私は猫が大好きである。夫も大の猫好きだ。
しかし私たちの住むマンションはペット禁止ときた。(きた、も何も住むのを決めたのは4年前の我々だが…)とにかく、今のところ家で猫さんを飼うことができない。
したがって、地道に猫活(ねこかつ)に勤しむ日々である。
猫活とは、ネットおよびリアルの世界で猫と触れ合うべく行う活動のすべてを言う。インスタはもちろん猫であふれ、毎日せっせと猫ブログを見に行き、外出時は猫さんが出没しそうな場所を経由する。
基本である。
だが今回、我々は猫活応用編に入った。
2017年4月22日、私たちはJR特急電車「しおさい」に揺られていた。
東京から千葉県は八日市場駅へ。およそ2時間半の道のりをはるばるやってきた。
なぜか?
言うまでもなく、猫と戯れるためである。
そう、この旅の目的は八日市場にある松山庭園美術館であった。
松山庭園美術館は猫好きの聖地だった!
松山庭園美術館は、簡単に言うと、「猫を飼っている美術館」である。猫カフェならぬ猫美術館。
この素晴らしい美術館の存在を教えてくれたのは、69歳の義父であった。2月にもらったメールには「猫だらけの美術館」と書いてあった。
猫だらけの美術館!
△実際、猫だらけ△
ホームページをみると常時4匹の猫がいるらしいが、実際はもっといたと思う。
春の猫展開催を待っていた!
猫たちは一年中闊歩しているのだが、4月21日〜7月30日の期間は「猫ねこ展覧会」が催される。館内にもずらり猫の絵が並ぶ!見たい!
猫さんと一緒に、猫の絵を、見たい!
2か月以上にわたって待ち詫びた我々は、とうとう猫ねこ展覧会が絶賛開催中の松山庭園美術館へやってきたのであった。
まるで個人のお宅におじゃまするかのような感じの、玄関(?)をくぐる。
敷地内のお庭には、ちょっと変わった石や鉄の像が点在している。ウサギの像もあって可愛い。
丹念に手入れされた美しい日本庭園が迎えてくれた。この美術館はもともと芸術家・此木三紅大のアトリエを公開したもので、お茶室まであるのだ。
嗚呼、ステキ…!素敵すぎるお庭…!
しかし我々の目的は、
NEKOSAN…!
松山庭園美術館は本当に猫パラダイスだった
美しい庭園の写真撮影に狂って我を忘れていたが、気づいたら夫は縁側のような場所にぽつんと座っていた。
その視線の先には・・・
もちろん猫がいた。
夫の視線の先には、必ず食べ物か猫があるといってよいだろう。
ナデナデすると、
人間のように横たわってびっくりした。
お気に入りの猫さん写真
まあ、こっから私のカメラは猫猫猫猫…当然である。
が、撮る方のテンションで載せると大変なことになるので、ayakoさんセレクト超絶可愛い猫さんの写真を7枚ご紹介したい。(それでも多い)
可愛すぎて心拍数が上がったり、めまいがする可能性があるので、皆さん心してご覧いただきたい。
嗚呼…美しい庭園と猫さんのコラボレーション、これ以上にステキなものがあるだろうか?(なぜか茶色の猫さんばかり撮っていた…)
猫じゃらしアプリを入れてみた
人間は欲が出るものである。
猫さんと触れ合うと、もっとお近づきになりたくなる。そんな29歳大男が入手したアプリがこちら。
猫じゃらしアプリ。
「ayakoさん、これで猫たちも夢中になるよ」
ニヤリと不敵の笑みを浮かべていた。
果たして結果は以下のとおりであった。
切ない。
松山庭園美術館はステキな空間です
さっきから庭の猫さんの話ばかりでまったく屋内の写真がないのだが、美術館もちゃんと堪能した。
中は広く展示作品もたくさんあるので、歩き疲れたらお茶にしよう。500円で猫の形をしたクッキーと紅茶をいただく。
もちろん館内にも、猫。
また茶色の猫さんを撮ってしまったが、白や黒の子もいた。餌の時間になると大にぎわいであった。
猫ねこ展覧会の楽しみ方
ねこを触ってクッキー食べただけだと思われては困ります(そうだが)
最後に、「猫ねこ展覧会」の楽しみ方を簡単にご説明しよう。
まず館内に入ると、猫展の投票用紙が渡される。「私も審査員」という大胆なタイトルである。
猫の絵をひたすら鑑賞しよう
こんな感じで猫の絵の展示がひたすら続く。どれも可愛すぎたなぁ。想像以上に広く何部屋もある館内に、ひたすら猫さんの絵だけが並ぶのは圧巻だった。ちなみに美術館の中は写真撮影OKでした。
お気に入りの絵を決めよう
無数の猫さん画の中から、一番お気に入りのものを決めるという大仕事がある。著者の名前と絵のタイトル、番号を覚えておかなければならない。
ごくごく一部でしかないけれど、私が特に気に入った猫さんの絵を載せてみます。
どれもすごくステキだったなぁ…!
けっきょく、一番最後の模様みたいになっている猫さん画に決めた!
用紙に書き込んで、投票ボックスに入れよう
私も夫も一枚ずつ、タイトル等を書き込んで投票!
こんな感じで、ちょっと目標(?)を持って絵を鑑賞できるので、美術館で睡魔に襲われがちな私も眠くなるなんてことは一切なかった。
まあ、愛くるしい猫さんたちが館内を闊歩してるから、当然だけどね!
まとめ
松山庭園美術館の猫展は・・・
最高だった!
そう、いつかお家で、膝の上にふかふかの猫さんを載せる日まで…!
猫さんの旅も続くが、銚子の旅も続きます。初めての銚子電鉄に感激する、銚子旅行記第2話へ。
▽銚子旅行第2話へつづく▽
Sweet+++ tea time
ayako
次回予告
明日は「春のこぼれた風景」の予定です。(気分によっては変わります)お楽しみに〜!
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