スタートアップのCEOの役割
7月にKAIZEN platformを始動させてから4ヶ月が経ちました。
おかげさまで、会社は劇的に成長していますが、それと伴ってCEOの役割は大きく変化しています。
少し、この時間の使い方について今日は書いてみたいと思います。
イスラエル出身のシリコンバレーのスタートアップのCEOに、CEOは「チーフ・エブリシング・オフィサー」の略だって知ってた?と教わって以来、自分でもそれを心がけています。
チームにその時足りないこと、チームをレバレッジさせることの全てをやるのがCEOだ、という意味ですね。
なので、時に雑用もやりますし、宴会の場所は抑えるし、当然オフィス探しもやりました。
メンバーの時間をなるべく、顧客サービスと開発にあてるためです。
そのため、当然役割は変わってきます。
登記してから7月に本格始動するまでの期間はこんな感じです。
創業した瞬間から、倒産に向けて針が進んでいきますので、まずは資金調達と営業にほぼ全ての時間を注いでいきました。
ある意味当然のことですね。
で、本格的にKAIZEN platformへ入社し、本格始動させます。
ここでの変化は、会社経営にまつわる雑務が増えたことです。
営業の時間がとれなくて、少し苦しかった時期ですね。
資金調達はクロージングに向けて進みます。
8月にシードラウンドを終えて、本格的に営業にシフトしたのがこの時期です。
この時期は、サービスはできているのですが売り方がわからないので、「売り方開発」に専念していきます。
また、資金調達も終えましたので採用も徐々にシフトしていく時期でした。
9月以降は、これまで資金調達にとられていた時間を営業と採用に振り分けていきました。
そして、Rising-ExpoやAd-techに登壇し、徐々にPRを開始します。
これは営業活動にも採用にもとても効きますので、重要だなと実感し始めた時期になります。
10月に今の新宿のオフィスへ移転し、インターンやスーパー総務Iさんをはじめメンバーを採用するのに場所の制約がなくなっていき、それとともに僕自身の雑務への時間を減らすことができはじめた時期です。
また、PRを強化し、メディアへの露出やピッチコンテストへの参加をガンガンしはじめました。
それによって、採用力もあがりました。
またこのころから売り方が見え始めて、認知度が上がっていくのに伴って、本格的な急成長を開始したのもこの時期でした。
B dash campで優勝できたことも大きかったです。
で、最近では採用への時間を大きく使うようになりました。
採用とPRは現在の成長をレバレッジしてくれる要素だと痛感しています。
というわけで時系列で並べてみると、こんな感じです。
時間の半分を採用に当てているのが今の状況です。
こう考えると、
・資金調達って凄い時間とられる
・新サービスの「売り方開発」にはトップがコミットすべき
・PRと採用への投資はもう絶対必須
という全部大事な中をやりくりしながら、
いかにチームの皆の仕事をレバレッジできるかが仕事なんだなーとつくづく思いました。
スタートアップって面白い!!