沖縄
■県庁前集会
集会開始前の街宣。1月に続いて右翼の街宣車(5台)が妨害に来たが、戦争への怒りの訴えで圧倒した。中距離核ミサイル配備反対の署名が多く集まり、右翼に抗議する人も何人も現れた。
県庁前集会。赤嶺全学連委員長が基調アピール。ウクライナ戦争絶対反対、プーチンも米・NATO、岸田も労働者の敵だ、沖縄の最前線基地化・戦場化を絶対に許さない、ウクライナ戦争-中国侵略戦争-世界戦争を止め、岸田政権を打倒する5・15沖縄闘争へ!
さらに大行進沖縄、沖縄労組交流センター、県内で労組を結成して闘う青年からの訴えに続き、全国からかけつけた学生たちが闘いのアピール。
■国際通りデモ
<22日>
■辺野古ゲート前座り込み
■陸上自衛隊・勝連分屯地への抗議行動
大行進沖縄から、勝連分屯地への地対艦ミサイル配備、連隊本部設置に反対する申し入れ。
自衛隊員は侵略の銃を握るな! 戦争進める岸田政権打倒へともに闘おう!
■嘉数高台公園から米海兵隊MV22オスプレイが常駐する普天間基地を見学
<23日>
学生と一緒に石垣島に行って、自衛隊駐屯地建設・ミサイル部隊配備に絶対反対で闘う方々と交流し、建設現場などを案内していただきました。
自衛隊駐屯地の建設現場(工事車両出入口)
辺野古新基地建設阻止! 沖縄をミサイル基地にするな!
3・21~22沖縄現地闘争に結集しよう
対中国侵略戦争の最前線基地化を狙う岸田政権打倒!
「復帰50年」記念式典弾劾-5・15闘争の大決戦化へ!
●3月21日(月・休)
15時00分 県庁前集会 <主催:大行進沖縄>
16時30分 国際通りデモ <同>
●3月22日(火)
辺野古ゲート前座り込み
陸上自衛隊勝連分屯地への抗議行動
(写真:1月24日の沖縄防衛局への抗議行動)
2022年5・15へ向けた第1波の1・23~24沖縄現地闘争は決定的闘いとなりました。1日目の講演集会とそれに続いて行われた、右翼街宣車の大音量での妨害と対決して圧倒した県庁前街宣、2日目のコロナ感染拡大の元凶であり対中国侵略戦争の軍事拠点として臨戦態勢化する米軍キャンプ・ハンセン、地対艦ミサイル部隊配備と連隊本部の設置が狙われている陸上自衛隊勝連分屯地、そして辺野古新基地建設推進-日米安保・基地強化の責任者である防衛省沖縄防衛局に対する抗議行動は、全学連を先頭に自らの闘いで情勢を切り開く確信に燃えて闘われ、実際に労働者人民の怒りと決起を根底からつくり出すものとなりました。決戦の火蓋は切られた! 5・15大決戦へ向けて、3・21~22沖縄現地闘争の爆発をかちとろう!
米日による中国侵略戦争への動きが激化する中、沖縄はその最前線基地として位置づけられ、実戦訓練が連日のように行われています。この現実に対して、赤嶺全学連委員長を先頭に大行進沖縄の仲間たちが、2・10那覇軍港抗議行動など、現地の怒りの先頭で闘争を展開しています。これに応えて、全国で改憲・戦争阻止、基地撤去の闘いをつくり出し、沖縄現地に結集しよう。
「復帰50年」の記念式典が5月15日に沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)で開催されることが発表されました。ここに基地の固定化と沖縄の最前線基地化、改憲・戦争を進める岸田が出席しようとしています。そもそも「5・15」は日米政府が沖縄の思いを踏みにじって基地の現実を強制し続けた日であり、だからこそ労働者人民は基地撤去を闘う日として、連綿と闘いを続けてきたのです。岸田はこの怒りと闘いを圧殺するためにこそ記念式典を開催しようとしています。こんなものを断じて認めることはできません。
ベトナム侵略戦争の出撃拠点、安保・基地の現実を根底的にひっくり返すために闘った70年安保・沖縄決戦と、沖縄の「ペテン的返還」を通して永久核基地として固定化することを狙った日米政府との激突。この「5・15」の原点が再び真正面から問われる情勢が来ています。5・15を中国侵略戦争阻止、安保粉砕・基地撤去、岸田政権打倒の大闘争に押し上げよう。
辺野古新基地建設阻止の四半世紀を超える闘いをはじめ、労働者・労働組合の団結、体を張って戦争・基地建設を止める実力闘争が、国家権力に真っ向から立ちはだかってきました。大行進こそがその闘いの先頭に立とう。青年・学生がその最前線に登場しよう。3・21~22沖縄現地闘争に結集しよう。
1月23~24日、全学連を先頭に全国各地から学生・労働者がかけつけ、2022年の「復帰50年」5・15闘争へ向けた第1波の沖縄闘争を、現地の大行進沖縄の仲間たちとともに闘いました。コロナ感染拡大の影響で当初予定していた辺野古ゲート前座り込みには行けなくなってしまいましたが(座り込みが現在中止になっているため)、急遽、キャンプ・ハンセンへの抗議行動や沖縄防衛局への申し入れ・抗議行動を闘いました。
【23日】
■大行進沖縄 講演集会
