
伊豆熱川の「バナナワニ園」は熱川の豊富な温泉熱を利用した、熱帯動植物園である。有名なワニ以外にも原種ラン、ハイビスカス、熱帯スイレンやバナナ、パパイア、マンゴーなどの熱帯性植物、約9,000種を見ることができる。
この数は、日本最大の収集数だそうだ。その中でも、こんなに美しいスイレンがたくさん見られるとは思わなかった。下の写真はその中のほんの一部である。
今日は美しい「スイレン」について調べます。 (参考HP 所さんの目がテン!)
A.アメリカンビューティー B.グリーンスモーク C.キングオブシャム
D.ミズーリー E.ビセッティー F.ペンシルバニア
スイレンを漢字で書くと?
水上で可憐な花を咲かせるスイレン。これから見ごろを迎えます。そのスイレン、漢字で書くと“睡蓮”と書きますよね。いったいスイレンの何が“睡る(ねむる)”というのでしょう?今回はスイレンの知られざる意外な正体に迫りました。
固定カメラでスイレンの1日を観察してみました。すると、夜の間はツボミだったスイレンの花が、朝になると咲き始めました。そして夕方には、また花が閉じてしまったのです。さらに、観察を続けてみると、2日めの朝もまた花が咲いたのですが夕方になるとまた閉じて、そして3日めも同じように朝に咲いて、夕方に閉じました。ところが、3日め以降、水の中に沈んでしまい、2度と花が咲くことはなかったのです。
実は、スイレンは日中花を咲かせ、夜になると閉じるという行動を、約3日間繰り返します。そのため、あたかも夜になると睡っているような状態になる花なので、睡る蓮の葉に似た植物ということから「睡蓮」という名前が付けられたのです。
スイレンとハスはどこが違うのでしょう?
スイレン(睡蓮)とハス(蓮)、両方とも「蓮」という字を使っています。さらに、水面に浮いている葉も似たような形。いったい、スイレンとハスは、どこがどう違うのでしょうか?
実は、葉をよく見てみると、ちょっと違います。ハスの葉はまん丸いのですが、スイレンの葉には切れ込みがあります。また、ハスの葉は水面に浮いている葉もありますが、大きくなると水面よりも高い位置に上がります。一方、スイレンの葉は、水面に浮いているものだけ。
このように、水面より高い位置に葉があるハスのような植物を抽水植物、それに対して、水面に浮いている葉だけのスイレンのような植物を浮葉植物と言い、種類が全く違うのです。
他にも、ハスの根のように見える地下茎、いわゆるレンコンは、大きな穴が開いています。一方、スイレンの地下茎はまるでワサビのような形をしていて、ハスのように大きな穴が開いていません。それも、違うところなのです。
一見、スイレンとハスは似ているが、葉や地下茎を比べてみると、全然違う別の種類の植物だった!
世界最大のスイレンは?
世界最大の葉を持つ植物、オオオニバス。実はこの植物もスイレンの仲間なのです。30kg程度の子供なら乗っても沈みません。なぜこのスイレンの葉は沈まないのでしょう?
実は、オオオニバスの葉は、縁が立ちお椀のような形になっていることで浮力を生み出しているのです。さらに、葉の裏側を見てみると、葉脈が一面に広がっており、その葉脈の中はスポンジ状になっていて隙間がたくさん開いていました。実は、この部分に空気を多く含んでいることで、水に浮く浮き輪のような働きがあるそうなのです。(所さんの目がテン!HPより記事引用)
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