま次へ。

01_012_20101130140945.png


ライセンス条項が表示されますので、内容を確認して
「使用条件の条項に同意します」を選択。
完了を押下します。

01_013_20101130141025.png


インストールが完了するとEclipseの再起動を求められますので、
素直に再起動します。


これでサーバー・アダプターのインストールは完了です。






Vaadinプロジェクトの作成



Eclipseのメニューで[ファイル]-[新規]-[プロジェクト]を選択します。

「Vaadin Project」が選択できるようになっているかと思います。
選択して次へ。

01_014_20101130141025.png


プロジェクトの構成画面が表示されます。
プロジェクト名を適当に入力します。(今回はtest)

初回表示時は、ターゲット・ランタイムの選択肢は「なし」だけだと思います。
まず、構成の変更ボタンを押します。

01_015_20101130141025.png


プロジェクト・ファセットという画面が表示されるかと思います。
「動的Webモジュール」を選択して、右側の「ランタイム」タブを表示。
「新規」ボタンを押下します。

01_016_20101130141025.png


「新規サーバーランタイム環境」という画面が表示されます。
ここで、サーバーランタイムとして使用する項目を選択します。

※何も表示されないときは、「サーバーアダプターのインストール」を行なっていない
可能性があります。

今回は、「Apache Tomcat v6.0」を選択しました。

01_017_20101130141025.png


この画面でTomcatのインストールを行なうことも出来ますが、既にインストールしていたので
インストールディレクトリを選択して完了を押下しました。

01_018_20101130141025.png


これまでの操作が終わってもランタイムには何も表示されません。
「動的Webモジュール」のバージョンを「2.4」に変更してやります。

01_019_20101130141110.png


そうすると、ランタイムに先ほど追加した「Apache Tomcat v6.0」が表示されます。
チェックをつけてOKを押下します。

01_020_20101130141110.png


ここまでの操作でターゲットランタイムに「Apache Tomcat v6.0」が選択された
状態になるかと思います。

01_021_20101130141110.png


ハードコピーを撮り忘れてしまったのですが、初期状態だと「Vaadin version」が
空白だと思います。
右にある「ダウンロード」ボタンを押下するとVaadinのバージョンが表示されますので、
最新版をダウンロードしておきました。

01_022.png


ここまでで、以下の状態になっていると思います。
「次へ」を押して、ウィザードを続行します。

01_023.png


そのまま次へ。

01_024.png


そのまま次へ。

01_025.png


初めてなので、テンプレートを作成する状態で完了。

01_026.png


Java EEプロジェクトとして扱われるようです。
「はい」を選択しました。

01_027.png


こんなテンプレートが作成されました。

01_028.png






実行



テンプレートが存在する状態でプロジェクトを作成しましたので、
このまま実行してみます。

プロジェクト・エクスプローラーのプロジェクト名を右クリック
[実行]-[サーバーで実行]を選択します。

01_029.png


サーバーで実行という画面が表示されます。
Tomcat v6.0サーバーを選択し、「このプロジェクトを実行するときには常に
このサーバーを使用」にチェックをつけた状態で次へ。

01_030.png


確認画面が表示されますので、完了を押下します。

01_031.png


Tomcatが起動し、実行結果が表示されました。

01_032.png





・・・長かった。










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