琉球新報・報道本部長の新垣毅さんが「沖縄に迫る戦争の危機~自衛隊南西シフトとミサイル配備問題」をテーマに講演。INF条約失効で核戦争の準備が始まっていること、中距離ミサイル配備と敵基地攻撃能力保有の一体性、そして沖縄がその最前線にされようとしていることなど、戦争の現実性と、それと対決する運動の飛躍の必要性を具体的に訴えていただきました。
活発な質疑応答が行われた後、大行進事務局から「基地の固定化と沖縄の最前線基地化を進める岸田が参加する復帰50年式典は許せない。5・15は闘いの日だ。岸田を打倒し全基地撤去へ闘う5・15闘争の爆発へ、全国から闘いをつくりだそう」とアピール。
最後に、全学連の赤嶺委員長が「5・15へ向け、どんどん街頭に出て、米日による中国侵略戦争・核戦争を絶対に許さないと訴えよう」と訴えました。
■県庁前リレーアピール
講演集会後、県庁前でリレーアピール。右翼が街宣車8台を連ねて大音量で妨害してくる中、一歩も引かず、米日による中国侵略戦争とその中での沖縄での基地強化への怒りをガンガン訴えました。学生の真剣で力強いアピールが圧倒しました。
中距離核ミサイル配備反対の署名も多く集まりました。右翼に抗議する人、差し入れを持って激励してくれる人、一緒に行動に参加する人など、右翼と改憲・大軍拡を進める岸田政権への怒りが一つになって、どんどん闘いが広がりました。
【24日】
■米海兵隊キャンプ・ハンセンへの抗議行動
コロナ・オミクロン第6波の元凶である米海兵隊キャンプ・ハンセンの第1ゲート前で抗議行動。ハンセンでは、PFOSが混ざった有毒汚染水を垂れ流していたことも発覚しています。住民の命と生活を破壊する基地に対して、怒りの声をたたきつけました。
コロナ感染拡大の最大の原因は、基地・軍隊の維持がすべてに優先する日米安保-日米地位協定の存在とともに、臨戦態勢化の中での軍事演習の激化や部隊の大規模移動にこそあります。ハンセンには巨大な中部訓練場があり、実弾射撃訓練も行われます。海兵隊の対中国の新作戦EABOの主要兵器となる高機動ロケット砲(ハイマース)による訓練も昨秋、基地内で行われました。侵略戦争の拠点である基地に、真っ向立ちはだかって、基地労働者とともに体を張って戦争を阻止する闘いをここから切り開こう。
「すべての基地を閉鎖・撤去しろ!」「軍事演習ただちにやめろ!」
沖縄大学学生自治会の学生を筆頭に、岩国基地への抗議行動も闘った広島大をはじめ全国の学生、横田基地への闘いを展開している大行進三多摩、そして沖縄県内の闘う仲間らが怒りのアピールを行いました。
■陸上自衛隊 勝連分屯地への申し入れ・抗議行動
地対艦ミサイル部隊、連隊本部の設置が狙われている勝連分屯地に対して、配備中止を求める申し入れと抗議行動。
地元うるま市の青年労働者がアピール。「侵略戦争の最前線のここ沖縄、勝連で闘いをつくり出し戦争を阻止する」「食っていけないから自衛隊に入るしかない現実を、労働者・労働組合の団結した力でひっくり返そう」。
《大行進からの申し入れはこちら》
申し入れ書ダウンロード(PDF)
■沖縄防衛局への申し入れ・抗議行動
日米安保-米軍基地の強化を支える防衛省沖縄防衛局。米軍基地からのコロナ感染拡大も放置し続けたことに抗議の声をたたきつけました。
何よりも、辺野古新基地建設推進の最先兵であり、抗議行動への弾圧、暴力的な工事強行の責任者。計画変更申請への沖縄県の不承認に対しては、本来は民間人が行政機関に対して行う行政不服審査制度を使って「身内」の国土交通相に取り消しを求める審査請求をしました。怒りに燃えて、大行進沖縄からの申し入れと抗議行動を行いました。
元北中城村議会議員の宮城盛光さんがアピール。「昨日の県庁前街宣で全学連の学生たちは右翼の妨害に一歩も引かず対決した。今の時代に必要なのはこういう闘いだ。防衛局による基地・戦争の政策を実力で止めるような闘いをつくり出そう」。
「辺野古新基地建設を阻止するぞ!」「コロナ感染拡大の責任をとれ!」
大行進沖縄からの申し入れはこちら
申し入れ書ダウンロード(PDF)
■5・15へ全国から闘いを
「沖縄に迫る戦争の危機 自衛隊南西シフトとミサイル配備問題」
(2021年11月11日の辺野古ゲート前での土砂搬入阻止闘争)
※12時00分~総がかり行動の国会行動に合流します。
広島から呼びかけられた署名を全国で推進し、配備絶対反対の大運動をつくり出そう。
高山俊吉(弁護士)
森川文人(弁護士、憲法と人権の日弁連をめざす会)、
野本三吉(ノンフィクション作家)、
洞口朋子(杉並区議会議員)、
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、
全国金属機械労働組合港合同、
国鉄千葉動力車労働組合
【連絡先】
千葉県千葉市中央区要町2-8 動労千葉気付 TEL.0432227207
東京都台東区元浅草2-4-10 五宝堂ビル5F 全国労働組合交流センター気付
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