スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記

ロードバイクのホイール交換、シマノ最新鉄下駄WH-RS100納輪w

前回スプロケを交換したばかりだが、ホイールも交換した。

snep1000.hatenablog.com

 

実は注文を入れたのはホイールの方が先だったのだが、欠品中で入荷の予定も不明、人気商品で予約の順番待ち、最悪2,3か月先の納品も有りうるという返事だった。待ってる間何もしないのもあれなので、スプロケを交換したのである。

ところが予想に反して1週間ほどでホイールが入荷、スプロケの調子もよく分からないままの交換である。

交換したホイールはこちら

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今年発売されたばかりの、シマノの最新鉄下駄WH-RS100である。

 

鉄下駄というのは、要は安物で重いホイールという意味である。

お金のあるロードバイク乗りは、普通こんな安ホイールを買ったりはしない。大体、有名ブランドのエントリーレベルの完成車には最初から同じホイールが付いている事もある。今年のピナレロやアンカーの完成車はWH-RS100を採用している。買い換えるなら、カンパニョーロのゾンダクラス以上でないと性能的に意味がないといわれている。

 

ロードバイクを構成する部品は、いうまでもなく軽い方が有利であり、軽い部品は高価な素材を手の込んだ加工によって作られる為、値段が高くなる。

フレーム以上に軽量化の効果が高いのがホイールであり、ホイール100gの軽量化は車重1kgの軽量化と同等といわれる事もある。

それ故、ホビーライダーでも20万円以上の高価なホイールを付けている場合も珍しくない。

campagnolo(カンパニョーロ) BORA ULTRA 50 WO F/R UD ー

campagnolo(カンパニョーロ) BORA ULTRA 50 WO F/R UD ー

 

 

そういう、2万円そこらで中古のロードバイクを何とか手にした者からすれば、恐ろしい世界である。

大体、前後合わせたホイール重量が1.8kgを超えると、鉄下駄と呼ぶようである。

シマノWH-RS100のカタログ重量は1897gで正に鉄下駄だ。

https://set.shimano.co.jp/bc_catalog/bg/book.html

 

というわけで、通常では意味のない鉄下駄を買った事になるが、もちろん意味のない事をわざわざする訳はなく、貧乏人には貧乏人なりの意味がある。

というのは、もともと付いていたホイールが鉄下駄以上に重い、鉄下駄オブ鉄下駄だからだ。6月ごろに量ったデータがあるのだが、前1050.5g、後1302.0g。

何と!前後合計2352.5gである。

 

有名ブランドのエントリー車であればWH-RS100が付いている場合もあれば、そうでなくても2kg程度のホイールが付いている。ジャイアントのP-R2やS-R2、トレックの無印TLRホイールはほぼ2kgである。

それらは安くても10万円前後する完成車で、自分のモメンタムは新車でも5万円もしない。コスト的に同じになる筈はないが、変速機やブレーキなどは同じレベルのエントリー車であれば基本同じ部品が使われているので違いがない。何処にしわ寄せがくるかといえば、ホイールというわけである。

モメンタムに限らず、ネット通販で5,6万円の格安車、カノーバーとかアニマートだとか、トーテムといったところは、同様にホイールが重い可能性がある。

クロスバイクの場合も一般的に、ロードバイクより重いホイールのようである。

 

つまり、有名ブランドの中でも比較的安いジャイアントのコンテンド2と比較しても350gのハンデがあるわけで、さっさと交換してせめて同レベル以上にしたかった。

しかし、安いといっても1万円以上となかなか高価で、ようやく念願叶うといった次第である。

 

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早速届いたホイールの重量を量ってみると、前831.4g、後1120.5gである。

合計すると1951.9gもあるではないか!

 

1897gというのはカタログ詐欺なのか?と思ったが、どうやらカタログの数値はリムテープを除いた重量らしい。リムテープの重さが約60gと考えれば納得できる数値である。上のもともと付いていたホイールの重量もリムテープ込である。

 

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クイックの重さも量ってみた。前71.6g、後76.3gである。

 

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もともと付いていたクイックは、前53.6g、後62.3gである。

こちらは元のクイックの方が軽いので、それを使う事にする。

 

さて、WH-RS100はシマノの最新ホイールなので、もちろん11速対応である。11速と8速ではスプロケの幅が違うので、そのまま取り付けられないが、付属のスペーサーを取り付けると8速(9速も同じ幅である)のスプロケも取り付け可能となる。

10速のスプロケを付けたい場合は別売りの1㎜厚のスペーサーも必要となる。

 

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フリーホイールの外周に薄くグリスを塗布してからスペーサーを挿入する。スペーサーにはフリーの溝に合わせた間隔の凸部があるので、表裏を間違えて挿入する事は出来ないようになっている。

 

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スペーサーを先に挿入して、その上に8速のカセットスプロケを載せる形になる。

 

 

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ホイールを付け替えた後の写真。

見た目の印象が大分変ったように感じられる。普通になってしまったというか、没個性なのが残念だ。余裕があれば、ゾンダやフルクラム・レーシング3などの方が、性能だけでなく見た目も遥かにかっこいいが、買えないものはしょうがない。これだって分割で買っているorz

 

重量以外にもシマノ最新鉄下駄WH-RS100を買った理由があるが、長くなるので、次回に述べることにしたい。

 

しかし、よくTwitter何かで、納車とか納輪とか、ふざけて農林とかいってるが、納めるのは店の人で、受け取る側が納輪というのは間違っているようなw

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