2022年02月
辺野古新基地建設阻止! 沖縄をミサイル基地にするな!
3・21~22沖縄現地闘争に結集しよう
対中国侵略戦争の最前線基地化を狙う岸田政権打倒!
「復帰50年」記念式典弾劾-5・15闘争の大決戦化へ!
●3月21日(月・休)
15時00分 県庁前集会 <主催:大行進沖縄>
16時30分 国際通りデモ <同>
●3月22日(火)
辺野古ゲート前座り込み
陸上自衛隊勝連分屯地への抗議行動
(写真:1月24日の沖縄防衛局への抗議行動)
2022年5・15へ向けた第1波の1・23~24沖縄現地闘争は決定的闘いとなりました。1日目の講演集会とそれに続いて行われた、右翼街宣車の大音量での妨害と対決して圧倒した県庁前街宣、2日目のコロナ感染拡大の元凶であり対中国侵略戦争の軍事拠点として臨戦態勢化する米軍キャンプ・ハンセン、地対艦ミサイル部隊配備と連隊本部の設置が狙われている陸上自衛隊勝連分屯地、そして辺野古新基地建設推進-日米安保・基地強化の責任者である防衛省沖縄防衛局に対する抗議行動は、全学連を先頭に自らの闘いで情勢を切り開く確信に燃えて闘われ、実際に労働者人民の怒りと決起を根底からつくり出すものとなりました。決戦の火蓋は切られた! 5・15大決戦へ向けて、3・21~22沖縄現地闘争の爆発をかちとろう!
米日による中国侵略戦争への動きが激化する中、沖縄はその最前線基地として位置づけられ、実戦訓練が連日のように行われています。この現実に対して、赤嶺全学連委員長を先頭に大行進沖縄の仲間たちが、2・10那覇軍港抗議行動など、現地の怒りの先頭で闘争を展開しています。これに応えて、全国で改憲・戦争阻止、基地撤去の闘いをつくり出し、沖縄現地に結集しよう。
「復帰50年」の記念式典が5月15日に沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)で開催されることが発表されました。ここに基地の固定化と沖縄の最前線基地化、改憲・戦争を進める岸田が出席しようとしています。そもそも「5・15」は日米政府が沖縄の思いを踏みにじって基地の現実を強制し続けた日であり、だからこそ労働者人民は基地撤去を闘う日として、連綿と闘いを続けてきたのです。岸田はこの怒りと闘いを圧殺するためにこそ記念式典を開催しようとしています。こんなものを断じて認めることはできません。
ベトナム侵略戦争の出撃拠点、安保・基地の現実を根底的にひっくり返すために闘った70年安保・沖縄決戦と、沖縄の「ペテン的返還」を通して永久核基地として固定化することを狙った日米政府との激突。この「5・15」の原点が再び真正面から問われる情勢が来ています。5・15を中国侵略戦争阻止、安保粉砕・基地撤去、岸田政権打倒の大闘争に押し上げよう。
辺野古新基地建設阻止の四半世紀を超える闘いをはじめ、労働者・労働組合の団結、体を張って戦争・基地建設を止める実力闘争が、国家権力に真っ向から立ちはだかってきました。大行進こそがその闘いの先頭に立とう。青年・学生がその最前線に登場しよう。3・21~22沖縄現地闘争に結集しよう。
衆院憲法審査会が開催された2月17日午前、衆議院第2議員会館前で、改憲・戦争阻止!大行進が主催して国会闘争を闘いました。憲法審査会の先週に続く開催、そして補正予算と合わせて6兆円を超える大軍拡予算案の衆院通過が来週にも狙われる中、緊急の呼びかけでしたが、全学連を先頭に40人が結集し、岸田政権と改憲翼賛国会に怒りをたたきつけました。呼びかけ人の森川文人弁護士も仕事の途中でかけつけ、アピールしました。
立憲民主党が合意に転じて予算案審議中に開催された前週10日に続いて、今回も前日の与野党幹事会で衆院憲法審査会の開催が決定されました。自民党・公明党と維新の会・国民民主党が毎週開催で合意しており、「このペースで行けば会期末までに15回開催できる」とか、「静かな環境で粛々と開いていきたい」とか、「(自民党の各都道府県での)改憲集会を100回開けば憲法審査会の議論に影響を与えることができる」とか、改憲の急加速へ向けたとんでもない議論が堰を切ったように噴出してきています。当たり前のように憲法審査会が毎週開催されていくことなど絶対に許すことはできません。
岸田首相はこの間の国会答弁で、集団的自衛権で敵基地攻撃能力を行使することも可能だとも言い始めています。2月16日には岸防衛相が相手領空内から戦闘機が爆撃することもできると言い放ちました。沖縄を中心に対中国の侵略戦争へ向けた軍事演習が連日のように行われています。岸田政権は対中国の侵略戦争を決断し、そのための改憲・大軍拡へと突き進んでいるのです。
改憲・戦争の岸田政権を打倒しよう! 国会での改憲論議を土台からぶっ飛ばそう!
