口から出まかせ日記【表】

こんな寒かったっけ冬

シューズを買ったところで。

 

通勤に使っていたバイクが故障してバイク屋に引き取ってもらい、見積もりができたら連絡しますと言われたのち全く音沙汰が無く、一週間経ちました。で、ここ最近はバスで通勤しています。乗客はほぼ学生さんとスーツを着たおっさん達です。みんな死んだように寝てます。私ははてなブログにスターを押しながら、すかしっ屁をこいたりしてます。


バスに乗って通勤しているスーツの人は、ほとんどが公務員です。なんで分かるかというと、足元がシューズだから。どうやらなにかの取り組みをしてるらしく、シューズでの通勤を推奨されてるようです。駅でバスを降りると、スーツを着た人たちが群れになっていますが、足元はみんな歩きやすそうなランニングシューズなのです。


毎朝、「うわ、だせぇ」と思いながら見てます。なんでしょうね。スーツにシューズを合わせた時のちぐはぐな感じは。そりゃあファッションの世界だと、セットアップのスーツにスニーカーを合わせるなんてのはよくあるし、去年あたりまで「ダッドスニーカー」も流行ってたから、潮流から外れてるわけじゃないんだろうけど、いやぁ、どうにもダサい。


スーツの色に合わせてシューズの色を選んでいる人はまだましだけど、量販店で売ってるようなノーブランドのランニングシューズを、色も考えずに履いている人を見ると、なんであんなダサいんでしょうかと神に問いたくなる。そこへたまたま、サイドゴアブーツをスーツにきっちり合わせている人が通りかかると異常にカッコよく見えるのですよ。

 

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まだまだディスります(笑)。たぶん足元をシューズにすれば自然と歩数も増えて、成人病対策になるんじゃないかみたいな思惑に参加してるんでしょうが、甘い。シューズを履いたところで、行動を変えなければ歩数は増えません。例えば、せめてひと駅前で降りて、そこから歩いてみるとか、職場に着くまでにあえて遠回りしてみるとか、パターンを変更しなければ何も変わらない。


歩きやすい靴で歩けば歩数が増えるんじゃないかというのも、根本的にある種の勘違いだと思うんです。そもそも歩く意義がなければ、歩く行為自体がその人の中で定着しないので、習慣化できない。歩く意義は、あくまでその人が実感しなければならないはずです。


でもそれは大して難しくもないんです。ちょっと痩せたいからとか、紅葉が綺麗だからとか、自分に合ったものを、多くの選択肢の中から好きに選べばいいだけです。そうすれば自然と外に足が赴く。ただ、目的を達したら(例えば実際に痩せられたら)、その時点で歩く意義が一つ消えるので、また多くの選択肢の中から選ぶ必要が出てくる。それをずっと探し続けられるかどうか、もしくは、なるべく長持ちする意義を見いだせるかが、習慣化の肝になるんじゃないでしょうか。


はい、相当偉そうなことをつらつらと書きましたが、そういう自分も、「ランニングの習慣がつくれたらなぁ」と思って買ったシューズがあるんです。実際にはぜんぜん習慣化出来てません。一か月に一度、走るかも怪しい。これより遥かに履き心地の悪い靴の方で歩数を稼いでます。道具を揃えても、そこから意義を感じられるところまでぐいっと引っ張っていかないと、駄目なもんは駄目なんだなぁと自分でも思いますね。


Blind Melon Walk

とりあえずブラインドメロンっていうバンドの「ウォーク」は名曲でございます。

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