灰羽連盟 第07話 「傷跡 病 冬の到来」
「ゴメン・・・。私、皆みたいにクウを祝ってあげられない。」
ラッカがクウの部屋を掃除していた時に涙を流していました。
クウがいなくなった悲しみからまだ立ち直れていません(´・ω・`)
それほどラッカの心に衝撃を与えたクウの巣立ちでした・・・
カッラはクウがよく訪れていたお店に行きます。お店のマスターは
クウがいなくなっても、ごく普通の出来事のように思っていました。
灰羽と人間の関係は、案外淡白な関係なのかもしれません。
そんな風に感じたラッカは少々寂しい感情を覚えます。
ヒョウコが巣立った灰羽がレキじゃないことを知って安心していました。
元カレとはいえ、まだレキのことが好きなのかもしれません(´・ω・`)
ヒョウコの「(レキじゃなくて)良かった。」の言葉にラッカがキレてました。
「いいわけないでしょ!友達がいなくなったのに・・・」
少しずつラッカの心が荒れているように感じられます・・・
ラッカの羽の一部が黒く染まっている事に気づきます。
その時は引き抜いて何も無いように感じていましたが・・・。
ラッカの気晴らしのために皆で羽袋を作ることになりました。
皆はラッカが暗いので心配してあげてるんですね(*´ω`*)
オールドホームの人たちは良い人ばかりです♪
でもラッカが羽のサイズを測る時に部屋へ逃げていきました。
あの羽の黒い染みが広がっていっているんです(´・ω・`)
重い病気だと思ってとても怖がっていました。
レキがラッカを心配して抱きしめてあげてましたけどね。
何やら薬を塗ってあげて治療を施していました。
ここでレキが重要な事を話すシーンがありました!
「街の祝福を受けられない灰羽が生まれる。その灰羽は繭の夢を正しく
思い出すことも出来ず、巣立ちの日も訪れない。祝福の無い灰羽にとって、
壁は逃げ場を奪う檻になる。そういう灰羽を罪憑きという・・・。」
レキは自分が『罪憑き』だとカミングアウトしていました。
昔、黒い羽を持って生まれたことで苦労してきたようです。
そんなレキのことを見守ってくれた人がクラモリという灰羽。
クラモリが5年前に巣立ちをしたので、その時のレキも今のラッカのように
ショックを受けた事を話しました。面倒見の良さはクラモリの影響ですね。
あと、繭の夢を思い出すために絵を描き続けていることも話してました。
レキにとってこの街は逃れる事の出来ない檻になっています・・・。
まさかラッカもレキのように罪憑きなのでしょうか!?
・・・そんな不安を残しつつ次回に続きます。
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