国会前の集会では、東京東部や神奈川をはじめ各地の大行進、婦人民主クラブ全国協議会、東京労組交流センター、百万人署名運動、大坂正明さん救援会、NAZEN東京などが次々とマイクを握り、怒りのアピールを行いました。全学連の学生たちが何人も発言に立って闘いを牽引しました。
「憲法審査会を今すぐやめろ!」「大軍拡の防衛予算を許さないぞ!」「改憲・戦争の岸田政権を打倒するぞ!」
「米日による中国への侵略戦阻止!」「中国侵略戦争のための改憲を阻止するぞ!」
「沖縄をミサイル基地にするな!」「労働者の団結・国際連帯で戦争を止めよう!」
自民党が5月連休前までに全都道府県で改憲集会を開くことを方針化しています。これと対決して、全国各地で改憲・戦争絶対反対の声を巻き起こし、国会を怒りで包囲するような闘いをつくり出そう。
日比谷公園・霞門で、外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会の鎌田由子さん、動労千葉の中村仁副委員長、在日ミャンマー人、全学連の赤嶺知晃委員長、東京労組交流センター・山口弘宣代表からのアピールを受けデモに出発。
「国軍クーデターを許さないぞ!」「日本政府は虐殺に加担するな!」「国軍支援をやめろ!」「改憲・戦争進める岸田政権を打倒しよう!」「ミャンマー人民と連帯して闘うぞ!」
在日ミャンマー人民の大隊列を先頭に、全学連、動労千葉、改憲・戦争阻止!大行進が
続く。
在日ミャンマー人の仲間もマイクを握り、「フリー!フリー!ミャンマー」「日本政府はODAを今すぐ止めろ!」とデモをリード。
岸田政権は対中国の重要な拠点としてミャンマーを位置づけ、改憲・大軍拡を進めながら、中国への侵略戦争に向かっています。
ミャンマー連帯行動をさらに広げ、国軍支配を打倒する闘いと連帯し、岸田政権を打倒しよう。
■1・29ミャンマー連帯集会
1月29日には亀戸文化センターで連帯集会を開催し100人が結集。
在日ビルマ市民労働組合のマテンテンウ書記長とビルマ民主化活動家からのアピールの後、動労千葉国際連帯委員会の内田しをりさんが「クーデターから1年 日本政府・日本企業は何をしてきたのか」と題した講演。日本政府による歴史的なミャンマーの資源や市場の略奪の実態、国軍とのパイプを維持して軍事支援も含めて今まさに弾圧と虐殺を支えていることを怒りを込めて明らかにしました。
講演後、改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の福島尚文さんが「私たちは傍観者ではありえない。国軍を支える側に立つのか、闘うミャンマー人民の側に立つのかが厳しく問われている。虐殺を止めるための連帯行動に新たな決意で臨む」とアピール。
最後に、東京労組交流センター・山口弘宣代表が「武器をとって国軍と闘うミャンマー人民と断固支持する。これに応えて日本の労働者は岸田政権を打倒する闘いをやろう!」と訴え、2・1連帯デモへの結集を呼びかけました。
高山俊吉(弁護士)
森川文人(弁護士、憲法と人権の日弁連をめざす会)、
野本三吉(ノンフィクション作家)、
洞口朋子(杉並区議会議員)、
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、
全国金属機械労働組合港合同、
国鉄千葉動力車労働組合
【連絡先】
千葉県千葉市中央区要町2-8 動労千葉気付 TEL.0432227207
東京都台東区元浅草2-4-10 五宝堂ビル5F 全国労働組合交流センター気付
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