宇宙戦艦ヤマト2199 第06話 「冥王の落日」
今回は前回から引き続いてガミラスの冥王星前線基地での戦いが描かれています。
しかし、ヤマトは冥王星の海の中に転覆しちゃったために大ピンチの状態でした。
そこで今回はヤマトがどのように立て直して反撃をするのかが楽しみなところ。
冒頭ではついにガミラスの総大将アベルト・デスラー総統閣下が初お目見えです♪
広くて綺麗なお風呂でおくつろぎなされているお姿がとても映えますよね~♪
何だかリメイク版だとさらにカッコ良くなられた印象を持ちましたよ♪
てか若返っているようにも見える!?女性ファンの人気も急上昇しそうだ♪(^ω^;)
シュルツは直接デスラー総統にヤマトを撃沈した報告をしていました。
もちろん直属の上司でもあるゲールを通していないので本当はダメな行為ですけど、
あのゲールだと全て自分の戦果にしてしまいかねないのもあって仕方ないみたい(笑)
シュルツがデスラー総統に対して忠誠心を持っている事だけは分かるシーンでした。
あとデスラーが意味深に空を見上げて綺麗な惑星を見ていたところもポイントかな。
さりげなく伏線を張っているところはなかなか上手いと思う。
その頃のヤマト艦内は応急修理とか救命活動のために緊迫した状態になってました。
佐渡先生がツバをつけときゃ治るって言っていたけど嘘やん。手術してるのにね(苦笑)
本当に医者なのかなぁって思ってしまいましたわ。まぁ酒を飲んでないだけマシか(^ω^)
あと真琴や百合亜なんかも衛生士として治療活動のお手伝いをしていました。
この作品では雪の代わりに彼女達がこうして治療活動をしてくれるみたいです。
「全艦に達する。こちら艦長だ。本艦はこれより潜水艦行動に移行。
ガミラスへの反攻に転ずる。総員第3種戦闘配備。・・・ヤマト浮上!」
ブリッジの方では沖田艦長達が敵の反射衛星砲に気づいて攻略しにかかります。
爆発を見せて撃沈を偽装したりするのは潜水艦映画なんかでもよくあるので、
その点ではこのヤマトも上手く用いたりしているなぁって思いました。
戦艦なのに潜水艦としても活動できるところがヤマトの長所の1つでしょうね。
この後で沖田艦長が潜望鏡を覗いたりしてるシーンなんかもカッコ良いです♪
「間違いない。こっちが基地だったんだ!」
偶然、古代と山本が敵の戦闘機が出撃するところを発見したために、
冥王星前線基地の本当の所在地を知る事が出来ました。
敵の居場所さえ分かってしまえば、あとはそこを叩くのみ!
ようやくヤマトに反撃のチャンスが到来してました。
敵はステルス機能の障壁に頼っていたためか迎撃する動きが遅いですわ。
まぁそういう敵の油断みたいなものもヤマトが勝つには必要条件でしょうね。
「反射衛星砲発射準備!・・・どうという事はない。沈めればいいのだ。
報告がやや早すぎた。ただそれだけの事だ。」
さてヤマトが沈んでいなかったとなると困るのはシュルツ長官の方ですね~。
もうデスラー総統には戦果を報告したものだから何としてでも沈めないといけない(笑)
ちゃんと敵を仕留めたかどうかを確認するのも戦場においては重要ってことかな。
とにかくシュルツはもう一度反射衛星砲を使って戦果の帳尻合わせに頑張ります。
それに対抗して沖田艦長の方も反射衛星砲を阻止するために反撃行動開始です!
今回はこの2人の戦術の組み立てなんかもテキパキしていて見応えがありました。
敵がこうゆう風に攻撃してきたら、こちらはこのように対処するみたいな感じで、
とても分かりやすく描かれていたのも良かったです。
反射衛星砲の位置を特定したヤマトは三式時限弾による艦砲射撃を敢行!
見事に木っ端微塵に破壊する事に成功していました。これでほぼ勝負あり!
間一髪のところで遠距離からの反射衛星砲の直撃をかわしていた事を考えると、
沖田艦長の一瞬の判断力の速さがこの勝敗を決したとも言えそうです。
シュルツの戦術も誤りというわけでもないのですけど、戦う相手が悪かった。
「これより本艦は敵基地殲滅に向け出撃する。」
沖田艦長は逃げる敵艦隊にも追い撃ちをかけるほど徹底していましたわ。
このシーンを見ているだけでもヤマトって強すぎるって思ってしまうほどだよ(苦笑)
作戦前には波動砲を使うか使わないかで揉めていましたけど、これを見る限り
全然必要なかったなぁって思いますよね~(^ω^;)
「ここは我らが盾になります。どうかご無事で。」
ヤレトラーの駆逐艦がシュルツの脱出を助けるためにヤマトに突撃してました。
ガミラスにもユキカゼのような特攻精神の持ち主がいてるって事なのでしょう。
もちろん奮戦空しくヤマトの前に宇宙の塵と消えましたけどね・・・。
でもシュルツの脱出を成功させたわけですし、犬死ではないかもしれません。
とにかくこれでヤマトは冥王星基地を攻略する事に成功した事になります。
もう地球に遊星爆弾が落とされる事もなくなるので一先ず安心ですね!
「大ガミラスに撤退の文字はない。勝利か、しからずんば死かだ。」
最後にもデスラー総統が再びご登場なされてました♪
まぁ冥王星前線基地が陥落した報告を夢だと思っちゃうのも当然でしょうねw
もうこんなセリフが出てきたとなるとシュルツはちょっとヤバそうだなぁ(苦笑)
とにかくデスラーが今後ヤマトに対してどのように対応するのか楽しみです。
予備知識無しでヤマトを初めて視聴されている方にとっては、この冥王星の話が
一つの目安になるかもしれません。この冥王星の話を見て面白いと感じたのなら
この後も見続けても十分に楽しめると思います。一方、もし面白さを感じなければ、
おそらくこの先をずっと見続けても厳しいものがあるかもしれません。
それでも不朽の名作ですし、他のアニメにも大きな影響を与えている作品ですので、
この古典的アニメを見て知識を増やす意味では貴重な機会になるかと思います。
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