それでも町は廻っている |石黒正数が描く日常漫画の最高峰
少年画報社コミックスタイトル:それでも町は廻っている
出版社:少年画報社
著者:石黒正数(代表作:「それでも町は廻っている」「木曜日のフルット」)
ジャンル:日常コメディ
掲載誌:ヤングキングアワーズ
1巻以下続刊。
内容:嵐山歩鳥は、近所の丸子商店街のにわかメイドカフェ「シーサイド」で、アルバイトをしている女子高校生。店長の磯端ウキが話題に乗っかって喫茶店を無理矢理メイドカフェに変えてしまったため、をはじめ関係者全員がメイドカフェがどういったものか理解しておらず、経営方針に困っていた。そんな中、歩鳥の親友である辰野俊子(通称:たっつん)がやってきてメイドの何たるかをシーサイドの面々に叩き込もうとするが・・・。
感想:嵐山歩鳥の周りでは、いつもいろんな出来事が起こり、笑いあり、恋あり、推理ありの日常が楽しめます。構成は、「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」のように基本一話完結。そのためか連載順序は時系列に沿っておらず、話によっては紺双葉が卒業していたり、歩鳥の髪が短かったり、長かったりするなどの変化があったりなど。他にも、たった一度だけしかも、1コマだけ通行人として登場した人物が後に再登場したりなど背景にも目が離せず、読み応えも大きい。タヌキみたいな犬「ジョセフィーヌ」の一人語りが最高です!
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