2015/07/01

神風怪盗ジャンヌ　第06話「相棒は謎のおばあちゃん」

（C）種村有菜／集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

まろんが見知らぬお婆ちゃんのために色々と世話を焼くお話です。

まろんが買い物から帰る途中でお婆さんが男達に襲われているところを見かけます。
そこでまろんが恐れずに男達に襲いかかっていたのでとても勇敢でした。
たとえ新体操で運動神経が良いといっても女子高生がたった1人で3人の男達を
ノックアウト出来るなんて凄いですよね。
まろんってケンカもとっても強いのかなぁって思いながら見始めました。

まろんが助けたのは大空かおりという身寄りのいないお婆さんです。
でも遠慮がないというか図々しいというか、まろんがせっかく助けてあげたのに
お礼どころか堂々とまろんの家の中に居座るものだから困ったお人だよ。
ただ、家族のいないまろんとしては一人ぼっちのお婆さんを見捨てたくないのかもね？
そういうわけで今回はこのかおりお婆さんについて描かれています。

都と稚空は、まろんが家に誰かを連れ込んだとなると男だと思い込みます。
まぁこういうのは高校生らしい妄想力なのかもしれません（笑）
稚空の焦った表情を見ると、まろんが他の男に取られると嫌なのかな？
そうなると彼はまろんのことを好きだという事にもなりますよね！？
とりあえず2人がまろんの家の中に入って確かめると下着が散乱してましたわ（笑）
お婆さんと都なら女性だからいいとしても、男の稚空に見られるのは恥ずかしい。

お婆ちゃんが急に部屋から出て行ったのでまろんが心配して探していました。
お酒やご飯をご馳走になったたり、お風呂や化粧品も使わせてもらったりと、
やりたい放題過ごさせてもらったんだから黙って出て行くのは良くないです（苦笑）
あと、お婆ちゃんは最初は他人の家に居候するのが目的だと思ったんですけど、
本当は泥棒になってくれるパートナーを探していたというのが目的でした。
騙し取られた息子の形見のカメオを取り戻したいためという理由なら納得かも。
それにしても泥棒が一番嫌いな仕事と言っちゃうまろんには笑っちゃいますわ。
最も得意中の得意としてる仕事なのにね～(＾ω＾)

まろんはお婆ちゃんの願いを叶えるために協力してあげることにします。
偶然にもカメオに悪魔が宿っている事も判明したので断る理由はありませんからね。
ジャンヌの格好よりもこちらの黒レオタードの方が女怪盗っぽく見えます。
むしろジャンヌの格好は目立ちすぎるから怪盗っぽく見えない(＾ω＾)

お祖母ちゃんもさっそく行動を開始していたから凄い元気です。
そして今回もお約束通りに都が現場に駆けつけていたからホント働き者ですね。
当然、ジャンヌが狙うお宝になると怪盗シンドバッドも動いていましたわ。
これで役者が揃ったのでどんな泥棒劇が繰り広げられるのか楽しみでした。

「全部空じゃないか！？」
「もぉー何よ。人がせっかく考えたトラップなのにジャンヌじゃないじゃないの。」
都は停電をすぐに回復させて同じ失敗は繰り返さなかったので学習してます。
でも怪盗シンドバッドを怪盗ジャンヌと勘違いしていたのは失態になるのかな？
同じ怪盗なんだからジャンヌだけじゃなくシンドバッドも捕まえないといけないのに（笑）

「シンドバッド！これは私のターゲットよ！」
「ふん。それは腕で決めることだ。」
「いいえ。頭で決めるのよ。」
ジャンヌが隠されていたカメオを表に誘導させるように罠にハメたのは偉いです。
今回はジャンヌの方が一枚上手といった感じがします。
無事にカメオに巣食う悪魔も封印できていたので良かったですわ。
でもジャンヌが悪魔を封印する場合はお宝まで消えちゃうのが困ったところでしょうね。
カメオがなければお婆ちゃんの願いが叶えられないわけですし・・・・・・。
とにかくお宝が消えるからこそジャンヌが怪盗として追われる立場に置かれていました。
本当は人々を悪魔から守るために活動しているのにこれは複雑な気持ちになりますね。

最後にお婆ちゃんの息子さんが生きていたというオチになっていました。
どうやら凶暴になった息子を元に戻したいがためにカメオを取り戻したかったようです。
こういう願いであればジャンヌが悪魔を封印するだけでいい事になるので、カメオが
消えちゃっても大丈夫そうでしたね。
前回、ジャンヌは怪盗としてお宝を盗む事に疑問を感じつつありましたが、今回のように
明らかに人助けになっている事が分かると前向きに怪盗を続けていけそうです。