昨日から北京で開幕した世界陸上。全種目を見れてはいませんが、短距離種目や決勝はなるべく見るようにしています。
今日は男子100mの決勝。中国の蘇選手が決勝に進出しており、アジア勢としては初。通過タイムは9秒99です。着順以外のタイムで通過するのは通常2名までですが、同タイムが3名いたため、9名での決勝になっています。ジャスティン・ガトリン、タイソン・ゲイ、アサファ・パウエル、いずれも1982年生まれの3選手が進出しているのも印象的でした。
結果(風速は-0.5m)
順位 | 名前(国籍) | タイム |
---|---|---|
1 | ウサイン・ボルト (ジャマイカ) | 9.79 |
2 | ジャスティン・ガトリン (アメリカ) | 9.80 |
3 | トレイボン・ブロメル (アメリカ) | 9.92 |
3 | アンドレ・ド グラス (カナダ) | 9.92 |
5 | マイク・ロジャース (アメリカ) | 9.94 |
6 | タイソン・ゲイ (アメリカ) | 10.00 |
7 | アサファ・パウエル (ジャマイカ) | 10.00 |
8 | ジミー・ピコ (フランス) | 10.00 |
9 | 蘇 炳添 (中国) | 10.06 |
準決勝のパフォーマンスでは、余裕があるのはガトリン選手かと思いましたが、優勝したのはウサイン・ボルト選手でした。ボルト選手とガトリン選手が並んで走っていたらどうなっていただろうと思います。ボルト選手は世界選手権での100m優勝は3回目、2013年のモスクワ大会に続いて連覇になります。3位が同着、6位から8位も同タイム(着差ありと判断?)という接戦。
ボルト選手の勝負強さ、世界記録の9秒58がいかに突出しているかを改めて認識するとともに、向かい風の中でのレースになってしまったのがもったいないですね。
2015/08/27 23:56 追記
IAAFのチャンネルで動画が公開されていました。