神風怪盗ジャンヌ 第12話 「ピンは剣よりも強し!」
冒頭ではまろんと都が街に出かけて洋服のお店を見て回るシーンが描かれています。
学校の授業や新体操や怪盗ジャンヌの事件で忙しい2人にとっては良い息抜きかな。
こういう彼女達の姿を見るとオシャレを気にする女子高生らしい感じがしますね。
水無月くんは演劇「ロミオとジュリエット」の観賞にまろんを誘おうとしますけど、
すでにまろんは都と一緒に約束をしていたためにガックリしていました(笑)
まぁ勇気を出してデートに誘う積極性が出てきただけでも大きな成長だよ♪
あと、稚空はロミジュリをドタバタ喜劇と評していたので笑ってしまいますわ。
彼女って全然ロマチックじゃないことがよく分かりました(^ω^;)
あと、まろん達はたまたま劇でジュリエット役を演じる松原サキとロミオ役を演じる
大友正英がケンカをしている場面を目撃してしまいます。
幸せそうに婚約会見をしていたばっかりなのにこれは変な感じですよね。
今回はこの2人に関するエピソードが描かれています。
まろん達はサキさんに事情を聞くとどうやら正英さんの態度が急に冷たくなったらしい。
でもサキさんは自分の演劇が下手だから彼を怒らせていると思って前向きな考えです。
彼とケンカして落ち込んでいるのは確かですけど結構明るい性格をしているかな。
そうなると問題は相手の正英さんの方にあることが考えられます。
あと、まろんが2人が喧嘩別れしてしまいそうなので複雑な気持ちになっていました。
これも2人の運命だと割り切って考える稚空に怒っていたのが特に印象的ですね。
まろんにとっては愛する2人が別れる事にトラウマを抱えているような感じです。
これもまろんの両親に関連している事が暗に示されていたと思います。
正英さんが持つロミオの剣に悪魔が宿っているのでフィンが予告状を出します。
もちろん今回もまろんには内緒で出していたのは平常運転です(笑)
一方、予告状が届いたので都やお父さんもすぐに警備を固めておりましたわ。
ここまではもう毎度おなじみの展開といったところでしょうか。
都がまろんと稚空の事を気遣って少し仲直りさせてあげようとしていたから優しいです。
もしまろんが稚空の事が好きだったらここまで気遣いができるとは思えないのですけど、
まろんと稚空がよく口ゲンカしているから友人として心配していたのでしょうね。
こういうところにも都の心優しいところが見られました♪
「そっちだって悪魔が目当てなんだろ?」
「そうよ。」
「だったらなぜチェックメイトしない?」
「チェックメイトはするわ。あなたを片付けてからね。」
ロミオ役の正英さんが剣を鞘から抜いた時がチェックメイトのチャンスだったのですが、
その間にジャンヌとシンドバッドがピンを投げる役を争っていたから困ったものです。
まず悪魔を封印する事が最優先なのだからどっちが投げてもいいのにね(^ω^;)
ジャンヌとシンドバッドのライバル争いはまだまだ続きそう・・・・・・。
シンドバッドがピンを舞台に落としてしまったのでチェックメイト役はジャンヌに決定!
ジュリエット役のサキさんが剣を持ったタイミングで上手くピンを突き刺していました。
もちろん剣が消えたのでジュリエットがロミオの後を追って自決できなくなりますが、
サキさんが機転を利かせてジュリエットが生き抜くようなセリフに変えたから上手い。
きっと自分自身の正英さんに対する想いも含めてセリフを言ったのでしょうね。
正英さんが思わず涙を流して感激していたのも印象的です♪
もうこれで2人の関係が修復していたので良かったと思います。
「生きていく方がカッコイイからよ♪」
まろんは運命を素直に受け入れるというよりも、自ら運命を切り開いていく考え方を
とても大事にしている感じがします。
それゆえに彼女が今の孤独な寂しい暮らしをしていてもいつかは明るい未来が
やって来ることを信じて前向きに頑張っていけるのでしょうね。
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